鰤682話からのらくがき。The Two Slided World End

陛下ったらベリたんの刀のみならず
読者の心まで折りにかかってる。

そんな気がする682話。

あと、恋一スキには萌。なのかなぁ。





文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。



先週、月島さんに刀を直してもらってやる気を取り戻したベリたんですが、

今週はワープゲートに逃げ込んだ陛下の気になる行き先はどこだ?から。

ベタな悪者ちっくにワープゲートに消えた陛下。この文章だけ見るとなんか敗走してるっぽいわね。
その行く先は、尸魂界(瀞霊廷)。
意気揚々?と尸魂界に足を踏み入れる陛下に声をかけるものが。

??「―意外だな まさか貴方と」「再び尸魂界で会う事になるとは」

その声は藍染さま。「ようこそ 私の尸魂界へ」とか言ってますけど
椅子に座ったままです。
さすがの藍染さまの力をもってしてもお尻が痛くなりそう。なんかすわり心地悪そうな椅子ですし。



ニヤッと笑う陛下。なんか今までで一番イイ顔してません?
これ親指たててても全然違和感ない。

場面変わります。
城壁にそって延々と階段が続いています。だいぶ違うんですが、千と千尋の神隠しを思い出しました。
その階段を上っている石田くん。
しかし背後になにものかの気配を感じた模様。

石田「誰だ!」

返事はなく、変わりに矢が石田くんの足元に刺さります。

見上げた城壁のてっぺんに2人の人影。「…持って行け!」

その正体は石田くんパパ(竜弦さん)。とベリたんパパ(一心さん)。



竜弦さんの弓はボウガンみたいです。これで先ほどの矢を射たんですね。

石田「竜弦!! と… 黒崎のお父さん…」「どうしてここに…!?」

ふっふっふ。それはね。674話(73巻)でこっちに来てたからだよ!

ていうか、お父さんのことを竜弦と呼び捨てなのは知ってましたけど、
ならべて「黒崎のお父さん」って、温度差がヤバイ。なんか笑ってしまう。

竜弦「その鏃(やじり)を渡しに来た」「持って行け!」

だったら普通に渡せよ。なぜ射った?ちょっとズレてたら(石田くんに)当たってたよ。

当たってもさもありなんとか言いそう。
父親の名前を呼び捨ての息子が息子なら
このお父さんもお父さんでやらかしそうなんだよなぁ。この親子不思議。

石田「これは…!?」 だから鏃です。

竜弦「"聖別”にかけられた滅却師は全て心臓に銀の血栓ができて死ぬ」
   「その銀を集めて作った鏃だ!」

目を見張る石田くん。
その脳裏にはあの日の夜(659話:72巻)、死んでしまったお母さんのなきがらを手術している竜弦パパの後姿がよぎります。
あれは、死因を調べているのかな~とは思ってたんですけど、まさかそういうこともあったとは。
つまり、それは、石田くんのお母さんを死に至らしめたもの。

竜弦「お前が撃つべき鏃だ」

それをその銀の鏃を陛下にそっくり叩き(射ち)返してやれという。
でもって、それって、つまり、あれですよね。「お母さんの仇を討ってくれ雨竜!」という解釈でいいの?竜弦さん。

しかしここで竜弦パパがデレた!先週の息子さんに引き続きパパまで!とか書いたら無表情のままでケツとか射ってきそうなんだよなぁこの人。

でもってお父さんがデレようが全然どうでもよさげな息子氏は、それでもイイ顔で鏃を拾い上げます。



ていうか、でかいよね。鏃としては普通か小さいのかもしれないけど、
心臓に出来る血栓ひとりぶんとしてはでかい。しかも銀。こんなの心臓に出来るとか吸血鬼でなくてもいやだなぁ。真咲ママもこれできたのね…。
ほかの星十字騎士団もだろうし、当然ハッシュさんも。

でもってあのやかましい一心パパがなにもセリフがないとか。何しに来たの?竜弦パパに着いてきただけ?ひやかしかもしれない。


場面かわってベリたん、と恋次くん。

ここは…断界?
ん?
陛下の使ったワープゲートの中?陛下を追いかけてるということはそうなんだろうと思います。
陛下は一瞬で尸魂界に来てるのに、ベリたんたち相当走ってるようなんですけど
これはやっぱり霊力の差ということにしておこうか。

