主人公らしく卍解を披露するも、
その直後に叩き潰されるという、持ち上げて落とすこの高低差に登山病になりそうな先週でしたが
今回はただひたすらどん底回。
最初に言って置きます。最低の回だと思います(テンション的に)。
ウルキオラさん戦でもここまでダウナーな内容ではなかったかと。
ウルさんのときは、暴走したとはいえ虚化したあとは圧倒してましたもんね。
今回虚化+卍解のあとlこれですんで。
引きずられてこっちまで落ち込みかねません。 せめてここだけでも明るい書き方を心がけますので宜しくお付き合いください。
右半身からミミハギ様が漏れ出してる状態で歩み寄ってくる陛下のシルエット。 禍々しい…のではあるんですけど、 ミミハギ様の目がカワユイ(というか表情豊か)もんだからなんか笑ってしまってごめんなさい。
陛下「『全知全能(ジ・オールマイティ)』は"未来を視る”力では無い」「"未来を改変する”力だ」 陛下「恐れるな お前達の持つ力と何も変わりはしない」 陛下「お前達がその眼の前の一瞬にしか干渉する事ができぬように」
ドン引きの織姫ちゃんと地に臥して見上げるだけのベリたん。 しかしこういうときのベリたんて、私はどっちかというと絶対Sじゃないんですけど、情けない顔にそそられます。嗜虐心的なものが。
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陛下「私はこの眼に映る未来の全てに」「干渉できるだけの事だ」
陛下の目に映らなかった事象はどうなるんだろうなぁと思ったりしております。 藍染さまですら、自分より上位の霊圧は感知できない=視えなかったですしね。
陛下「一護よ お前は今迄幾度と無く絶望を乗り越え 未来を変えてきただろう」 陛下「何故それができたか解るか」
月島さんのおか…ゲフンゲフン。じゃないよね~。
陛下「そこに 私が居なかったからだ」
なんかこれだけ聞くとすごいネガティヴな人みたいですよね。
私が居ないせいで未来は明るく変えらるんだろ?どうせ私なんかいなくたって系の人。構ってチャンかもしれない。
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しかしここで織姫ちゃんの複雑そうな表情のカットが挟まれるのが気になって考えてみたんですけど 織姫ちゃんが陛下を拒否すればどうなるんだろうかと。 織姫ちゃん優しいからね。 今まで人を否定したり拒否したりなんてしなかっただろうし考えもしなかっただろうけど もし本気で人を排除したいと思えば? 実は案外天下取るのは織姫ちゃんかもしれない(戯言)。
陛下「一護よ 未来を変えてみせろ」 「それがどれほど素晴らしい未来だろうと 私はそれを"視ている”」 陛下「そして」「お前が変えたその未来さえ斬り刻んでみせよう」
モラハラ系虐待親ですやん。
そんなことしてまだ言うんですよ。「さあ 絶望してくれるなよ」って。「一護」って。
「ああああああああああ」パニック?のベリたん。
昔、息子がまだ小さかったときなんですけど、 息子プラレール好きでね。 で、レールを繋ぎ合わせて線路をセットするんですよ。 つまりこれは電車の走る未来なんですよ。
でね。その当時からうちの飼い猫のテツさんは居たんですけど、 テツさん、すぐ息子の作ったレールの上にわざわざドテーっと寝そべるんですよ。 テツさんからしたら、プラレールしてないで遊ぼう遊ぼうなんですけど 息子からしたら、邪魔ばっかりしてくる悪いにゃんこでして、 よく喧嘩(息子が一方的にテツさんにキレて文句)してました。 どうレールをセットしても必ずテツさんがレールの上にドテンと居座るんですよ。 電車なんか走らせられっこないんですよ。 それはそれで、当時の息子的には絶望だったかもしれないです。 なんで今こんなこと思い出してるんだろう。
場面変わります。
場面は石田くんのとこ。 ベリたんに負けず劣らずのボロッボロの石田くん。
ハッシュヴァルト「…私の聖文字は"B”」
ハッシュヴァルト「"世界調和(ザ・バランス)”」
対して無傷のハッシュヴァルドさん。なんか知らないうちに盾まで携えてます。盾はチートじゃね?
