鰤675話からのらくがき。 Blood for My Bone
叩き起こします。彼を。




文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。


先週のラストでおとうちゃんズ(一心パパと竜弦パパ)が出てて、
今回はおっさんクサイ話になるのかと思ったらそんなことはなかったぜ。

それより、本編の前のページのおさらいみたいなとこで
完現術師さんたちが出てて涙。

編集さん、忘れないでいてくれたのがうれしい。


場面はイキナリ石田くんのとこ。

先週ぶっ倒れていましたが今は立ち上がり、そしてハッシュヴァルトさんに弓を構える石田くん。
右肩から血が出ており、ほかも満身創痍にも見えますが大丈夫でしょうか。
(ていうか、私の絵に右肩の血を描くの忘れました。すみません)
それを冷静に(つまんなさそうな顔に見える)に見つめているハッシュさん。躱すつもりもないみたいです。

石田「―こちらからも一つ訊いていいか」

黙っているハッシュさん。構わず続ける石田くん。

石田「君は何故」「僕がどういう人間であるかを訊くんだ?」

石田「そんなものに興味があるとは思えない いや」
    「君は僕の目的が黒崎をユーハバッハの許へ向かわせる為の時間稼ぎだという事に気付いている筈だ」

石田「そんな質問を重ねる前に 1秒でも早く僕を倒してユーハバッハの許に駆けつけるべきなんじゃないのか」

ハッシュヴァルト「…何度も言わせるな」「結果は既に"視た”」
ハッシュヴァルド「奴等は死ぬ 私がここでお前を幾ら嬲ろうが」「陛下が危険に晒される事など無い」

石田「"視た”?君の視る未来は変化するだろう?」「君が僕の変化に驚いた時の様に!」

虚勢であれ不敵な笑いをする石田くん。

ハッシュヴァルト「…そうだ」
ハッシュヴァルド「私の使う陛下の御力は所詮は借りもの」「だが陛下は違う」

冷淡と答えるハッシュさん。その姿は逆光で暗くなっていて表情までは見えません。

それを見てなのか、なぜか戦慄している石田くん。先ほどの笑みは消えています。

ハッシュヴァルド「―…良い事を教えてやろう」

ハッシュヴァルド「"全知全能(ジ・オールマイティ)”の真の恐ろしさは」「"未来が視える” 事では無い」


石田「…」「どういう―…」 意味だと続けたいのでしょうね。しかし言葉が出ない様子。

ハッシュヴァルト「戦いが終われば教えてやろう」
剣を払いながら近付いてきます。逆光の影はもうありません。

ハッシュヴァルド「さあ」「お前の全てを秤にかけろ石田雨竜!」
その剣の刀身を両手に持って構えます。バントの構えみたいな?

石田くん、みるみる滝汗なんですけど、なんかあるのでしょうか。

ハッシュヴァルド「引き返せぬ道を指し続ける」
ハッシュヴァルド「お前の折れた秤にな!」

聖文字「B」、The Balanceの発動なんでしょうか…。

秤が折れているらしいのですが、片方には石田くんの全てをかけろと言います。
もう片方には何をかけるというのでしょうか。

美形っぷりもあいまって凄惨な形相のハッシュさん。

「"全知全能(ジ・オールマイティ)”の真の力ってのも気になります。
たしかに未来が視えるだけじゃちょっと貧弱な気もしておりました。
しかし、石田くんも聖文字「A」貰ったじゃないですか。
なんか違う「A」なんでしょうかね。



場面は変わります。
おとうちゃんズではなくベリたんのとこ。

ユーハバッハに立ち向かうベリたん。
何度も何度も挑みかかっては弾き返され続けるベリたん。
ああっ、もう死覇装の右腕の部分が千切れてノースリーブです。

しかし残ってるほうの左腕の袖をそっと掴む手が。


織姫「まって黒崎くん!」
織姫「ちょっと…ちょっとだけ落ちついて!」

陛下の挑発(真咲ママのことを悪く言う)に乗って激昂してるベリたんを心配しています。

それに振り返るベリたん。



あれ?そんなに怒ってない?どころか…



その表情を見た織姫ちゃんは死覇装を掴んでいた手を離します。
思った以上に落ち着いてたわとかそういう感じでしょうか。

また突っ込んでいくベリたん。
その後姿を見送り、眦を決す織姫ちゃん。いい顔。

陛下「解せんな」
陛下「何故そう死に急ぐ」

陛下は相変わらず陛下で己の輪郭を拡大した黒い霊圧?がビッグウエーブ。
ベリたんは呑まれながらも躱し飛び上がり、なんとか陛下自身に近付こうとします。
が、あと一歩というところでどうしてもダメ。

