鰤676話からのらくがき。 Horn of Salvation

ベリたん(半分虚化?)のターン。




文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。



陛下vsベリたん。
とはいえずっと陛下のターンでベリたんは向かってはいくものの
一方的に押され気味だったのですが、
それは実はベリたんには思惑があってのことで
その思惑通りに、
ベリたんの中の白崎さんが覚醒(したんだろうなぁ)という姿に変身したところで先週は終わったんですけど、

今週冒頭はそんなベリたんに心配そうな眼差しの織姫ちゃん。おでこかわいい。ベリたんといいおでこよくみるこの頃のBLEACH。



織姫ちゃんはベリたんとウルキオラさんが戦ったとき、石田くんと傍にいて
ベリたんの完全虚化(暴走状態)をつぶさに見てきておるので、
今回のこの姿、とくに角の部分とか見てて思うこともあるかと思います。
実際、チラっと思い出しおるようで眼に怯えが。

織姫「…く…」「黒崎…くん…」

この声が届かなかったらどうしようなどという逡巡が手に取るようです。
しかしそんなパニック一歩手前の織姫ちゃんのどうしよう状態も
あっさり

一護「おう」


で終わっちゃうんだから頼もしいものです。成長しました。

ほっとした…というかきょとんとしたような表情の織姫ちゃん。
さっきの私の苦悩を返せとは織姫ちゃんは思わないでしょうけど、
ルキアちゃんなら心配させおってと張り手くらいやりそう。
そう思ってしまうくらい、軽いノリ。

一護「大丈夫だ井上」
一護「"俺”のままだ」

本当に心から安堵している織姫ちゃん。
だって怖かったもんね。あんなベリたんもうみたくないよね。
私は個人的にはスキだったんですけど、織姫ちゃんの心情を思うとよかったねって思います。


陛下「―どうやら虚のように見える」「それがお前の力と溶け合った虚の姿か」

それでも余裕を見せている陛下。虚の力はよくない(滅却師には毒な)んじゃないのかと思いますが、
たとえば、毒でも少量ならOKというものもありましょう。アルコールは毒ですが少量なら大丈夫です。
それと同じで、陛下の強大なる力の前には、虚一匹の"毒”の量など摂取してないにも等しい
…のかもしれません。わかりませんけど。


一護「そうだ」
一護「おふくろから受け継いだ滅却師の力である斬月のおっさんと」「親父から受け継いだ死神の力と溶け合った俺の中の虚」
一護「反目し合って均衡を保ってた2人は」「斬月としてこの2本の刀に打ち直された」

一護「均衡を保っておとなしくなってるなら均衡を破れば出てくる筈だ」
   「実際今までも 死神の力や虚の力を大量に喰らった時にこいつは出てきた」

死神の力は白哉兄様の、虚の力はウルキオラさんの、ですね。

織姫ちゃんは思い当たることがあるようです。「…!」

一護「ホントは 俺の力と溶け合ってんだから俺が自由に出し入れできりゃよかったんだけどな」
一護「まだ全然使いこなせちゃいねえから」「あんたの力を使わせてもらった」

久しぶりにいたずらっこのようなしてやたったり的イイ顔してるベリたんに
思わず陛下もニッコリ(してない。いやらしい笑い方してるだけや)。

そしてベリたんが歩き出します。その足はすでに裸足なんですけど、普通に人の足です。

ツメも尖ってないし、モフモフもついてないです。

しかし注目すべきはそこではなく

織姫「!」
織姫(黒崎くん)(いつの間に六花の前に―…)

すりぬけた?ということでしょうか。
物理的に不可能なのをやってのけたのか
織姫ちゃんに感知されずに通りぬけたということなのでしょうか
どっちかちょっとわからないのですが、どちらにしても"すごい”ことなんでしょうね。


一護「井上」
一護「少し広くする」「六花で俺の霊圧を防いだまま 退がってくれ」

広くするというのは霊圧の放射範囲かしらん?
それとも霊圧で吹きとばして、あたりを平らにならして広くするという意味かしらん?

織姫「はい!」

てか、広くする→後者でした。
真世界城最上部が銀架城(ジルバーン)であった名残みたいなツノみたいな門?
だけ残してふっとびました。
辛うじて陛下の座っていた玉座だけは残ってる模様ですが本当に見晴らしよく広くなりました。

陛下「…素晴らしい力だ」
陛下「良かろう」「私も剣も抜いて相手をしてやろう」
※銀架城(ジルバーン)のツノみたいな門。画像はヒロイモノです。

剣に手をかける陛下。
ところが、その剣を抜く前に
陛下のど真ん前にまで間を詰めていたベリたん。速い。響転(ソニード)かも。



陛下の剣を抜こうとする手ごと素手(左手)で押さえつつ、右手の白い斬月を陛下に一閃。

辺りに衝撃を撒き散らすものすごい威力ですが、間一髪?陛下は斬月(白い)をこちらも素手(左手)で受け止めました。
もうどうなってんのよ陛下の左手。

陛下「緩い」


という眼は全知全能の眼じゃないんですけど未来視えてるの?

陛下「こんなもので私が斬れると思うか!!」

陛下、剣を抜いて振ります。
ベリたん、吹っ飛ばされます。
が、飛ばされつつ体勢を直して刃を構えます。

陛下「月牙天衝か」「同じことだそんなもの―」

とか言いいながら次第に固まってく感じの陛下。
やっぱり普通の目です。視えてない。視えてないよね未来。

その目の前でベリたんがツノに霊圧チャージ中。これあかんやつやで。そりゃ陛下も固まるってもんです。

陛下(違う)
陛下(これは月牙天衝では無い)
陛下(月牙天衝と混ざり合った―)

ベリたん、霊圧をチャージしているツノに斬月の切っ先を合わせます。

陛下(王虚の閃光 "グラン・レイ・セロ”―)

それが陛下の左肩に一撃!というとこで待て次週



なかなかアツイ展開ですが、まだ油断できないのがBLEACH。
てか、ここで陛下やられたら、駆けつけてくれてるはずの恋次くんとルキアちゃんの出番なくなるし
何回も申し上げて恐縮ですが、吟醸さんとか月島さんとかギリコさんとかね。

だからまだまだ陛下はまだまだなんだろうと思います。
先週、ハッジュバルドさんが全知全能は未来が視えるだけじゃないって強スキル感出してますし
まだなんかあるでしょう。

やっぱまた暴走しそうな。
そこを駆けつけた恋次くんルキアちゃんが友情でなんとかするというベタな、しかし胸熱の展開などどうでしょう?
ひとえに白崎さんが喋るのを見たいってそれもあるんですけどね。
叩き起されて黙って力だけ貸してくれる彼じゃないでしょうに。

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