鰤668話からのらくがき。 BIGGER, FASTER, STRONGER
ホーフヌング言い過ぎでごめんなさい。




文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。



希望の剣(ホーフヌング)を抜いたジェラルド氏
その巨大な剣(ホーフヌング)を真っ向から受け止める更木隊長
体格差をものともせず鍔迫り合いに押し勝った更木隊長ですが、
ホーフヌングに刃毀れがした馬鹿めと騒ぐジェラルド氏。
それがどうした?馬鹿はお前だと思ってたら
なんということでしょう。
更木隊長のお腹が裂けて血が噴き出ているではありませんかというとこまでが先週

今週はここから。


剣八「…何だこりゃ?」「どういうこった」

ジェラルド「何が疑問だ?」教えたいんだな!
ジェラルド「我が力は 『奇跡(ミラクル)』!」「『奇跡』とは民衆の想いを形にする事!」
そうなの?
じゃあ、あの、米ヨコセーとかいうあの騒ぎありますやん。あれも民衆の想いの一丸ですやん。
その場合ジェラルド氏は米俵になるわけですかそうですか。
ジェラルド「破壊できぬ我が体躯は 民衆の"恐怖 ”で巨大なものとなり」
うん。お米が食べられない恐怖だね!
ジェラルド「民衆の"希望” を束ねて剣となした"ホーフヌング”は折れれば即ち絶望となる!」
その希望、…さては…お箸か。お米食べるときにお箸が折れたら絶望だものなぁ。

ていうか、解りにくいわなんか。

と思って読み進めてたら日番谷隊長が代弁してくれてました。

日番谷「何を言ってんだか全く解らねえが…」「道理の通じねえ能力を持ってるって事だけは解った」

剣八「そうかよ」

この更木隊長は誰に対して「そうかよ」って言ってるの?

更木隊長のことだから、ジェラルド氏の発言にまずは「何言ってんだゴルア」は出ると思います。
ですが、言わないのは日番谷隊長が先に言っちゃってるせいだとは思うのですが、
ということは、日番谷隊長の言ったことに「そうかよ」と言ってるのが多分FA。

だとしたらすごい耳いいな。

巨人ジェラルド氏の懐に飛び込んでってる更木隊長と、
その戦闘をかなりの安全圏から見ている日番谷隊長(と白哉兄様)。
ジェラルド氏の巨人っぷりは、うかつに近付けば巻き添えをくうレベル。
瓦礫も飛びますし、モーションによる風圧もありましょう。
それが及ばない距離の、べつに声を荒げてもいない状態の言葉が聞こえてるのかー
となんとなく気になっただけです。
話もそれてしまいました。二重にお詫びであります。

剣八「要は剣を折らずにてめえだけ殺しゃいいんだろ」「いちいち解決策を披露するたァ甘めェ野郎だ 後悔するぜ!」
ジェラルド「有り余る力の差を埋める為に教えているのだ それも解らぬとは甘い奴!」「後悔するぞ!」

ジェラルド氏、切り返し上手いな。口喧嘩も強そう。さすが親衛隊なのよん。

日番谷「なんか…」「こいつら似たモン同士な気がしてきたな…」


うん。そうだね。私もそう思う。


扉絵でジェラルド氏の顔に飛びかかってく更木隊長の後姿のカットかっこいいです。ちょっと進撃の巨人みたいかも。
そうやって飛びかかっていく更木隊長に真上から剣(ホーフヌング)を突き刺すジェラルド氏。

更木隊長、その剣(ホーフヌング)をうまく躱し、逆にその剣の刀身を伝い走って登って行きます。

そしてジェラルド氏の顔に剣を振りますが、
ジェラルドは顔を引いて躱します。少ない動作です。
振った剣を躱され空を切った状態でまだ宙にある更木隊長を、ジェラルド氏は剣(ホーフヌング)を持ってない方の左手で掴んで来ます。
掴まれはしなかったものの、手がぶつかったのかな?飛ばされて近くの建物に激突。
しかしすぐに体勢を戻してジャンプする更木隊長。タフネスです。めっちゃ笑ってます「はははははは」。

