鰤672話からのらくがき。 Son of Darkness
陛下のモーニングタイムはっじまっるよ~




文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。



日番谷隊長の「卍解のその先へ!大紅蓮氷輪丸ハイパー老けタイム(仮)」によって凍らされ(つつあっ)たジェラルド氏。
その凍った体に白哉兄様の「殲景・千本桜景厳」「奥義 "一咬千刃花(いっこうせんじんか)” 」が襲い掛かったところで前回(671話)終わりました。

今週はそして見事、千本桜を受ける神々しいまでのジェラルド氏の姿からスタート。

日番谷隊長と白哉兄様の連携プレーがあまりにもド派手だったもんだから忘れそうですが、
更木隊長の地味なスッ転ばしがあったからこそ、というのは備忘録的にここに書いて置きます。

一咬千刃花はジェラルド氏の頭を跡形もなく消し飛ばしました。
そして一瞬の間をおいて体のほうも崩壊を始めます。
その崩れ方は石像のような。凍ってるとはいえ生きて動いていたものの砕け散り方とは違う気がします。
神の尺度というのはもしかすると実体はなくて霊子の具現化みたいなものだったのかもしれませんね。

それと同時にこちらも崩れ落ちそうです。力を使い果たした日番谷隊長。
その場に倒れこみそうになるも、白哉兄様に腕を支えられます。

日番谷「…朽木…」
白哉「…かなり体に無理を強いる卍解の様だが…」「想像より保っているな」
日番谷「…はっ 良い読みだな…」「…そろそろ限界だ…」

限界になったらどうなるんでしょうか。元の姿に戻るだけならいいのですが。
HUNTER×HUNTERのキメラアント編読みましたが、
ゴンさんがネフェルピトーちゃんと戦えるレベルにまで成長したじゃないですか。
そのあと元には戻ったもののボロッボロになってたじゃないですか。
もしかしてああなるわけじゃないですよね。

とか、すでにそういう「後」のことを考えてた、つまりもうジェラルド氏は倒れたという
だって、鰤では珍しい三連携プレーとか見せ場もりだくさんで盛り上がりました。
それってまぁ必殺技と呼んでもイイわけなんで、
お約束というか様式美っていうかもうそういうのって技の発動前からの前提でジェラルド氏は倒れたはずなんですけど

ここにきて再生していくんですよ。ジェラルド氏…

日番谷「何だ…ッ!?」
日番谷「まだ…」「生きてやがるのか…!!」

まぁ、もうなにがあっても奇跡なんでしょうけど、奇跡って滅多にしか起きないから奇跡という部分もあるわけで
あの奇跡の代名詞みたいなルルドの泉だって、
泉の作用で奇跡が起こったと教会が認めた例って泉始まって以来まだ2件程度しかないとかいう話。
だからこその奇跡のありがたさ。
大挙してフルボッコにされる→復活(パワーアップ含む)を毎回やってたら
たとえそのメカニズムが神掛かってても、もうそんなの奇跡じゃなくて常識とか呼ぶんじゃ…?

まぁ百歩譲って奇跡としましょう。あと何回奇跡を残しているのか。
もう倒せないならトリコの三虎さんみたい封印したほうがいいんじゃないかしら。
それもまた奇跡だーって脱出してくる可能性もないではないけど。
とりあえずこれまでで一番面白い形に再生したジェラルド氏。これだけは評価します。



横に描いたタコさんウィンナーはなんとなくです。似てる気がして。

しかしそれより、まだ生きてやがるのかと言ってる日番谷隊長の右頬に黒い血糊のようなものがあるほうが気になります。
これは広がってく系か?ハイパー老けタイムをやってしまった反動なのでしょうか。


そんな気になるシーンを置き去りに場面は変わって、陛下の間(真世界城最上部)の陛下の前に到着したベリたん。
陛下めっちゃ寝てます。
そこをすかさず抜刀して縦真っ二つに斬りかかるベリたん。
さっくり斬られる陛下(御寝んね中)。
びっくりして目を覚ます陛下。その顔には今斬られた傷がありません。

静寂です。広い陛下の間(名前あった気がしたけど忘れました。なかったかもしれない)には陛下1人。
ベリたんは居ません。

陛下「…朝か」
陛下「良い夢だ」

夢オチかよ…。

確かに、ベリたんが斬りかかってもなんの感慨も起きなかったことは正直に申し上げましょう。
それはあまりに突飛だったせいもあるし、
斬られても陛下ならこれくらいじゃ死なないだろうという経験からの率直な反応でもありました。
つまり、これが長期連載という安定なんだと思います。

陛下「夢は悪夢ほど素晴らしい」

にやりと口角を上げる陛下の口元。目がフレームアウトして見えませんが笑ってない気がします。
ていうか、もう起きたの?
石田くん、ベリたんに陛下が寝てる間にヤレみたいに言ってた(660話・72巻)のに。間に合ってないやん。



