鰤665話からのらくがき。 The Princess Dissection(解剖とかそういう意味)
猫まっしぐりゃ~!!!!!!




文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。



今回は前回のラストとちょっとかぶっております。
TV番組でCMあとにCM前の部分とちょっと流す感じを思い出しました。
でも、同じ画像を流すTVとは違い、別の角度で浦原さんの卍解までの流れが見れてよいであります。

浦原「参ったな…」「本気で殺しにきてるじゃないっスか…」
浦原「仕方無いっスね」
浦原「卍解 」
目を見張るアスキンさんの前で浦原さんの卍解は紐解かれます。

浦原「"観音開紅姫改メ(かんのんびらきべにひめあらため)” 」

アスキン「…うおォイ…」「何だそりゃア…?」
アスキン「卍解だって…?」「無かったぜ 陛下に頂いた中にはアンタの卍解の情報なんかよ」

浦原「…アタシも今居るヒト達の前で使うのは初めてっス」

アスキン「…ナルホド」「そういう事ね」
アスキン「で 一応訊くけどどういう能力なんだ?」

浦原「そういうの訊くんスか 言うわけじゃないでしょ」(なぜ下線かはあとで書きます)

アスキン「そりゃまあそうだろうけど 訊かずに向かってくのも怖エーからな」

浦原「いいんスよ」「でもまあ」
浦原「言わなくてもそろそろ解る頃っスけどね」

浦原さんの目は相変わらず見えてない風。けれどなにかの圧を感じてるっぽいアスキンさん。
とたんにアスキンさんの腕がパカァと裂けます。縦に。「何ンだ…こりゃアッ!?」
ごめんなさい。
この裂けてる部分、久保先生は黒腔の空間みたいなトーン貼ってたんですけど
同じようなのがなくて適当にボワボワ系のトーン貼ったらなんか病っぽくなってもた。

完聖体の翼?で足場を作りその上を渡って浦原さんから距離をとるアスキンさん。
そうするうちにアスキンさんのその裂けた腕が見えない針で縫われるように糸にかがられて元に戻っていきます。

浦原「…冷静っスねェ 大抵の人はビックリして腕を切ったりしちゃうんスけど…」「読み通りアタシの卍解の効果は"範囲”っスよ」

"大抵の人は”という統計が取れてるということは、今居ない人の前だとかなり使ってたのかしらね。
いったい浦原さんて実際は幾つ(歳)くらいなんだろ。

アスキン「ハハ…腕を切るような度胸が無えだけさ…(何だ…?)」

紅姫サンの両手が浦原さんの顔を隠しています。正しくは上半分。アスキンさんにやられた目の部分。

浦原「今の一撃で読めたかも知れないっスけど…」

アスキン(何をしてやがる…)

浦原「"観音開紅姫改メ”の能力は」

浦原「"触れたもの” を"造り変える能力”っス」  
ちょ…浦原さん、さっき「そういうの訊くんスか 言うわけじゃないでしょ」言ってたじゃないですか。
もうアスキンさんが解ってるから解禁なん?いや、アスキンさんまだ解って無い顔してるよ。


そして紅姫サンの手がはずされて浦原さんの顔が見えるんですけど、目の周り、縫い目が走っています。フランケンですね。
ていうか、血の跡が両目に?アスキンさんに両目やられてたんだ。右目がやられた描写しかなかったので右目だけだと思ってたんですけど
前の話みたらラストのとこで両目から血が流れてたわ。

アスキン「!?」

わけがわかってないアスキンさんの左肩に浦原さんが左肩に刀を一閃。
そして振り返ってもう一度。しかしその二度目の刃はアスキンさん辛うじて完聖体の翼?で防ぎました。
それにしてもこの振り返ってるときの浦原さんの目がなかなか狂気で好きであります。


このときのアスキンさん、ゴーグルのせいでか完全にガッチャマンに見えます。
しかし、浦原さんのこの動き…。
アスキン「何?視えてんの!?」「アンタの眼は"即死”させた筈だぜ」
浦原「視えてますよ」「それも "造り変えた”んスから!」
浦原さんの左腕がパカァと割け、そしてすぐさま見えない針に操られる糸に縫い上げられます。
なかなかシュールですがかっこいい。紅姫サンはお裁縫が上手いのね。

その作り変えられた腕で剣の柄を掴み、押し飛ばす浦原さん。
おそろしくテンポのいい漫画の流れなのですが、
作り変えられた部分は左腕ですけど剣持ってるのは右手なのが気になるといえば気になります。
そしてなかなか浦原さんらしくない戦い方。肉弾戦?
てか、これ、浦原さん、自分の左腕をパワー系の左腕に造り変えたってことかな?(右腕も然り)
吹き飛ばされたアスキンさん。すかさず追おうとする浦原さん。

