鰤678話からのらくがき。 The Future Black


ベリたんの前髪が戻ってきました。




文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。



卍解というと鰤ファンはやはりテンションがあがるもんではないでしょうか。
なんといってもこのネーミングがね。初見のときゾワっとしたものです。
メダリオンで奪われたり、あと卍解の状態で斬魄刀が壊れると治らない(516話:58巻)と
脆弱性もあったりするものの…。

でもっていよいよベリたんの卍解だぁとワクワクしてたんですけど
今週は先週のラストで「卍解!」と叫ぶちょっと前くらいから。
バラエティのCM明けみたいですけどたまになら別にかまわない派(毎回は嫌ですよ)。


一護「…"絶望”が何だって…?」
一護「よく知ってるぜ…」
一護「今まで何度もしてきたし…」
今までの"絶望”が蘇ります。

藍染さまの霊圧の前に力の差を思い知り絶望しまくったこととか
せっかく頑張って手に入れた完現術を奪われちゃったときとか、
白哉兄様にサクっと死神の力を壊されてしまったときとか(なつい)。

一護「今まで何度も…」

そして最後は、
河原で倒れている真咲ママ。

一護「乗り越えてきたんだからな!!」

斬魄刀を構えるベリたん。

先週はここまで丁寧にやってくれなかったので、おさらい以上の内容でうれしいです。

卍解までのどきどきが二度楽しめる。

一護「卍   解 」

巻き上がる霊圧の奔流(煙みたいなん)。
その煙が晴れて、ベリたん見開きでドン!

「『天鎖斬月』!!!!」 

おっ、今回の卍解はベリたん自身にはそう変化はないみたいです。
でもって刀身がでっかいままなのね!
あくまで鎖はつくのね。天鎖ですもんね。

って、次のページめくったらまた見開きで。



ヲイ。

折れてますやん。

ベリたんの信じられないといった目。

一護(天鎖斬月が)(折れてる―…!?)

陛下を見下ろすベリたん。ベリたんいつのまにか高いとこにきてたのね。

これ見よがしに天鎖斬月の折れた剣先を落として見せる陛下。ヒケと前髪で見えませんけど、きっと得意そうな顔してるはず。

反対になにがなんだか目を見開きっぱなしのベリたん。

一護(何だ何が起きてる!?)(折られたのか?)(いや あいつの霊圧は感じなかった あいつはそこから動いてない筈だ!!)
パニック中。


陛下「そう怖い顔をするな」「一護」
陛下「敬意を表したのだ お前の力に」

陛下「新たな『天鎖斬月』 "恐るべき卍解”だ そう判断したから―」
陛下「未来で折っておいたのだ

はい?

ちょっと理解が及んでないかもしれないベリたん。固まってる。
いや、私だってちょっと…いえ全然意味がわかりません。

陛下「何を言っているか解らぬか だが 理解に時間を割く暇など無いぞ」「一護」

ええ~。解説してくれないの?ワカランだろうけどまあワカランままやっくれということで?

陛下「"油断はせぬ”と言ったろう」

だからって意味のわからんことをしないでいただきたい。

ていうかね。もうね。ベリたん、見開きで卍解かっこよくやったのに
次の見開きで主人公の面目まるつぶれですよ。見開きだから余計にダメージでかい。
あと、斬魄刀って卍解のときに壊れると治らないですやん。(516話
せっかく王悦さんに打ち直してもらったのに。

でもって次はこいつです。


ツノ。
ベリたんの。


ああ、折れてる。
関係ないけど、陛下の腕みてアンダーシャツみたいなピッタリしたヤツ見えてるのが今更きになりました。
ヒートテックかしらね。冷えるかもしれないから1枚挟んでおこうって思ったのかもね。

