鰤六六六話からのらくがき。 空っぽ、傀儡、伽藍堂
致命的だとは言ってくれなかったのね。




文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。


先週
卍解した浦原さんが
その能力を使い、極上毒入りボール(ギフト・バル・デラックス)に侵入経路を作って
そしてそこから入ってきたグリ様がアスキさんの心臓を握り潰したところでおわり。

今週はここから↓

倒れるアスキンさん。

アスキン「…あ…アンタ…」

アンタとはグリ様、つまりアスキンさんがギフトバルをプレゼントして倒した(と思い込んでいた)ワイルドリーゼント氏です。
しかし見ない間にレスレクシオンをしてさらにワイルドなことになってるんですが、そこには触れず。
まぁアスキンさんも見ない間に完聖体になってオシャレ度があがってるんでお互い見た目が変わってることにはスルーということで。

アスキン「動けるようになったんだな…大したモンだ…」「アンタのこと…見くびってたぜ…」
グリ「何だァ?」「心臓潰してもまだ息があんのかテメエ…」

リジェさんが倒されて尚ゆるるるるんしてたので、同じ親衛隊のことですもん、まだ奥の手があるんじゃなかろうかと思ってしまいますね。

浦原「アタシが治したんス」「ここに来る途中に」

最初、この浦原さんのセリフはグリ様に対して言ったのかと思って若干混乱しました。

 
「心臓潰してもまだ息があんのか」←「アタシが治したんス」

違ったんですけどね。浦原さんが治したのがグリ様。アンタ動けるようになったんだなという言葉に対してアタシが治したんスと。

浦原「藍染の手によって仮面を剥がれた破面達は」
   「帰刃によって『破面』の霊圧から『虚』の霊圧へと完全に変化する
   「このことが戦いの役に立つかも知れないと思ったんです」

アスキン「… そんな事まで… 読んでたってのか…?」
浦原「いいえ」
浦原「言ったでしょ 役に立つ"かも知れないと思った” んス」「だから"備えた”」

浦原「千の備えで一使えれば上等」「可能性のあるものは全て残らず備えておく それがアタシのやり方です」
アスキン「…ムチャクチャだな…」
浦原「何がです?」
浦原「戦いですよ 敗けたら死ぬんス」「死なない為に死ぬほど準備することなんて みんなやってる事でしょう」

このときの浦原さんの魂の抜けたような顔が鬼気迫ります。
いつもは飄々と余裕の浦原さんの本質みたいなのを見たような気がします。
人一倍、ほんとは怖がりなのかもしれないとかね。

アスキン「… ナルホドね…」「アンタが… 怖エー理由が…」
アスキン「ようやく…解った… 気が…」「するぜ…」

その時ズドンと
アスキンさんにもう一発くらわすグリ様「しぶとい野郎だ」「とっとと死ね」
そんなめんどくさそうに。


浦原「…グリムジョーさん」
グリ「てめえの敵を殺すところまでがてめえとの契約だ」「これで契約も終わりだぜ」

この契約は、虚圏で交わした?→518話【58巻】

しかしその時、異変を感じて膝をつくグリ様。
関係ないけど、グリ様(ぱんてら)が膝をついてなぜそこで擬音が『ガシャン』なのか。

なにか?硬いのか?硬い膝か?

浦原さんも異変を感じます。「!」
グリ「何…だ こりゃあ…」

アスキン「オット…」「1つ言い忘れてたぜ…」
地面に伏せながらアスキンさん。もう顔も上げられない状態ですけど。

グリ「! てめえまだ…」
アスキン「俺が死ぬと…」「"ギフト・バル・デラックス”は威力を増す…!」

やめてよ。

グリ「!」
アスキン「俺がビビッて… 自分を巻き込まねえように…」「無意識にかけてたロックが外れるからだ…」

アスキン「アンタにゃ敬意を表してえが… こればっかりはどうしようも無ェ…」
アスキン「アンタらにゃもう逃げる力なんか残っちゃいねェだろう…」「すまねェな…」

ここでアスキンさん、最期の力を振り絞って両手で三角を作るもんだから、
ここからなにかイマワノキワー光線でも出るのかと思ったら ただのオシャレなポーズでした。
もうアスキンさんたら最期の最期までオシャレだな。

アスキン「…とは言え…」
アスキン「アンタならきっと… 何とかしちまうんだろうなあ…」

このアスキンさんの切ない顔が泣かせにくる。
このセリフもまた、自分sageの相手ageがデフォルトの自己否定のアスキンさんならでは。
ほんとこの人、キャラが雑魚。なのに力は強大で、
でも、その力に驕らずあくまで雑魚の自分を自覚して一貫してるのがすごくよかったです。
かなり久保先生に気にいられて作りこまれてるなぁと思いました。
そんなキャラもあっさり潰えさすのが鰤の侮れないところ。
逆にいえば先生のお気に入りキャラだから死なないよねーと安心できないのではありますが。最終章ですし。

アスキン「…全く」
アスキン「…癪だから」「…致命的だとは… 言わないでおくぜ…」

言わないのか!先週私、言うだろうに7000ハスハイン賭けたのに。
もう、最期まで素敵に期待を裏切ってくれましたね。
アスキンさん大好きだよ。今までありがとう。
そんなハスハインさんじゃなくてアスキンさんを淀んだ目で見る浦原さん。
なんとも複雑な眼差しなのですけど、アスキンさんへの敬意がそこにあると取りたいですかよろしいか。

そして威力を増してゆくギフト・バル・デラックス。

グリ「チイッ」
グリ「クソッ… こんな…」「こんなモンで… やられるかよッ…!」

しかしこの毒、どう苦しいのか気になります。眩暈とか吐き気とか脱力とか痺れとか、そういう説明ってありましたっけ?