相当走ってたようでいきなり倒れこむというか転ぶベリたん。
思うんだけど、ベリたんてなんで倒れるときに手をつかないの。運動神経ゼロの私でも手くらいは出るよ。
そこは100歩譲っても空手やってたんだからせめて受身くらいやってほしいと思います。

恋次「大丈夫か一護!」
一護「ああ… 悪い…大丈夫だ…」

全然大丈夫そうじゃない件。

恋次「オラ!立て!」

肩を貸す恋次くん。

一護「…恋次… よかったのか…?」
恋次「あ?何がだよ」

一護「そんな傷で…お前もルキアと一緒に…」「井上の所に残ってよかったんだぞ…」

そういうことはですね。肩を貸して貰いながら言うべきことじゃないと思います。

ほらいわんこっちゃない!恋次くんから頭突きっていうかこれ頬付き?こめかみ付き?をくらいました。



さらにもう一発、今度は顔面を右フック。顔はやめてあげて。
とどめに左拳のストレート。これはすんでのとこでベリたんガード。

一護「まてコラ何発殴る気だ!!」



拳を押しつけながら恋次くんマジメな顔。
恋次「…今」「ここにてめえしか居ねえから言うぜ」

恋次「…ずっとだ」
恋次「…もうずっと」「何十年も」
恋次「俺とルキアはすれ違えもしねえぐらい遠く離れちまってた」

恋次「その距離を」「元に戻してくれたのは お前だ」

うん。たしかに、そうなんですけど。なんかモヤっとするなぁ。

  尸魂界がひっくり返る大事件<幼馴染の女の子との(心の)距離

だったのか恋次くんは。

ベリたんのことは尸魂界の恩人ではなく、幼馴染の女の子との仲を取り持ってくれた人
になるのだなぁ。
まぁナイーブな人ではありますよ恋次くん。
そう見えないですけどね。本人も自覚あるのかこういう人のいないとこでこっそり言うあたり、やっぱりナイーブ。

恋次「だから俺は決めたんだ」「お前が進めなくなった時は」「俺が背負ってでも進んでやるってな」

そういえば映画でも蛇尾丸でベリたん運んでたもんなぁ。あれは劇場版一作目と二作目だったかしら。

しかしいいシーンに揚げ足とって悪いんですけど、
それって進めないくらいに弱ってる人を背負っててでも修羅場に放り込むという解釈になるんですが。
止めるのも、友情だ!
と思うのは、私が戦士ではないからなんでしょうか。
勿論、今の状態でベリたんが行くのを止めたら、もう世界は終わりになっちゃうわけで
だから、こうして恋次くんが背負ってでも進むのは、今は、今は正解なのかもしれないですけど…。

恋次「今までも」
恋次「これから先も お前が死ぬまでずっとだ」

今日の恋次くんは ずっと 言いすぎ(とはいえ3回)。でもってまさかのズッ友宣言じゃなくてずっと背負ってでも進みます、すなわちズッとアッシー、ズッ足宣言。
関係ないけど
背負うのではなく抱える感じで運ぶ「たなけだ」ならぬ「くろけだ」の絵を描いてたなぁと思い出しました→1160代目トップ。あとこれも→1150代目トップ。よかったらどうぞ。

しかしずっと一緒とか、こんなんホモくさくて腐るわ。

恋次「…わかったら二度と俺に残れなんて言うな」
恋次「俺も」「今のセリフは二度と言わねえからよ」

恥かしいもんね。もう。

ていうか、肩はもう貸してくれないのか。もう照れくさくて貸せないか。
ベリたんもほのぼのした顔してるんじゃないよ!


場面かわって瀞霊廷。

辺り一帯を黒い霊圧?が包みます。なにがあったのか。
衝撃でいろんなものが吹き飛んでいますが、陛下は平気そうなので陛下がやったのかな?<黒い霊圧

藍染「…意外だな」

椅子から自由になっている藍染さま。さっきの黒いのは椅子を壊す力だったのかしらね。

藍染「てっきり」「霊王宮(うえ)で勝負をつけるものだと思っていたが…」

誰と?誰が?
陛下と藍染さまが?勝負つけるの?
少なくとも藍染さまはそのつもりなの?