剣八「躱すじゃねえか!見た目の割にすばしこい奴だ!!」
ジェラルド「こちらこそ一握りして潰してやるつもりだったのだがな!すばしこい奴だ!!」

やっぱり似たもの同士だわ。
しかし、確かにこのジェラルド氏の巨人ぷりでこの速度はマジ神の領域なのかも。
普通は遅くなるのよね。大きくなればなるほど。

そんな似たもの同士の戦いに水ってか氷を差してくる人が。

日番谷隊長ですよ。更木隊長に夢中?のジェラルド氏の背後に。

日番谷「群鳥氷柱!!」
ジェラルド「目障り!」「我の相手は貴様では無い!」

うん。これは目障りですよ。

ジェラルド氏、左手を日番谷隊長に伸ばします。握りつぶそうという魂胆でしょうか。
もう剣(ホーフヌング)すら使ってもらえないという。

しかし、ジェラルド氏の手が日番谷隊長に届く前に、その間に割って入った更木隊長。

ジェラルド氏の手のほうを攻撃するのかと思ったら、日番谷隊長のほうをフッ飛ばしました。
加減も容赦もない様で、飛んでった先の建物にぶち当たる日番谷隊長。

日番谷「何しやがる更木っ!」
剣八「こっちの科白だ!!」「邪魔すんじゃねェ!! てめェらはどこへなりとスッこんでろ!!」

日番谷隊長"おこ”です。「野郎…」
そこに白哉兄様。「止せ」

白哉「無駄だ 道理の通じる相手ではないのは更木も同じ事」

えらい言われ様ですな。でもまぁ、実際そうなんですもの。

日番谷「…わかってる だが更木を置いて先に行く訳にもいかねえ」
日番谷「こいつは更木一人で勝てる相手じゃねえ」
日番谷「その証拠に 見ろ」
日番谷「更木の奴…」「とっくに眼帯を外してやがる…!」



いつの間に!?
と思ってみたら、今週は最初から外れてる。
じゃあ、と先週の667話を見たら。野晒を出した時点で眼帯ありません。ここで外したのでしょう。

先週これに気がついてたら、「久保先生また描き忘れてはる」とか思ったかもしれませんが
気がつかないまま今週になって、眼帯の無かったのを知ることになりました。ふふっ。やられたわ。
更木隊長の目ちっさいし、眼窩も落ち窪んでるから影になってて
アップでない限り眼帯の有無にすぐには気がつかないのよね。
眼帯自体も前のより小さくなってるし。

日番谷「あいつ自身が本能で解ってんだ」「眼帯を外さねえと勝てねえ相手だって事を…」

そんな日番谷隊長を無言で見ている白哉兄様(氷の華がもう随分と散っている…)
見れば氷輪丸の氷の花、残すところあと一輪と、花びら一枚になっております。
氷輪丸のこの花はフルで三輪(一輪につき花びら4枚)なので、
ゲージ的にはもう半分以下ええと、100÷12の5枚なので約41.6%というわけです。ああん解りやスィーツ日番谷隊長。
白哉(無理も無い 皆 疲弊し切っている…)
白哉(時間が無いのは皆同じ事か―…)



日番谷「朽木」
日番谷「奴等の隙を衝いて俺があの大男を凍らせる それを千本桜で粉砕してくれ」
     「今迄の感触なら最大出力で骨まで凍結できる筈だ」
日番谷「少し時間がかかる」「協力してくれ」

ちょっとまてい。
日番谷隊長、ジェラルド氏を一瞬すら足止めできてないじゃないですか。(666話
一体いつどこでそんな感触を?今まで出し惜しみして舐めプしてた…わけはないですよね?

白哉「…わかった」

了解してるし白哉兄様。


そんな算段してるギャラリーなんてホッタラでお互い熱く正面から剣(ホーフヌングと野晒)でやり合うジェラルド氏と更木隊長。

ジェラルド氏、大振で剣を振るいます。
このモーションを1コマで描いてる久保先生がすごいと思いました。
よく見ると、失礼ではありますが、わりと雑なんですよ。
降った腕とホーフヌングの残像っぽいのを描いてるだけなんですが
ひと目で何をしてるかわかるっていう。
私も雰囲気だけで描いてみました。淋しいので集中線はトーンで。適当感甚だしいですが、雰囲気だけ。