ハッシュヴァルト「範囲世界に起こる不運を
幸運な者に分け与えることで」「世界の調和を保つ」
この人もネガティヴやな。どうせ分け与えるんなら幸運を不幸な者に分けたほうが世界は明るくないですかね? 今、経済の格差すごいですやん。 一部のひとのうなるような富の一部。一部でいいんで、世界の人に分け与えたら、 その時点で救われる人って少なくないんじゃないかとも思うのです。 これもまた戯言ですが。
ハッシュヴァルト「そして」 ハッシュヴァルト「我が身に起こる"不運”
は全て」「この『身代わりの盾(フロイントシルト)』で受ける事ができる」
ずるいな。リスクなしですか。『世界調和』で分け与えられる不幸は自分だけ回避できるわけなのね。 まぁこれはプレイヤーの特権かな…。 ていうか、この盾、強奪したらどうなるの?なんかそんなずるくない気がしてきました。
今のハッシュさんが持ってるからずるいなと思うだけで。
ハッシュヴァルト「お前に勝ち目は無い 石田雨竜」 ハッシュヴァルト「お前から訊き出せる事も最早無いだろう」
瓦礫の中に臥せたまま動かない石田くん。
ハッシュ「何も語らぬならそれも良い」「これまでだ」
石田「…待て…!」
石田「…君は… 見たくはないのか…」「…僕の… …聖文字を…」
石田くん、陛下と同じ『A』の聖文字でした。とはいえ陛下のジ・オールマイティとは違うんでしょうね。 確かの気になる。
ハッシュヴァルト「…つまらぬ延命だな」「それで勝てるならとっくに使っている筈だ」
それで勝負するとは言ってない。見せる見せないの話なんですけど。違うか。 やっぱ切り札的なものなのかな?頭のいい石田くんのことだし。 今頃、そういえば聖文字あったわ忘れてたわってことはなかろうて。
石田「…逆さ…」「…そろそろだと… 思ったんだ…」
よろよろと立ち上がる石田くん。
ハッシュヴァルト「…どういう意味だ」
関係ないけど、久保先生、ハッシュさんの目を描くの楽しそうですね。 ハッシュさんに限っては口じゃなくて目で喋ってるように思う。
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石田「僕の…聖文字…」 石田「"A”」「"完全反立(アンチサーシス)”」
ちょいまて。なんで定冠詞ついてない?"完全反立(ジ・アンチサーシス)”になるでしょうに。 脱字?それとも意味あり? まあ置いとこう。
 とたんにハッシュさんの全身から血が噴出しました。一瞬にしてボロッボロです。 石田くんのように…。
ハッシュヴァルト「…な…」「…何だこれは…!」
今までのお綺麗な顔が一変して、かなり狼狽の様子のハッシュさん。
石田「"完全反立” 指定した2点の間に"既に起きた”出来事を」「"逆転”
させる事ができる」 石田「今回はシンプルに僕と君の"傷” を"逆転”
させた」
反対に綺麗な顔の石田くん。
ハッシュヴァルト「…成程… 素晴らしい力だ…」「陛下が… 目をお掛けになるのも無理は無い…」
ハッシュヴァルト「起きた事を……逆転させる力なら…」「陛下の御力に刃向かえるのは… お前だけかも知れないのだからな…」
石田「…どういう意味だ…君の言っていた『全知全能』の真の力の事を言っているのか…!?」
え?ハッシュさん、陛下の真の力の恐ろしさの話、まだ石田くんに喋ってないの? 困るわ。
って、よく見たら(675話)「戦いが済んだら教えてやる」でした。ほっとした。いやしてないけど。
ハッシュヴァルト「…好きな様に取るがいい」「私に言えるのは… お前をここで足止めしたのは正解だったという事だ…」
青くなって踵をかえし走り出す石田くん。 全容はわからないにしろ、ここに居るよりベリたんのところに駆けつけたほうがいいと判断したからでしょう。一刻も早く。
ハッシュヴァルト「…行かせると― 思うか」
背中から血を噴出し吹っ飛ばされる石田くん。
ハッシュヴァルト「お前の"完全反立” は素晴らしいが」「私の"世界調和” とは釣り合わない」
相性のよくない、という意味でしょうね。ゲーム的にいうと。
ハッシュヴァルト「言った筈だ "不運”
は分け与えられる」「そして我が身の不運は"全て” この『身代わりの盾』で受ける事ができる」 ハッシュヴァルト「つまりはこういう事だ」「お前が私の体に傷を与えた"幸運”は 同量の
“不運” としてお前に降り注ぎ」 ハッシュヴァルト「私の体に与えられた"不運”