でも陛下が「私に力を見せるのが惜しいか」って言ってるとこを見ると、まだ能力は全開ではないのかしらね。

陛下「私に力を見せ 奪われるのが惜しいか」

そうか。陛下は見たものを自分の力にしてしまうんでしたね。チートやなぁ。

陛下「だが それでいいのか一護」
陛下「お前がこのまま死ねば現世もソウルソサエティも終わりだ」「私が終わらせる」

陛下「それでいいのか一護」

よくない。
よくないからここに居るわけで。

陛下のビッグウエーブに翻弄されていつまでも陛下のとこに辿り着けないベリたん。
一旦距離をとったとこで、織姫ちゃんの双天帰盾がベリたんを覆います。

一護「!」 驚いているベリたんに対してゆるぎない表情の織姫ちゃん。
迷惑と思われてもいいからとにかく治すという覚悟キメてますわ。
いつもベリたん(というかまわりの)顔色伺ってた(そのわりにはとんちんかんでしたけど)頃とは大違い。

陛下「見ろ お前の仲間はそれでは駄目だと言っているぞ」「傷を癒し お前に戦えと言っている」

しかしベリたんは黙ったまま。陛下にも。織姫ちゃんにも。

陛下「応えろ一護」「力無き者達の声に」
そんな陛下の言葉を完全にスルーのベリたん。また向かっていきます。何度目なんでしょうか。

陛下「お前がおらねば」
陛下「呼吸もままならぬ弱き者達の為に」
陛下「立ち」
陛下「戦い」
陛下「そして死ね!」

陛下の言ってることがよくわかりません。
ベリたん、立ってるし戦ってるんですけど。それではだめなのか。

陛下のビッグウエーブがまたもベリたんに押し寄せます。
ベリたんは下がって距離をとります。
それでも追い付いてくる勢いのビッグウエーブ。
そのときベリたんの刀(大きいほう)の切っ先に変化が。
それを見るやいなや

一護「井上っ!!」

今週、初めて喋りました。

さっきからイイ顔のままの織姫ちゃん、すかさず三天結盾(でかい)でビッグウエーブを堰きとめました。
強い。全然足手纏いじゃないし。

一護「…ありがとな 井上」
織姫「…うん」「黒崎くんの動きについていけなくて 服を少ししか掴めなかったのに」「黒崎くんは止まってくれた」
織姫「振り返った顔は」「我を忘れてる顔なんかじゃなかった」
織姫「何か」「理由があるんだと思ったの」
(TmT)ウゥゥ・・・ここまで空気の読めるお嬢さんに成長してたのね。

一護「…ああ」
一護「滅却師の霊圧をブチ込んで」「叩き起こしたい奴がいたんだ」

ベリたんの斬魄刀(大きいほう)の先に変化があると先に申しましたが、
切っ先が白くなってたんであります。その白くなり方が滅却師の静血装っぽくもあるのですが
滅却師の力の作用を視覚化するとこのカタチに見えるのかもしれません。



織姫(…刀が…)(白く―…)

織姫ちゃんの見ている前でどんどん白くなっていく斬魄刀。

という衝撃とともに煙?光に包まれるベリたん(と織姫ちゃん)。
こういうシーンて毎回お約束なんですけど、文章にするとどう説明していいか悩みます。


光?煙が引きつつある中で陛下がそれを目にします。

陛下「―成程」「それがお前の狙いか」 

陛下ったら相変わらず陛下でしかないので描いても面白くないんですけどスペースがあまったので描いてやったわ!


姿を現すベリたん。



虚化?でしょうか。仮面はありませんが、ベリたんの顔の左にはツノが生え、
そして虚の仮面についていた模様が、お肌に直に。そして目も左目だけ白崎さんの目に。

叩き起こしたかった奴というのは、白崎さん…ですよね?

やばい。テンションあがってきた。変なもの(別紙)描いてごめんなさい。

しかしベリたんのオールバックは…レアですけどアレ?
狛村隊長の人間化(556話557話 共に62巻)を思い出すわ…。
でもって、狛ムーは大人の男性という感じでかっこよかったんですけど
このベリたんに関してはなんか微妙。悪くはないけど微妙。
フルブリングベリたんを見たときくらい微妙。
あと一回くらい変身を残してるっぽい気がします。

はて、さて、叩き起こされた白崎さんが暴れてくれるんでしょうか。
ベリたんももう白崎さんを邪険にしないし(呼び出すくらいだし)、白崎さんもきっと協力的に大人しく?暴れてくれると思います。で、待て次週
ていうか、斬月さんはまだなのね。斬月さんは小さいほうの刀だしな。

滅却師ってば虚の力には弱いんでしたよね。
そんな虚の力を陛下が見て、取り込めばさて滅却師である陛下はどうなるんでしょうか。

なにもならないかもしれませんけど、なにかあるかもしれません。


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