威力を増してもはやボールの形状じゃなくなってる極上毒入りボール(ギフト・バル・デラックス)。
それを遠くから見ているのはネリエル(ネル)ちゃん。

ネル「…驚いた…」「ホントに… 言ってた"5つの可能性”の1つになった…」

言ってたって誰がだろう。

ネル「中の霊圧は…4つかな」「最低2往復…」

浦原さんとグリ様と夜一さんと夕四郎くんてことやね。
しかし、ネルちゃん助けるつもりなのねん。そんなことをしてグリ様のプライドがどうなるかは知りませんぞ。
ただでさえ一触即発ムードだったしね(625話:69巻)

ネル「入口は…」「あれ!?」「小っさい!」
ネル「…ホントは」「一護と一緒に行きたかったんだけどな…」

なにか?助けるのは本意じゃないてか?
飛んでギフト・バル・デラックスに向かうネリエルちゃん。本意じゃないにしろ助けてくだせえ。

それにしてもネリエルちゃんおっぱいでかいわ。




中では浦原さん。
口から血を吐いています。
同時に紅姫サンもガシャンガランと倒れます。ガシャンガランとね。
紅姫サンはそれでいいんですけどなんでグリ様ガシャンなの(まだ言ってる)。

浦原「…ここまでっスかね…」「途中で… 任せちゃってスミマセン…」
浦原「黒崎サン…」「朽木サン…」

黒崎サンはわかりすぎるほどわかるとして、
なぜ朽木サンなのか。
ルキアちゃんですよねこの場合。
またなんか仕掛けてる気もする浦原さんのことだから。

さっきもネリエルちゃんが"5つの可能性”どうのこうの言ってたですけど、
多分これも浦原さんの予想ですよね。
なら、浦原さんのことなんでなんか手は打ってて、
アスキンさんがあの世で悔しがると、そういうことになるわけですよね?ね?

倒れる浦原さん。死なないで欲しいであります。

しかし、ここで言うのもアレですが
(ここで言わないと機会を逸する)
この苦しそうな浦原さんがセクシーすぎて妄想が捗りすぎるんですがどうしてくれましょう。

666話でグリ様期待してたのに、そんなに出てなくてちょっと淋しいのですが
この浦原さんのお陰で萌え頂きました。


そして場面はジェラルド氏と戦う日番谷隊長
卍解して攻撃した日番谷隊長ですが、効いてない。

日番谷「一瞬も止められねえのか… 頑丈な奴だ」
ジェラルド「この程度の氷の曲芸で我を止められると思ったか!!」

あまつ曲芸言われてますやん。氷雪系最強なのに!

日番谷隊長へと手を伸ばすジェラルド氏。
横槍にその手を弾く攻撃。
飛んできた方向を見る日番谷隊長。

そこには兄様。帽子は取れ、マントは千切れていますが、無事のようです。

白哉「日番谷隊長、一対一では難しい相手だ」「手を貸そう」
日番谷「…わかった」「確かにこの身長差ならニ対一でも卑怯にはならねえだろう」

白哉「…」
日番谷「…何だその目は」「身長差なら普段からあるだろうとでも言いてえのか」

あ~。考えすぎです。

なぜそこで目を逸らす兄様。

白哉「…いや …そんな… つもりは無い…」「…済まぬ」

兄様の"済まぬ”来た!ネットじゃ兄様のあだ名ってば"済まぬさん”ですんでね。
ネット民大喜びであろう(多分)。

日番谷「なんで謝った!? すげえ言いよどんで結局謝ったじゃねえか!! こっちを見ろ!!」

そんなコント?をしている2人の所に伸びてくるジェラルド氏の右手(大きい)。

うって変わってきりっとして迎え撃つ2人。
のはずだったんですが、
迎え撃つ前にその手(腕)斬り落とされました。

2人「!!」

裸足の誰かさん「何だァ?隊長格が雁首揃えて全滅かよ」「情け無え!」

更木隊長でしたドン。


2人「…厄介なのが来たな」
←この絵は海軍の適当らくがきです。本編にはございません。

厄介て…。いや、ほかに言うことあるのでは?
いや、まぁ、たしかに厄介かもしれませんけどね。
実は私も若干思っております。だって更木隊長描くのむづいねん。あと、日番谷隊長も、むづいねん。

それにしても更木隊長、ペルニダちゃんにやられた傷は癒えたのかな?
マユリ様のカプセルで治療中だったはずですが
まさか中途半端で出てきたとか、ないよね。

そんなこんなで待て次回

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