もうファン暦も長いので酸いも甘いも…という感じです。
某大型掲示板の週漫板のアンチスレもああそうね。いいこと言ってるじゃないのなんて感心さえしながら見ております。
それでも鰤が好きです。とはいえ好きなら何を書いてもいいというわけではありません。
なるべく留意はしているつもりですが、
BLEACHの終了に傷心のかたには傷に塩を塗りたくるような心無い表記があるかもしれません。ご了承ください。
前回、いきなり十年後の話になっててちょっと困惑しましたが
死神のみなさんたちが平和そうでなにより回で終わろうかと言うときに
陛下の霊圧によく似てる何かが技術開発局の計器に観測されて不穏な空気で今回の最終回に続く!となったわけですが、
気を持たせる前回ラストの不穏さはドコへやら、いきなりのベリたん幼少時を思わせる明るい髪色のちびっこのアップから。
でもって場所は古い倉庫のようなところ。
そこには明るい色の髪の男の子
ひよ里「コラア!!そこで何してんねんクソガキイ!!」
ひよ里「どっから入ってきよってん… !?」
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ひよ里ちゃん。お変わりなさそうで…とかいって被ってる帽子のロゴマーク、「うなぎ屋」のですよね。就職したのかしら?育美さんはお元気なのかな。
お子さん大きくなったんじゃなかろうか。
ひよ里「…何や」「逃げ足の速いやっちゃな…」
ん~。逃げられたんでしょうかね。
というかここ、仮面の軍勢さんたちがいたアジトですよね。多分。
ここで扉絵。ベリたん(髪短い)だけ黒い服でほかのみんな(現世組+妹ズ+恋次くんルキアちゃん)は白い服。
いいイラストですね。
場面は尸魂界。
走る兄様。牽星箝つけてるほうが若々しい気がするわ。
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伴走する隊士「「ユーハバッハの力の残滓と思われる霊圧反応の所在は西五十五区!」「十三番隊舎に隣接する最終復興区画です!」
「朽木!」後ろから軽やかに砕蜂ちゃん。
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砕蜂「十三番隊長の方は式の後すぐに発った様だからお前に遣いをやったが…」
白哉「構わぬ」
白哉「ルキア達は久方振りの休暇だ 連絡の必要は無い」「私が処理する」
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向かう先に涅隊長の後姿が見えます。
マユリ「…オヤ?」
マユリ「妙だネ」「君らに情報を渡したつもりは無かったが」
砕蜂「隠密機動の情報網を舐めるなよ」
白哉「兄が居ると言う事は情報は正しかったと言う事だ」
マユリ「ヤレヤレ 正しいも何も…」
マユリ「…直ぐにその眼で確認できるヨ」
言うや否やあたり一面を覆うように陛下汁みたいなのが湧いてきます。
場面かわって現世。
クロサキ医院の前には恋次くんとルキアちゃん。インターホンを押すと出てきたのは
一護「おう」
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もうね、こっちが「お…おう…」ってなりました。髪短っ。ナルトの大人になった感じ。てか同じ髪型かも。
十年後だから27歳だっけ。27歳にもなってツンツン髪もアレですけど、
強いていうなれば ほかになんかあるだろう系ヘア。
でもって、前髪がないのもあいまって面長になってる感じなのですが、それがなんかやつれて見えるんだわ。気のせい?
