鰤671話からのらくがき。 The Perfect Crimson2
カンチョーに見えてすみません。




文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。



卍解(だと思う。解号も名前も不明なのですが)をした更木隊長でしたが、
その恐るべきパワーは更木隊長の身体をしてもオーバーロードもいいところ。
ジェラルド氏の『神の権能(アシュトニグ)』を追い詰めるも あと一歩のところで更木隊長の身体のほうがイってしまいます。
死神勢万事休すかと思ったとき、日番谷隊長の卍解の氷の華が全て散り尽くし、そこから大人になった日番谷隊長!
というところまでが先週でした。

今週はここから↓

日番谷「氷の華が散り尽くして漸く―」「大紅蓮氷輪丸は完成する」
ここのコマは見上げている白哉兄様。

見上げているから、先週のラストにさくっと予想した"大きくなったのは見た目年齢だけじゃなくてサイズも?”
というのをちょっと期待してしまいます。

日番谷「…氷輪丸を十二分に使いこなすには俺の力はまだ未熟だ」
日番谷「だからなのか知らねえが 大紅蓮氷輪丸が完成すると俺は―」

日番谷「少し老ける」

老け…。いや充分若いですけど、ぴっちぴちの青年ですけど?
まあね、日番谷隊長の常態からしたら、そりゃ、うん、老けてますですね。
ていうか、日番谷隊長はその「青年」の見た目を「老けてる」と。
てことは、ベリたんや恋次くん、目の前の白哉兄様ですら、日番谷隊長は「老けた奴」と思ってるわけですな。

日番谷「この姿はあんまり好きじゃねえんだけどな」

老けてるから?
でも、いつも身長のことを必要以上に気にしてる日番谷隊長的には、これはいいんじゃないでしょうか。

とはいえ、見ている白哉兄様が「なるほど老けたな」とか言おうものならめっちゃキレそうな気もします。
あれですついったーによく居りはるアレです。
"はあ自分マジブスだわ~(自撮りパシャ~ついったうぷ~)”
"ええ~そんなことないじゃんカワイイじゃん羨ましい”
"そんなことないよ~マジブスすぎて死にたい”のあれです。じゃあ整形もしくは死ねばいいのに。
こうなると、身長のことも
「身長のこといじられちゃうみんなより若い自分」という認識かもしれません。歪んだ謙遜と自意識でしょうかね。
ここでかけるべき言葉は「そんなことないよ。まだまだ皆より若いし小柄だねッ」
じゃないでしょうか。この数行書くのにどっと疲れました。

とかネタとして意地の悪い感想を書き連ねていますが、
日ごろの謙虚な日番谷隊長の性格からして、本当にそう思ってるのかもしれません。

実際見れば手足もスラっとしてて、着てる服もつんつるてんになってますけど、
うまく氷のブーツでカバーしてスタイリッチュです。スタイリッシュでした。なんですかスタイリッチュって。
ちょっと打ち間違えただけですよ。

そんな日番谷隊長を見やるジェラルド氏。
ジェラルド「何者だ 貴様」

あ~。わからないものなのでしょうね。まさか成長するとは思わないですもんね。
だから別人=新手の助っ人登場とか思っちゃったんでしょうね。

日番谷「日番谷冬獅郎」

"気をつけ”して名乗るし。マジメか(マジメや)。

ジェラルド「…卍解か?」「いや 貴様は既に卍解していた筈…」「何故更に変化した…?」

ジェラルド氏混乱中。
まさに大男総身に知恵が回り兼ね…でしょうかね。
そして…

ジェラルド「まあ」「どうでも良いか!」

考えるのを止めた!!!!

ジェラルド「先刻までの貴様より今の貴様の方が我の相手に相応しい!!」
子ども相手は気が引けてたのかも。優しい?