は」「この『身代わりの盾』に移し取られ―」 ハッシュヴァルト「更なる"不運”としてお前に降り注ぐ」
石田「………」 更に傷が増える石田くん。このカットどっかで見たことあるんですけど。 いや、構図的にね。こういう風に背中に剣が一杯刺さってる… あっ!藍染さまでした。48巻の浦原さんに封印されかかってる途中の。
しかし『身代わりの盾』そんなずるくないとかさっき言ってたんですが こんな合わせワザもあるんならやっぱりずるいなと思いました。
ハッシュさんを護るだけじゃなくて返すんだ。不幸。
ていうかダメージ増えてますやん。余計に。
ハッシュヴァルト「"勝ち目は無い”
と言った筈だ、石田雨竜」
倒れたまま起き上がれない石田くん。息が上がっています。 でも、それでも這いずってでも進もうとします。
ハッシュヴァルト「…まだ諦めないのか」
諦めません。這いずっています。 その背中の惨めさよ。 まったく、まったくスマートじゃない、オシャレじゃない、BLEACHっぽくない。 でも、だから迫るものがありますね。行かなくてはと。友だちのもとに。
ハッシュヴァルト「…お前は賢い男だ 私にも陛下にも敵わぬという事は理解できている筈だ」
無言で這う石田くん。 てか、無視されてんじゃんハッシー。
ハッシュヴァルト「…"お前の姿が見えない”
と言ったが」「撤回する」
石田くんはハッシュさんのこと今視界にすらいれてませんけど、 その前に回りこむハッシュさん。
そして石田くんの頭に剣の狙いを定めます。
 ハッシュヴァルト「お前は」「あの信じ難い程愚かな人間共と」
ハッシュヴァルト「とても良く似ている」
そしてそのまま剣を振り下ろします。石田くん、万事休すか…
てか、これも石田くんのターンかと思いきや急転直下にまた形勢逆転。持ち上げて落とすですやん。
ベリたんもボロッボロやしさぁ…
と思ったらまたベリたんのとこ。
まだ虐待は続いててぼろくずのようなベリたん。
血を吐くベリたんの頭を無造作に掴んで持ち上げる陛下。酷すぎ。
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陛下「もう諦めたのか一護」「お前らしくも無い」
いや、けっこうベリたんて豆腐メンタルよ。 自称親のくせにわかってない。 ベリたんの豆腐メンタルのことよくわかってるのはやっぱ一心パパではないかと。 というかこの絵、もっと広範囲で描けばよかったんですけど、中途半端に描いてたら ミミハギ様の目のとこ、陛下のハゲに見える。すみません。でもハゲてしまえとさえ思う非道の人。それが陛下。
一護(俺の剣も通じねえ) 一護(井上の盾も通じねえ)
 って織姫ちゃんも倒れてますやん。 いつのまにやられたん。
一護(終わりだ)
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さ…サブタイ回収…(涙)この絵は描いててしんどかったです。
陛下「―これまでか つまらぬ」
ベリたんの頭を離す陛下。 そのままドチャと地面に落ちるベリたんの身体。
陛下「…いや」「愉しませて貰ったと言うべきか」なんか言い方エロいな…。愉しんだのね。
陛下「さあ お前の最後の使命だ」
陛下「お前に与えた我が力」「返して貰うぞ」
今度はベリたんの顔を掴む陛下。 そのベリたんの顔に静血装の模様が…。 これは、陛下の静血装なのか、ベリたんのなのか。 静血装は防御に使う技なので、ベリたんの反撃の? てか、静血装じゃないのかもしれないし。似た模様なのかも。
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久保先生ちょっと(いやかなり)Sっぽいとこあるんで、また来週もこういう展開なのかなと思うと辛い。
正直飽きてきたしそろそろベリたんのターンでもいいんじゃないかと思ったり。
いやまて、来週は全く違うシーンに行ってそう。
一心パパ&竜弦パパのとこか
恋次くん&ルキアちゃんか、
あと、ジェラルド氏のとこもだし、あとリジェさんもまだ生きてるよね。
逆にリジェさんあたりだと見たいかも。ゆるるるるるん。
とかいって来週多分センターカラーなのよね。久々の。
リジェさんはカラーで見たくないかもなぁ。いや普通に扉絵になるかカラーページは。
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