もっとはっきりいいますけど、田原俊彦さんを20年ぶりにみたときくらいの衝撃に近い。
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対する恋次くんルキアちゃんは髪伸びたり髪形変えたりってだけで殆んどかわってないのよね。
これが死神と人間の寿命差かなと思ったりもするけど
この寿命差設定って生きてるんかな~。とこのあとの展開見ても思います。
ルキア「おう!」ルキアちゃんのワンピースかわいい。恋次くんも今回はマシなんじゃないですかねTシャツ。
ルキア「相変わらず流行っておらぬな! ガラガラではないか!」一護「病院がガラガラなのはいいことだろが ゴチャゴチャ言ってねーでさっさと入れ」一護「ちょうどみんな揃ったとこだ」よくつなぎのコマでベリたんが目を瞑って喋るシーンよく見たなぁと回想。
啓吾「あ!ルキアちゃんだ!」「いらっしゃいルキアちゃーん!!」
たつき「あんたン家みたいに言うんじゃないの!」
で、啓吾くんを裏拳で殴ってるんですけど、かわいそうなので啓吾くんだけあとで1人カットで描いてます。
それにしてもベリたん、普通に現世組となじんでるんですが545話(61巻)で京楽さんにもらった尸魂界にいけるチケットの件はどうなったん。
あんだけベリたんはもう強くなりすぎて現世に戻れないフラグたてといて、普通に戻ってますけど。
水色「久しぶりルキアちゃん 髪のびたね、似合ってるよ」(さすが年上女性たらしやわぁ)
遊子「どいてどいておにいちゃん!」夏梨「ポップコーンとコーラが通るよ―!!」
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なぜ兄ちゃんだけどかすのか。
でもってなぜか脳内で遊子ちゃん=ポップコーンちゃん 夏梨ちゃん=コーラちゃん
で変換されてはあお通りくださいと言いたくなっちゃうなっちゃう。
遊子「あ!ルキアちゃんだ!ひさしぶり!」
ルキア「久しいな2人とも!大きくなったな!」
夏梨「ホラ始まるよ!一兄座ってこっち!」巨乳だな夏梨ちゃん。
TV「ワイハンスプレゼンツ!WBO世界ヘビー級タイトルマッチ!」
啓吾「おー!映ったぞ!!」
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そりゃ映りますわよ。電波の届かない山奥でTV見てるわけじゃないだろう。啓吾くんたらピュア。
TV「ここで挑戦者・茶渡泰虎のこれまでの戦いを振り返っておきましょう!」
TVに映るチャドくんもおでこ全見せ。こっちがオールバックですが。京楽さんに似てるなぁ。
啓吾「イヤーしかしチャドすげーよな! 結局俺達ン中で1番有名になっちゃったもんな!」
水色「俺達ってキミ入ってんの?」
啓吾「"俺”の部分に入ってますけど!?」
啓吾くんもいい返しができるようになったのね。前までは咽び泣くばかりだったのに。
違う場所。同じ番組をスマホで見ている石田くん。
建物の屋上でたそがれつつ同じ番組を1人で見ています。
看護師たち「石田先生は?」「屋上で昼休憩延長中 なんかね、休みがどうしても合わなかったから」
看護師たち「ホントはみんなと観る筈だった番組を今どうしても観たいんだって」「何そのかわいい理由」
そうか。みんなと一緒に見たかったんだね。仲悪いわけじゃないんだね。看護師さんたちナイス説明ありがとう。
石田くん、やっぱりお医者さんになったんだ。
659話(72巻)の回想シーンで(僕は医者にならないと決めた)って言ってたけど、
682話で竜弦パパ、鏃もってきてくれたりでわだかまりが消えたんでしょうかね。
場面は黒崎邸。
一護「始まるぞ織姫―」
ん?井上じゃなくて。下の名前。
織姫「はーい」エプロンを外しながら織姫ちゃん。なるほどそういうことね。織姫ちゃん、想いが叶ってよかったね!
じゃあ、冒頭の子ってあれはお子さんかな?
しかしエプロンしてなに作ってたんだろう。織姫ちゃんて奇抜なお料理作る人でしたよね…。
一護「かずいは?」かずいはお子さんの名前?
織姫「んーと 今は上だね」
織姫「椿鬼くん達の報告だと さっきまではひよ里ちゃん達のとこに行ってたみたいなんだけど」
六花健在なのね。
いいなぁ。事象の拒否はともかくとして、子育て見守り隊をしてくれるのが心強そう。
遊子「おにいちゃんの部屋じゃない? かずくんあそこ好きだから」
一護「今はお前の部屋だろ いいのかよ?」
遊子「いーよ!かずくんならいつ入っても!」
夏梨「一兄にソックリだもんなーかずい」
遊子「夏梨ちゃん」ほっぺた引っ張られて夏梨ちゃんが面白い顔になっててかわいいの。
それにしても遊子ちゃんはまだブラコンなのね。てかこじらせてない?