やおら剣(ホーフヌング)を突き立ててくるジェラルド氏
しかし、これ難易度高そう。
ジェラルド氏を我々サイズに置き換えて考えると、
日番谷隊長(大人)はほかのコマを参考に考えてもジャンガリアンハムスターより小さいです。
しかもハムスターよりピョンピョンすばしこいです。
そんな動く小さな的を、小回りの利くナイフならまだしも、大振の剣の切っ先で突いていくわけです。


むづかしいです。

日番谷「そうかよ」 案の定躱して跳びます。

その跳んだところに左腕の盾を投げるジェラルド氏。ちょっと戦い方がせこくないですか。
まあ、当たりませんけど。
日番谷隊長、その盾を凍らせて止めます。ええと、氷の柱を瞬時に作りで飛んで行く盾を捕まえるという感じですね。
盾だけ凍らせても、凍った盾が瀞霊廷に落ちていくだけです。

日番谷「そんなデカい物投げるんじゃねえよ」「瀞霊廷に落ちたら困るって言ってんだろ」

今度は剣(ホーフヌング)で斬り掛かるジェラルド氏。

躊躇なく日番谷隊長は剣(ホーフヌング)を斬ります。真っ二つの刀身。

ジェラルド(ちょっと嬉しそう)「愚かな!忘れたか!!」「〝希望の剣(ホーフヌング)”

 が傷付けば―」
日番谷(Cool)「氷結すれば」「全ての物質の機能は停止する…」
ジェラルド「!?」

凍ったホーフヌングの折れた刀身が落ちて建物にぶっささります。
ていうか、ここのスケールおかしくないですか?
左が日番谷隊長に襲い掛かるホーフヌングで
右が斬られて(折られて)建物にぶっささるホーフヌングです。
ホーフヌングが刺さってる建物、窓三つある間口になります。どれだけ小さく見積もっても一間はありましょう。
だとしたら1.8メートルくらいですね。周りを覆う氷を考慮にいれなくてもそれよりでかい刀身幅でして、
逆に、左のホーフヌングは遠近を考えたとしても、日番谷隊長(大人)の身長よりは小さい…てか細い。
日番谷隊長(大人)の身長は多分成人男性くらいの標準の身長だというところに着地しましたんで
この場合、ホーフヌングが大きさを変えたということでもういいことにしよう。実のところどうでもいい。なら書くな。

 

日番谷「お前の"希望”の」「機能は停止したぜ」

うん。これでホーフヌングの大きさも揺れ動くことはないでしょう(意地悪)。

ジェラルド「成程」
ジェラルド「ならば…」

って、両手を揃えてなにやら構えをするジェラルド氏なのですが、
最初、この漫画がBLEACHだということを完全に忘れて
あっ、千年殺しをするのね と考えてしまいました。それはNARUTOです。千年殺し。正式名称 木の葉秘伝体術奥義千年殺し。いわばものすごいカンチョーです。



ていうか、手の形違いますよね。カンチョーは人差し指だけを突き出しますんで。
昨日見たボボボーボ・ボーボボの動画のせいかもしれませんし疲れてるのかもしれません。
そうでなければものすごく疲れてるのかもしれません(ヒソカさん風)。

突かれてしまえばいいのに(私)。いや、無理。ジェラルド氏の大きさを失念しておりました。
こんなんで突かれたらオケツが何個あっても足りない。

私の疲れからくる妄想なんかお構いなしにジェラルド氏は普通に弓を構えるポーズ。

ほかの滅却師とは違い、弓そのものも霊子で創り上げます。さすが神の官能じゃない権能です。
ここだけの話ですが、この弓を構えるポーズのジェラルド氏の背中の肉付きにほれぼれしました。

ジェラルド「人智を超えた機能など持たぬ」「力の奔流で叩き潰してやろう」

成程、力を生み出すものは凍らせることが出来ても、"力”、それ自体は凍らせることが出来ませんものね。

これは日番谷隊長に分が悪いかと思いきや、

日番谷「滅却師の弓か…」
日番谷「…その判断が」
日番谷「少し遅かったな」

動揺も狼狽もありません。

日番谷「"四界氷結” 」

一瞬にしてジェラルド氏の大きな身体を凍らせてしまいます。霊子で出来た弓もです。

氷に覆い尽くされて氷で出来た彫刻みたいになってしまったジェラルド氏。
イイ肉体ですし、彫刻的には見事なものでしょう。冷静に考えるとぞっとしますけどね。

日番谷「大紅蓮氷輪丸を解放して」「四歩のうちに踏みしめた空間の地水火風の全てを凍結する」

おお!この日番谷隊長の大人状態は『大紅蓮氷輪丸を解放』というのですね。メモしとこう。

しかし、なぜ四歩。ていうか、投げられた盾を凍らせたり跳んだり跳ねたり(とんだりはねたり:どっちも漢字一緒かよ)したりして、もう四歩以上足踏みしてるよね。

ん?四歩足をつける=範囲指定で
術の発動はそのあと何歩何十歩歩いた後でもいいわけか。
百歩離れた場所にいても、最初の四歩範囲を凍らせる…で良いかしら?