ていうか、息子も言ってたんですけど、どんなワルモノでもその衣装を自分で選んで着たのかと思うと笑えてきてしょうがない。

なんの話でしたっけ?
ああ。ツノ。
これも未来で折ったのね。
これは陛下が己が力を見せ付けんがため、ひいてはベリたんの心を折るためのデモンストレーションというわけじゃなくて
やっぱツノに虚の力があると判断したから折った?
わけじゃなさそうだな。ツノ折れてもベリたんの左目は虚の目のままだし
やっぱこれは、心理的に折ろうという魂胆ですね。
投げて寄越すのがまた凶悪。
41巻の虚化ベリたんが引きちぎったウルキオラさんの腕をウルキオラさんに返してたときのあの感じを思い出します。
あんときはウルキオラさん、さくっと「こんなので動揺すると思ったか」と流してましたが
ベリたんはちょっと動揺してるっぽいです。

陛下が投げたツノを刀で弾くベリたん。
しかし、そんなベリたんの背後にすでに陛下が回り込んでて
吹っ飛ばされるベリたん。
ここで前髪が戻ってます。


うん。やっぱこのほうがいいよ。

とか言ってる場合じゃなくて、寸隙もない陛下の攻撃がベリたんの左脇腹にダメージ。

盛大に血を噴出しながら、飛ばされたか距離をとったかで
折れた柱の断面に倒れこむように着地するベリたん。
そこに追い討ちをかけて陛下…と思いきや
ベリたんの前に三天結盾。織姫ちゃんナイスタイミング。

一護「井上!!」

三天結盾のお陰で油断してしまったのか、完全に陛下から目が離れてるベリたん。
そこをばっさり胸元を斬られてしまいました。

おかしい。油断してるとはいえなぜ。

織姫「なんで…」「防いだのに…!」


これも"未来”か。なんでもありだな陛下。
ベリたん、ぼろ雑巾みたいに吹っ飛んでいきます。泣きそう(私が)。ゴトンって擬音もなにこれもう。
これが今話冒頭で最終必殺技的なブーストを披露した主人公の姿なのか。

今回はせめてベリたんのターンだと思ってたですよ。
鰤はターン制だからといい意味でも悪い意味でもいわれてますけど
だからこそ、長い戦いの間に息抜きも挟めてたものです。そしてそれが楽しみですらあったのですよ。

ちょっと今回、息継ぎに顔をあげたのにろくすっぽ空気もすえないでまた水中に顔を沈めたような気分。

陛下「…疑問は無かったのか?」「ただ未来が視えるだけで
陛下「お前が足を踏み下ろす全ての場所に寸分違わず罠を仕掛けられる事に」

だって陛下変態やないですか。未来が視えるだけでそれくらいやってのけると思いますやん。

陛下「既に 頭を過って(よぎって)いるだろう それが正解だ」
陛下「"未来は変えられる” お前はそう言ったな」

陛下「『全知全能(ジ・オールマイティ)』は “未来を視る” 力では無い」「"未来を改変する”力だ」



ドヤァァァアってミミハギさまの目をなぜか右側だけから噴出させてる陛下。
このシーンだけみると陛下がやられてる風に見えます。

陛下「さあ」「絶望してくれるなよ」「一護」

そしてこの↑無茶振りである。

つまり、未来は陛下の思うままと言うわけですね。
なんかすっきりはしないんですけど、強いんだろうなぁ。実際強いし。

こんなとりあえず無双状態の陛下を納得いくカタチで倒せるのか心配になってきました。

なんだかんだで倒せるとは思うんですよ。なんとかして。
心配なのは納得いく形になるのかどうかで。

ていうか、こんな未来改変の能力に対抗出来うる能力って
月島さんの過去改変しかないですやん。
それはあるかもしれません。
でもね。
この最終決戦に月島さんがあのサスペンダー姿でフラっと出てこられたらすごい浮くと思うんですよ。
みんなヘビーなイデタチしてる中でね。散歩中みたいに来るわけですよ。
ん?悪くないぞ!

ヘイ!月島さん!カマン!


というわけで次週

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