これ同居ですよね。一心パパが居ないんですけど(心配)、でもとにかく妹たちとは同居の様子。
その妹がブラコンて、もう治らなければこじらすしかないじゃないですか。
さっきの「どいてどいておにいちゃん!」も、あえての部分があるかもな。とにかくなんでもいいから兄の興味を引きたい。
夏梨ちゃんは夏梨ちゃんで「ホラ始まるよ!一兄座ってこっち!」ってめっちゃ世話焼きだしな。
黒崎家は精神的な一夫多妻かもしれない。
一護「あれ そういやお前ら今回子供連れてくるって言ってなかったか?」
いや、居なかったよね。クロサキ医院のカットのとことか。
ていうか、それ以前に阿散井夫婦なんで入り口のとこでぼっ立ちなん?
妹ズよ、兄ちゃんにかまいまくるくらいなら、このゲストに座るようエスコートしろや。
ルキア「そうだ!漸く護廷隊見習になれたのでな!」ええと、子どもちゃんが、ですよね。
恋次下半身(だってフキダシの位置が)「盆の時期だけの通行許可が下りたのだ!ほれ入ってこい!」
このコマ、ルキアちゃんといい恋次くんといい親バカそうな顔してていいわー。
しかしお子さんは来ない…てか居ない。
ルキア「うむ!どうやらいなくなったな!」なんで得意そうなのよ。
一護(と多くの読者)「なんでだよ!?」
ルキア「案ずるな!死神だぞ!」「人間相手にケガなどさせぬ!」
親バカそうなわりには放任で、さー観るぞーとさっさとTVを見ようとするルキアちゃん。
一護「人間相手にケンカ売るような奴なのかよ!?捜しに行け!!」
場面かわってかずいくん。なにやら興味津々そう。
目の前の空間に黒い穴が開き、ミミハギさま様の陛下汁が滴り落ちそう。
同刻、尸魂界。噴き上がる陛下汁。
砕蜂「来るぞッ、退がれ!」
かずいくんは面白そうに陛下汁穴に手を突っこむと同時に
尸魂界の陛下汁も霧散します。
どうもリンクしてたみたい。
というか、実体のない残滓とはいえ、陛下汁を片手で霧散させるとは。
マユリ「…何だ…!? ユーハバッハの力の残滓が…」「消えた…!?」
場面かわって無間?
また封印されている藍染さま。
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ベリたんと共闘して尸魂界を護った件については減刑もあったかもしれませんが
でも、それ以前が悪すぎたので、とりあえずは封印…なんでしょうかね。
多分封印の期間が短くなってるとかかも。
というか腕がなかった状態だとしてもよく再封印されましたな。大人しく。
藍染「―ユーハバッハの最後の力が…」「…漸く消えたか…」
―回想―
斬月の刃を素手で持つ陛下。でももう刃は折れません。
上下にマップタにされ四方八方に散らかりながら陛下「道は」「閉ざされたぞ」「一護」
陛下「恐怖無き世界への 道が」
陛下「現世も 尸魂界も 虚圏も」「一つになるべきだ」
陛下「生と死は混じり合い」「一つになるべきだったのだ」
これが陛下の目指した世界なのね。アスキンさんに教えてあげなきゃ。
つまらなさそうですけどね。
陛下「だが」「それも最早叶わぬ」
陛下「お前のお陰でな」「一護」
陛下「無念だ」「お前のお陰で 生と死は形を失わず 命ある全てのものはこれから先も死の恐怖に怯え続けるのだ」
陛下「永遠に」
とはいえ、どういう世界なのかビジョンが浮かびません。私が凡人だからでしょうか。
生と死がひとつになった世界。命は、生きてるけど死んでるってことでしょうかね。
解らないですけど、理解もしたくないですな。
ベリたんもそう思ったのかな?冷ややかな目で陛下を見下ろしています。
―回想おわり―
藍染「―ユーハバッハ」「貴方の望んだその世界には 確かに恐怖は無いだろう」
藍染「だが 死の恐怖の無い世界では人は」「それを退けて希望を探す事をしないだろう」
藍染「人はただ生きるだけでも歩み続けるが」「それは恐怖を退けて歩み続ける事とはまるで違う」
藍染「だから」「人はその歩みに特別な名前をつけるのだ」
藍染「"勇気” と」
かずいくんの後ろにまた丸い穴が現れます。
かずい「だれ?」