藍染「どうやら予想以上に」「黒崎一護に手こずったと見える」

ベリたんに手こずったから勝負は下ですることになった…という解釈でいいわけね?
つまり、ベリたんに手こずろうが手こずらなかろうが、勝負はつけると。
戦う気まんまんの藍染さま。

それを煽る陛下「自分の苦悩を私に投影するのは止せ」「黒崎一護に敗北したのはお前だ」

藍染さま、ちょっとムっとしてます?してますよね?違うもん!浦原喜助に敗けたんだい!とでも言いたげ(違)。

藍染「―いずれにせよ あの忌まわしい椅子を壊してくれた事には礼を言おう」「…お陰で」

手についたままの戒め(の残骸)を外す藍染さま。「いずれにせよ」とささっと話題転換。煽り耐性も高いです。さすがです。

藍染「こうして貴方を阻止できる」

藍染さまの周りに霊圧の風。


陛下「私と戦うか 尸魂界の為に?」「それでお前に利があるとは思えんな」

陛下も負けずに霊圧?じゃないな。謎の迫力を出します。

藍染「利では無いよ 私は常に」「私を支配しようとするものを打ち砕く為にのみ動く」

ガチンコ来た!霊圧vs謎の迫力(チート有)。
しかしこういっちゃなんですけど、こうして2人並びたつと、やっぱ藍染さまのほうがラスボス感ありますよね。
陛下はただチートに強いだけのおっさんですんで。


と、その時、陛下の後ろからベリたんと恋次くんが斬りかかります。



これ以前ベリたん1人でしたけど藍染さまのときもやりましたよねこういう不意打ち。

でもって卍解虚化しないでするから失敗したんだよと藍染さまにいわれちゃったやつだ。

案の定、ミミハギさまの目が見ております。お見通しみたいです陛下。

それでも構わず一閃するベリたん。
ベリたんの力は陛下に取られたままなんで、この一閃は天鎖斬月の力のみになるわけですかね。

ガンといい音がしましたが、
多分手ごたえはなかったんじゃないかしらベリたん。

さっと下がって距離をとります。恋次くんも一緒。
ていうか恋次くん蛇尾丸直ってますやん!よかったね!

やはり物理で折られてただけなのねん。織姫ちゃんに直してもらったんだな(推測)。
いや、こちらも月島さんに挟んでもらったのかもしれない。壊れない過去を(もっと推測)。

しかし、その直った蛇尾丸を振りかぶってましたけど、なにをしたの?斬った?
斬ってない?ベリたんと一緒にジャンプしただけかも(ずっと一緒なので)。

陛下「ー一護 恋次」「随分と早い到着だ」

おおっ、陛下ったら特記戦力でもない恋次くんの名前を知ってるとか。さすが全知全能。

陛下「視えていたぞ」「お前達が来る事も」

"視えていたぞ”これって陛下の決め台詞ですよね。女湯の前で出てきた人に言って欲しいものです。

陛下「その剣が元に戻っている事も」

そやで!月島さんに直してもろてん!ええやろ!

陛下「 そして」

陛下「それが再び折れている事も」




(゜ロ゜;)エッ!?

月島さんに直してもらった天鎖斬月が!

また?

いや、まだ折れてない。ヒビだから、ヒビがちょっと入っただけだjwqhdbsン化lZ+(ちょっと内心ウンザリ)

なによこの"パキ…ン”て音。
今折れた?ということは今この一瞬に陛下が折ってることになるわけですよね。
てか今気付いたんですけど、先週のラストで復活天鎖斬月を握ってたベリたんにはこのエプロン?ついてなかったけど今またついてるのね。
あっ、恋次くんと走ってるときにもついてた。

一護「!!」

陛下「…綺麗に折ったつもりだったのだがな」「…何とも」

陛下「忌々しい幸運だ」「一護」

綺麗に折ったつもりだけど、ヒビにとどまってるのが忌々しい?
それとも未来もないくらいに折ってやったのに一回直ってることが忌々しいの?

右手から謎の迫力を出してすごんでる陛下のカットで待て次週

それにしても何回折られればいいのか天鎖斬月。
陛下の気に入るデザインになるまで折られるとかナシでお願いしたい。
ていうか、なんで月島さんに一緒に来て貰わなかったのよ。
まぁ義理じゃないとか言いそうですけどね月島さん。

それにしても最終回が近いせいなのか、
ここんとこの鰤がなんか含みが多すぎる気がします。
どんなカタチであれ、ついては行きたいと思っているのですが、感想が追い付けてない気がします。
たまにあとで思いついてシレっと追加してるときもあったりの鰤感想ですが、最終回まで完走したいと思っております。あと少しですが宜しくお願いします。

でもってこれは毎回言うべきなんですけど
ほんとほんとに失礼乱文盛大に多謝。


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