アスキン「あ~イヤだ」
アスキン「イヤだイヤだイヤだ」「イヤだね~」

アスキン「これじゃア俺の嫌いな 力対力の戦いじゃねェかッ!」

アスキン「せっかく自分のフィールドに引きずり込んで自分のペースでやろうってのに」「何やかんやで上手い事ズラしてきやがる…」
アスキン「ワルい奴だぜ浦原喜助…」

アスキンさんのこういう喋り方好きだわ。前回浦原さんの目を即死させたときも俺にここまでやらせるアンタが悪い的なこと言ってましたよね。
なんでも人のせい、自分は悪くないといういう偏った考えではあるでしょうが、アスキンさんが言うと意味合いが違うかもと思えるようになってきました。
この人、そもそも自分というものがないんじゃないかなって。すごい自己否定の人で、だからいいことも悪いこともなにかしら他人事で。
陛下に興味があるようですけど、きっとそれだけ。オシャレなことが好きだけど、自分がどうなりたいかとかいうビジョンがこの人からまったく見えないのよね。

でもってなんで浦原さん申し訳なさそうな顔してんの。やっぱ「ワルい奴」って言われたから?

アスキン「だが流石でも完璧じゃねェ!」「忘れちゃいねェだろうな!?」
アスキン「この"極上毒入りボール(ギフト・バル・デラックス)” は脱出不可能の毒の要塞!!」
アスキン「この中でアンタが息が出来てンのは」「俺がまだ加減してるからなんだぜ!!」

ええ?まだ加減してたの?舐めプすぎやしませんか?それとも強がり?
地上を走っている浦原さん。
浦原「勘弁して下さいよ…」「これ以上"ギフト・バル・デラックス”の濃度上げるつもりっスか?」
なんだかんだで浦原さん、ちゃんと相手の技の名前を呼んでるのね。相手への敬意すら感じる几帳面さにふふってなります。

浦原「今だって」「こうして地面を這い回ってるので精一杯なのに…」

とかいってめっちゃ走ってますけどね。あ、紅姫サンのことか。
出てきたはいいけど伏せたままですもんね。そしたら今が"這い回ってるだけ”状態なら、普段はなんだ飛だりするの?紅姫サン。

アスキン「言うじゃねーか 解ってンだぜ!」「アンタの卍解は地面這い回ってるだけでも危険だってな!!」

浦原「…流石」「よく理解してる」 触れたらいいわけですもんね。相手にもし触ることができれば相手を"弱く”造り変えることも可能で。
ん?
アスキンさんの左腕が裂けてすぐに元に戻ったとこ、紅姫サン触ってない…ですよね?
まぁ触ってたとして、あのときアスキンさんの左腕をどう作り変えたんでしょうか。

浦原「ただ」
浦原「もう」「遅いっスけどね」

次の瞬間、黒い手に背後から貫かれるアスキンさん…
描いてなくて申し訳ないんですけど、アスキンさんを貫通してるこの腕、心臓を掴んでおります。

アスキン「…何だって?」なにが起こったのかわかってないかも状態。

浦原「…気になってたんス」
浦原「この"ギフト・バル・デラックス”を 貴方は脱出不可能とは言いましたが 侵入不可能とは言わなかった」
浦原「だから試しに」
浦原「ボールの外から一息に」「侵入できる道を造ったんです」
アスキンさんの背後の街並みには、いつのまにか紅姫サンが縫い上げたであろう縫い目が。
い…いつのまに!!!!

そしてこの黒い手は…もしや…

浦原「…お手伝いありがとうございました」
浦原「グリムジョーさん」

グリ様キタ━━━━ヽ(・∀・` )ノ━━━━!!!!ようやくお目覚めか!

グリ「…チッ」
浦原さんのお手伝いは不本意かもしれませんが、ここでギフト・バルでやられた借りを返したわけでありますね。

しかし、この紅姫サンの作った侵入できる道をグリ様ったら猫まっしぐりゃ~に走ってきたのかと思うと微笑ましくてしょうがない。

でもって次回はセスタセスタセスタの666話。それに合わせてグリ様出してくれてるのだとしたら、久保先生すばらしすぎる。

今回、浦原さんの卍解の能力が明らかになりましたが、どっちかというと回復系?
でもって強化系ですね。マユリ様が羨ましがりそうな能力。
そしてたしかにこの卍解は人を鍛えれないですね。
チャドくんを無条件に強く"造り変える”ことはできたかもしれませんが、鍛えることはできなかったということで
恋次くんにチャドくんの修行を振ったわけなんでしょうね。
そして造り変えてる段階でできるこの縫い目は消えるのでしょうか?アスキンさんの左腕は縫い目残ってなさそうでしたけど、
浦原さんの顔にはがっつりついてまして。
てか、浦原さん、何歳だ?と上のほうに書いたですけど、実際もう体なんて何度も造り変えてこの見た目なのかもしれないですね。それはそれでグフフなのですけど。
それにしても、造り変えるのって性別も出来るのかとか思うとワクワクしてこういうのを(■160314_2)描いてしまうわけです。おそまつ。

でもってアスキンさん、最期に「致命的だぜ」といって死ぬのに7000ハスハインを賭けるつもりです。
今回言ってないのでだから次回なんらかのカムバックをしそうなしなさそうな。
ちなみに663話感想でアスキンさんのゴーグルが割れるに800ハスハインを賭けたのは私です。割れなさそうでがっくりです。


次号は19日土曜日発売。

01号室トップ 666話