剣八の体から再び血が噴き出ます。
さきの大振でジェラルド氏の剣(ホーフヌング)がまたダメージ受けたのでしょう。

ジェラルド「どうした!剣の威力が落ちているぞ!!」
ジェラルド「まあ当然か!剣を刃毀れさせずに戦うなど土台無理な事!」
      「戦っていれば刃は毀れ 貴様の体にはそうして"絶望”が刻まれる!」

見ればジェラルド氏の剣(ホーフヌング)、ちゃんと刃こぼれしております。
これはもうどうしたらいいんでしょうかね。
なんかマシュマロみたいなふわっふわしたものでジェラルド氏をくるむ。そして窒息死させるというのはどうでしょう。
一昨年の年末のガキつかで、たむらけんじ様(好きなので敬称)が、電話ボックスに入れられて上から泡のシャワーをくらってましたが
最初は「優しいの」「痛くも痒くもないの」とおっしゃるたむけん様も、
どんどん泡がたまるにつれてボックス内の空気が無くなってしまい、それはそれは大変なお苦しみ様でありました。
これは、いけるんじゃないでしょうか。
ジェラルド氏を入れられるような電話ボックスがあればの話ですが。いや電話ボックスでなくてもいいんですが。

剣で押し負け飛ばされてもすぐに体勢を直し向かっていく更木隊長。

ジェラルド「不屈!」「素晴らしいなその精神!」
ジェラルド「だが」「精神で力の差は埋められぬ!」

また叩き落とされる更木隊長。
もはやジェラルド氏がいじめっこのようです。

優位に酔うジェラルド氏。しかしそのの頭上に千本桜?白哉兄様です。

千本桜を剣(ホーフヌング)を持った片腕で振り払うジェラルド氏。「ぬんっ」
この千本桜は日番谷隊長の氷結完了を待って予め用意されてたのかな?
それを片手でなぎ払われたわけです。

ジェラルド「見えているぞ」「朽木白哉!!」
ジェラルド「そして…」
ジェラルド「日番谷冬獅郎!!」

剣を振り下ろして建物を破壊するジェラルド氏。その建物の屋上には日番谷隊長。
剣は建物を破壊しただけで、日番谷隊長は無事ですが、
ここで完全に白哉兄様と連携してやろうとしていた攻撃のタイミングを逸します。悔しそうな日番谷隊長。

ジェラルド「貴様等が我の隙を衝こうと画策する姿 全て見えているぞ!!」
ジェラルド「我は最大・最強・最速の滅却師!! 我は全てを与えられた戦士!!」

だから当然口喧嘩も強いと。

ジェラルド「我を出し抜けるなどと思うな!!」

これもう勝利を確信してるっぽいですなジェラルド氏。その姿ったらまじでホーフヌング。

地面にうつぶせて倒れている更木隊長。もはやここまで?

しかし更木隊長の耳は声を聞きます。

(なにしてんの)

誰の?

(ねえ)

目の前にやちるちゃん。おっ!また会えたね!いつ鰤かな?573話(64巻)?グレミィくんに手をクッキーにされて云々のとこ。

やちる「なにしてんの剣ちゃん」ほんわかしております。

剣八「…やちる」反対にこっちは陰惨な顔してます。血だらけですし。

剣八の手を引っぱるやちるちゃん。

やちる「ほら起きて つづきやろ」「つづき ほら」

剣八「やちる…お前ェ今までどこに…」
やちる「剣ちゃんが」

質問に答える気はなさそう。

やちる「剣ちゃんがあたしをちゃんと使えば」「剣ちゃんが斬れない奴なんていないんだから」

掴んだ手から更木隊長になにかが流れ込んでいきます。

剣八「…何だ?お前ェ今何をした…?」「…力が…」

癒しのパワー?

やちる「ほらー!」「剣ちゃんなんにも知らないんだから!」

やちる「…その力の名前はね」

癒しのパワーではなく。

やちる「"卍解” だよ」

パワーアップか!

つまりどういうことだっってばよ?

更木隊長の卍解の力は、やちるちゃんが持ってたということ?
やちるちゃん、何者なの?

いろいろ知りたいことが目白押しで待つわ次週

あと私ったらホーフヌングって書きすぎ。
だってなんか口癖になりそうなんだもんホーフヌング。
♪ホーフヌングホーフヌングヤッホーヤッホー♪(「青春サイクリング」の歌のメロディで。青春サイクリングの知名度の程は知らぬ。昭和32年の歌よ)

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