そしてまた場面が変わります。
飛んで来る光の矢。
それを弾く刀の切っ先。その切っ先が光ります。

ハッシュヴァルト「…朝か」

刀の切っ先を光らせていたのは、いつのまにか部屋の中に差し込んでいた朝日でした。

石田(声のみ)「…残念だったな 夜の間に僕を仕留められなかったのは予定外だったろう」

ハッシュヴァルド「仕留められなかった?」
ハッシュヴァルド「妙だな」

柱の影から姿を見せる石田くんの姿はかなりボロボロです。こんな姿、クラスのみんなには内緒だよ!(←パズドラの公式ミス)

ハッシュヴァルト「私の眼には仕留められて足掻く血みどろの獣しか映っていないが」



石田「獣に例えられたのは初めてだ…」「勇ましくて… 悪い気はしないね…」

獣には兎さんとかハムスターさんも居ますよ。勇ましい…じゃなくて痛ましいわ。強がり言ってるのも含めて。

ハッシュヴァルト「それから 夜の間に仕留めたかったろうというのも誤りだ」
ハッシュヴァルド「陛下の御力よりも私本来の力の方が戦いには向いている」
ハッシュヴァルド「特にお前の様な―」
ハッシュヴァルド「誤りを正すべき相手にはな!」

ハッシュヴァルドさんの本来の力って、「バランス」でしたよね。
どう力を使ってくるのでしょうか。
蒼都さんを殺すとき(559話・62巻)は、幸運を不幸で購って"均等”にしてましたね。



そのバランスを彷彿とさせるようなさせないような
変なカタチ(放物線を横に倒したような感じ)の斬撃を石田くんにむけて飛ばします。
左の絵、斬撃のとこ描かなくてすみません。

はたして石田くんはこれをどう凌ぐのかというとことでまた場面が変わります。



階段を上り詰めたところの大きな扉の前にいるベリたんと織姫ちゃん。
これは現実みたい。
扉まであと三段といったとこでしょうか。

一護「…感じるか 井上」
織姫「…うん」
一護「あの扉の向こうだ」
織姫「…うん」
一護「…2対1で」「卑怯かも知れねえけど」 ←このセリフ、ベリたんの性格めっちゃ出てますね。
一護「防御は任せた」
一護「頼むぞ」「井上」
織姫「―はい!」

『うん』が『はい!』になって織姫ちゃんイイ顔してる。

顎の下の影つけるの忘れたすみません。

織姫ちゃん描くのむづいねん。
なんでかっていうと可愛く描いてあげたいから。

織姫(やっとだ)

今までの思い出が脳裏を駆け巡ってる織姫ちゃん。

ベリたんの背中とか
(ルキアちゃん奪回で)白哉兄様との戦いとか
(虚圏で)グリ様と戦ってるときとか。

織姫(やっと やっと―)

織姫(やっと黒崎くんを護って戦える―)

素直に嬉しいんでしょうね。浦原さんに足手まといとか言われて凹んだこともありました。
今それを乗り越えて、直近でベリたんのペアとして赴くわけです。

ベリたんの背中も頼もしいですが
それに着いていく織姫ちゃんの後姿も凛として颯爽。よいものがあります。


しかし、しょうもないことですが階段が気になります。
さっきあと3段ばかり残すのみと思ってたんですが、まだもうちょっとありそうな雰囲気。

扉を開けて中に入ります。真世界城最上階。陛下の間です。


寝首を掻こうとしてたのに普通に起きてる陛下です。
しかもそれを悔しがる風でもないベリたんなんですけど、
ベリたんの性格からして、
やっぱり寝首じゃなくて起きてる陛下の首を取りたかったというのはあるかと思います。


陛下「…よく来た」「待ち詫びたぞ」
※噴出しに勝手に変なセリフ描いてごめんなさい。淋しくて。

うそつけ!寝てたやん!変な夢みてたやん。

陛下「我が闇の子よ」


それを受けて覚悟のキマった顔してるベリたん。
※上に同じ。ここはもともと噴出しすらない。

いよいよ頂上決戦か!で待て次週

しかし陛下、父親気取りやめて欲しい。陛下好きですけど、やっぱベリたんのお父さんは一心さんなのよ。

あと、織姫ちゃん走馬灯状態になってましたけど、まさかこれ死亡フラグじゃないですよね。

ていうか頂上決戦とか書きましたけど、ほか決着ついてないのってジェラルド氏と、ハッシュヴァルドさん…だけだ。

ああ、もうあとちょっとじゃないの。

あんだけ居た星十字騎士団ももうあと4人か。そのうち1人はハッシュヴァルドさん曰く"誤った者”だし。
長かったな…。でもあっという間だったな。


ジェラルド氏残したのは進行上の保険かもしれないですね。
久保先生、いいとこで場面切り替える手法をよくやりますんで。
同時多発が多ければ多いほど、やりやすいんだろうと思います。

ていうか、吟醸さんたちはこの先どこで出てくるんだろうか。なんかなかったことにされそうな気もしてきた…(P曲`q)
 
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