しかし、こう続きます。

日番谷「三歩までの間に滅却師の矢を撃っていれば」「俺を射抜く事もできただろうな」

ということはやっぱりこれは四歩歩いた時点で発動…なのかな。

うん。考えるの止めとこう。

さてCoolに四界氷結を発動して刀を構える日番谷隊長(大人)。
凍らせたジェラルド氏をどうするつもりなのでしょう。

とか考える暇もなくジェラルド氏、動き始めました。

ちょ、四界氷結、解けてます溶けてます。なぜだ!

日番谷「何ッ…」

ビックリしてる間にジェラルド氏に掴まれてしまう日番谷隊長(大人)。

ジェラルド「凍らぬッ 我はッ 神の戦士ッ」「この世の元素などには囚われぬ筈だッ」

そうか、気合やね。気合で四界氷結を破るとはなんて負けず嫌いさんなんだ!

ジェラルド「にッ」「握り潰してくれるぞ貴様ァ!!」

吃ってますがな。かなり激昂しております。
今までどれだけやられてもそのダメージを神の奇跡に昇華できる奇跡の能力ゆえ、
けしてくじかれることなどの無かったジェラルド氏とその自尊心が
はじめてダメージをダメージのまま喰らってしまい、いろいろ折られた気分なのでしょう。屈辱といっていい。

しかし、握られてる日番谷隊長、小さい。ハムスターみたい。って、もうスケールの話はやめときますわ…。

そんな生殺与奪の権能を物理的にも握ってるジェラルド氏。

しかし倒れるジェラルド氏。

こけた━━━━(゜ロ゜;)━━━━!!!!

今度はジェラルド氏が「なッ…」「にィ…ッ」って言う番です。

足元に更木隊長。

どうもジェラルド氏の足を掬ってかひっかけてかで、ジェラルド氏を倒した模様。
いや、ジェラルド氏の足の裏に左拳を食らわせてる風にも見えますので、パンチかもしれません。
そして更木隊長、卍解が解けて普通の状態に戻ってますが
右腕はとれたままです。
かなり辛そうです。

ジェラルド「更木ィ…」「貴様が我が足をォ~」

なんか、アホですね。さっきも言いましたが大男総身に知恵が回り兼ねです。

ジェラルド「オ?」 うん。ジェラルド・ヴァルキリー氏ほどの滅却師らしからぬアホなセリフですね。

更木隊長に気を取られている間にまたも凍っていくジェラルド氏。

握られている日番谷隊長の背中には羽根が見えます。

日番谷「この状態の俺に触れて」「只で済むと思うのか?」
ジェラルド「凍らぬと」「言った筈だ 死神!」気合でな!

しかし、その気合も

気がつけばジェラルド氏の周りをぐるりと取り囲んでいる無数の刀の前にどこまで保ちましょうか。

無数の刀。
そう、この壮観で無慈悲なる眺めは。

いつのまにかジェラルド氏の背後に白哉兄様。

白哉「殲景・千本桜景厳」



これはベリたんと戦ったときのヤバいヤツや!しかも

白哉「奥義 "一咬千刃花(いっこうせんじんか)” 」

もっとやばいやつ。
ベリたんと戦ったときのは、この刀は一斉に攻撃してくることはないって言うてはったからね。

しかし、今度は奥義でして。一咬千刃花とか

コマ絵を見ればやっぱり一斉に向かってってるし、ジェラルド氏限りなくピンチ。
ピンチ通り越してもうさようならレベル。で待て次週。というか来週ジャンプ休みなので再来週


しかし、今週は鰤にしては珍しく、日番谷隊長、更木隊長、白哉兄様の三人の連携プレーといいましょうか。
更木隊長が助太刀とはらしくないですよね。
なんの変節でしょうか。

ちなみに凍ってくジェラルド氏をみて、昔見た八甲田山の映画と、この間ネットで読んだその八甲田山の遭難事件の検証みたいなのを思い出してちょっとゾーっとしてました。
生きながらに凍るって凄まじいものがあります。

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