鰤669話からのらくがき。 刃Ⅱ
名も無き卍解。




文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。



巨大なジェラルド氏に向かっていく更木隊長。
鍔迫り合い→押し勝つ あたりまではいけたのですが、なんせ体格差がありすぎます。
ついに倒れこむ更木隊長の所にやちるちゃんが現れて、卍解を仄めかしたところまでが先週でした。


ここから今週。↓

倒れた更木隊長のもとに現れたやちるちゃん
やちる「もー 剣ちゃんなんにも知らないんだから!
やちる「その力はね」


やちる「〝卍解” だよ」

更木隊長の霊圧(多分)が見る見る大きくなり
まわりにもそれによって出来た爆風?稲妻?のようなものが出来ています。
白哉兄様、日番谷隊長も普通に立ってはいられない様子。

日番谷「何だっ!?」「更木か!?」

ジェラルド氏も若干あせった様子で更木隊長の変容を窺っております。

見やる先には、ひび割れた地面から立ち上がらんとする更木隊長。



顔は下を向いたまま。顔は見えぬ。
これが更木隊長の卍解の姿でしょうか。肌の色が変わっているようです(トーンが貼られています)
しかし、姿は多少のマイナーチェンジもありましょうが、卍解のメインといえば斬魄刀の形状変化。
そしてその斬魄刀は…

あれ?折れてますよね?
野晒(始解)より小さくなってる気がするし、装飾もなくなってて、ベリたんの最初の斬月の斧バージョンみたいなん。
シンプルなの。シンプルすぎて刀身も半分にぶった切れてる感じかしら。軽くするために刀身がぶったぎって半分にしてみました!ってやかましわ。

一角「何だ…!?何が起きた…!?」
弓親「見なよ…隊長の肌が…」
弓親「赤い…」

赤いのか。エロい意味じゃないよね(何言ってんだ私)。

たしかにピーキー度はあがってってるかもしれません。
しかし、それ以外にはこれといって劇的に変わった部分が見当らないし
肌が赤くなってるのも、もともと戦ってて血がいっぱい出たり浴びたりしてたら解りにくいかもですし
そもそもでかいジェラルド氏から見れば、セミの脱皮(羽化)よりも見所のない変化なんでありましょう。

ジェラルド「…ふん」
ジェラルド「急激な霊圧の上昇― 卍解かと思えばさしたる変化も無し」「とんだ肩透かしだ!」

いや、ジェラさんがでかすぎるだけですわ。今のジェラさんの前に女子があらわれて「みて♪ネイル替えたの」って言われて気がつかないでしょうが。
でもネイルを替えるなんて女子には一大大変身なのよ。それを気がつかないなんてなんてウドの大木なんだジェラ公よ。
更木隊長「見て!メイク変えたの!」ジェラ「ふん!さしたる変化も無し!」「とんだ肩透かしだ」
そうだ!全裸になればきっとジェラの旦那も気付きますぜ。
…なんか変なこと言ってすみませんでした。


ジェラルド「よもや その折れた剣が卍解という訳でもあるまい!」

で、こういうしょうもないとこは見てるんだよな。

ジェラルド「つまらぬなあ 更木剣八」

おまえがツマランわ。

でもってなんかここ既視感ありまくりです。
ベリたんの卍解を初めて見たとき〝そんな矮小な卍解とかないわ”って宣うた白哉兄様な。

ジェラルド「刃の折れた貴様には」「〝希望の剣(ホーフヌング)”を振るうのも惜しい!」
ジェラルド「潰れて消えろ!!」
そこでグー。グーパンでやるのか?いや、でも、拳でやってくれるあたり親切。
こういう場合って踏まない?
でも、667話でそうやって踏んだら、押し返されて後ろに転んじゃったので警戒してるのかも。

しかしこの「潰れて消えろ」。なんかここも既視感が。
トロンペーテを聴いて死ね…かな。
右グーパンで剣八を潰そうとするジェラルド氏。ていうか剣(ホーフヌング)はどこ行った?