苺花「阿散井苺花(いちか)!」「死神見習よ!」
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この子が阿散井家の長女さんですな。うん、顔立ちはルキアちゃん、髪の毛は恋次くんの遺伝子出てますな。
しかし性格がなぁ。悪そうなんだよなぁ。初対面の相手に抜き身の刀身を向けるとはこれまたよく出来たお嬢さんです。
死神見習いって、勉強してなるんじゃないのかな。そこに礼儀作法とかは教えてもらえないのかと思うものであります。
でもって寿命の長い死神さんですが、子どもの成長速度はどうなんだろう。
かずいくんと比べるのは実際年齢がわからないので無理としても、
この苺花ちゃん、もう10歳くらいにはなってそうですね。あれから十年。その間に生まれた子が10歳くらい。あれ?普通じゃないか。
苺花「あんたは!?」
かずい「ぼくは…」「黒崎一勇」
一勇とかいてかずいですか。いい名前。
さっきの藍染さまがいいこと言ってた〆の言葉の"勇気”の勇が入ってるわけなのね。
そしてそこで死覇装姿に変身するかずいくん
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「ぼくも死神だよ」
この子もなんか悪い意味で天然そうだなぁ。かわいいけどな。
苺花「はあ!?」
ここで「BLEACH 686. Death & Strawberry」の表記。これは、第1話のサブタイですね。
いや、ここでとってつけたみたいに1話のサブタイかますのなら、
やはり十年後とかいいから「黒崎一護、髪はオレンジ瞳ブラウン、職業高校生兼死神代行」のあの設定をガツンとかましてほしかったわというのが最終回におけるわがまま。
それが一番ハマるかなと。
でもね、十年後というのもそれはそれで興味深いんではありますよ。
でも、こっちもなんか片手落ちである気がします。もう1、2話割いて描写してほしいですね。
コンちゃんとかはどうなってるのかさっぱりだし捕らわれのハリベル姐さんもわからずじまい。
全部の伏線を回収しろとはいいません。含みもまた楽しいです。
ですが、最低ここだけは、というものもあるので、それをなげっぱなしにして
15年やりきった感だされても、こちらとしては打ち切りなのかなーとかしか思わないわけでして。
あと、叩かれ覚悟でいいますが(でも多分その方々はこんなとこ見てない)
そのカップリング派の言い分もわからんではない。実際いいカップリングだと思います。
ですが、一部の過激なかた、声が大きすぎましたね。場所を弁えない上、気に入らないと久保先生まで叩いてたでしょ。
もし私が久保先生だったとして、もう漫画でお金とかは稼がなくていいし、あとは自作の引導だけだとして
それも上手く自分の納得いくようにはおさまらないとしたら、ありきたりのラストは捨てて
今までさんざん煮え湯をのまされてきた過激派にやつらが一番見たくないラストをご用意してやんよってなる可能性もゼロではないと。
もちろん久保先生はプロなんでそれはない、これは穿ちすぎの考えかとは思いますが、微塵でももしここに真実があったとしたら
この畳みかけてるふうに見えて実際まったく畳めてないラスト(正直このひとことに尽きます)は
一部の過激なカプ好きさんの度を過ぎた行動が遠からずの原因かもしれないですね。
でもってこの騒動に乗じて恋次くんまで悪くいうのはやめてほしい。今回これが一番涙が出ました。ていうか恋次くん今回喋ってない。
終わり方は終わり方でおいといて、15年間お疲れ様でした。そして数え切れない思い出をくださってありがとうございます。
さて、見苦しいところばかりをお見せしております拙宅の、そのまた見苦しい場所がこの感想ページでした。
らくがき絵に自分勝手言いたい放題な感想を連ねて参りましたが、今回でここも最後となります。
ご覧くださっていた方々、本当にありがとうございました。
2016年8月22日 天國海軍
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