しかしその時、更木隊長がようやく顔を上げました。

なかなかに禍々しい。ちょっとベリたんの暴走虚化の仮面思い出しました。

そして声なき咆哮。

とたんにジェラルド氏の右腕が肩の下あたりから千切れます。
更木隊長はその場から動いた形跡なし。
しかし腕は千切られています。
ジェラルド氏、「ぬうッ おおおオオお」とか叫んで後退します。
千切れた腕は建物を破壊しながら地面に落ちます。大迷惑。
隻腕で後退しているジェラルド氏ですがお元気そうでなによりです。

ジェラルド「愚か!」「腕など捥いでも無駄だと言った筈だ!」

しかし次の瞬間、ジェラルド氏の顔の前まで跳びあがる更木隊長。刀を振り上げております。
左腕の盾で防ごうとするジェラルド氏。
ですが、額と左腕と一緒に容易くカチ割られてしまいました。額は傷は浅そう?ですが


盾は真っ二つです。左腕ごと両断というわけですな。

ジェラルド「馬鹿なッ」「我が盾が…」

ジェラルド氏のサイズから見ればカミソリの刃より小さな更木隊長の刀。
なのに刀身の長さよりはるかに大きいものをやすやすと斬ってしまう。

つまりこのこの更木隊長の卍解?は斬撃波みたいなので戦う感じなのかしら。
剣はその波のブースターでありランチャーでしかないのかも。
形状はどうでもいいのかも。たとい折れてても。

間髪入れずにジェラルド氏 今度は顎をやられます。これは斬られてないですね。アッパーカットみたいなんでしょうか。
しかしジェラルド氏、バランスを崩して後ろに倒れそうになります。
倒れつつ、先ほど更木隊長に千切られた右腕が復活しつつあります。更に強くッ!

ジェラルド「ばっ…」「馬鹿な何だこの力はッ…!?」

そしてその復活したての右手で、どこぞの建物に都合よく刺してあった剣(ホーフヌング)を握ります。

しかし倒れる勢いは止まらず、しかも悪いことにそこで街が終わっていたんであります。



下へ、つまり瀞霊廷へと落ちていくジェラルド氏。

日番谷「くそッ…」「落としやがった!!」

この質量のものが瀞霊廷に落ちればそれだけで被害は甚大であると、667話で言うてましたね。

しかし、安心してください。生えてますよ。

羽根が!

日番谷「!」

羽根が生える…見てるほうは草生えそうですけどねwwwww

ジェラルド「馬鹿なッ… 馬鹿な馬鹿な馬鹿なッ…」「死神が…我を追いつめる…」
ジェラルド「「こんな馬鹿な事が」「あってたまるかああアアッ」

プライドたっけーな。ていうか意識高い?

体勢を立て直し、剣(ホーフヌング)を構えて更木隊長を刺さんとするジェラルド氏。


対して更木隊長は、真世界城の領土の縁から四股を踏んでるみたいなポーズで見おろしています。


剣(ホーフヌング)を上に向け更木隊長に向かって飛びあがるジェラルド氏。
今までとは逆です。

よく見ればホーフヌングの周りに気炎のようなものが。

ジェラルド「逃げもせぬとは愚の骨頂!!」「灰となって消えろ!!」

剣の錆ではなく灰。ホーフヌングは今高温の作用があるのかもしれませんね。

しかし、それを向かえ討つ更木隊長。剣を大きく振ります。
かなりの大コマですが、息が詰まりそうな密度を感じます。これが霊圧でしょうか。

そして見事、縦に真っ二つになるジェラルド氏。


というとこで次週

ところでこれ、綺麗に真っ二つになったら
お互い「我の右半分(左半身)が~!更に強くッ(667話)」ってなってジェラルド氏が二柱…ということはないんかしら。
幸い、今回はちょっと真ん中からズレてますけどね。

それにしても卍解後全然更木隊長が喋らないのが不気味です。卍解の名前も言わない。
ベリたん虚化暴走のときもベリたんの意識は沈んでてだから喋らなかったわけですけど、同じく更木隊長も意識なくなってたりして。
でもってやちるちゃんはドコなの?
一部でいわれてるように、やちるちゃんそのものが卍解の具現化かなにかなの?

 
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