鰤664話からのらくがき。 The Gift
目はやめて。目は。




文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。



先週最後に完聖体を披露してくれたアスキンさんですが、今回、その実力を見せ付けてくれます。

アスキン「1秒に48回変化する霊圧」
アスキン「それは言い換えれば」「1秒で48パターン全て喰らえるって事だ」

え?瞬霳黒猫戦姫の気まぐれ霊圧変化って、48パターンだけなの?
ただ単に一秒間の変化回数が48というだけで、霊圧変化は無限かつランダムかと思ってたんですけど。
48パターンを使いまわしてるだけなの?だったら、一秒で48変化とかしないで、
アスキンさん(完聖体前)の免疫獲得できるまでの時間が1分なんですから、ぎりぎり長引かせて
1パターンで50秒攻撃したらいいと思います。それを48回繰り返すと2400秒。つまり40分です。
さすがにここまでやられたらアスキンさんも倒れるでしょう。夜一さんにそこまでの持久力があればですが。
まぁ夜一さんは短期決戦型でしょうしね。
といっても、一秒間に48回霊圧が変わるだけで
その一秒に霊圧の変化にあわせてきっちり48回攻撃を繰り出しているわけでもないんで

アスキン「つまり 完聖体になって1秒間だけ攻撃を受け切れば」「全48種感染完了(コンプリート)」

↑これもおかしいと思うのです。

浦原「…」目を見張っています。もしかして「それは違いますよ」といいたいのかもしれないし、
ただアスキンさんの能力に驚いているだけかもしれません。

アスキン「あとの解析と免疫獲得に必要なのは時間だけだ」

つまり1霊圧につき1分あれば…という話なので、48分ですね。

いや、遅いやん!
あ、違うか。同時に解析できるんなら1分でできるか。
なんか「ご飯粒残してたらお父さんに『お米1粒作るのに1年かかるんだぞ!100粒作るのにどのくらいかかると思ってるんだ!』と言われて、
100年って答えたら『1年に決まってるだろ!』って訳の分からない怒られ方をした。」のコピペ思い出しました。

懐に手をやろうとする浦原さん。焦りの色が見えます。懐にはなにか次の手が?

アスキン「オット」
アスキン「そっから更にそいつの霊圧を変化させる方法もあるのかも知れねェが 無駄だぜ」

その「そいつ」のお尻です。今回これだけの登場です夜一さん。

アスキン「アンタが無駄手間取らなくて済むように」「親切心から 俺の完聖体の性能を教えとく」

うそうそ。ほんとは自分が言いたいだけなのよ。鰤っこはみんなおしゃべりが大好き。致命的にね!!!

アスキン「俺の完聖体 『神の毒見(ハスハイン)”』は」「毒の変質に適応する」
アスキン「毒の表層がどれだけ変化しようが ベースが同じなら免疫の方を変化させて瞬時に無効化できるんだ」
アスキン「回りくどい言い方か?」「でも解ってんだろ」

動かない浦原さん。
ていうか、動かないところを見ると懐から出そうとした"次の手”が更なる霊圧変化をもたらすだけのものだったというわけですね。

アスキン「こっから先、アンタもそいつもどれだけ霊圧を変化させようが」「俺にキズ一つ負わせる事もできねェってハナシさ」

浦原さん無言です。万事休すなの?

アスキン「さァ」「どうするよ浦原喜助」
アスキン「まさか あんたの打つ手を1から10まで潰したくらいで」
アスキン「万策尽きた訳じゃ無ェだろう?」←ここでサブタイなんですけど、両手を広げたアスキンさんが舞踊家のようでかっこいいですよ。

ふいにパンという大きな音。
ギフト・バル・デラックスに何かを張り巡らせるアスキンさん。

浦原「!!」
アスキン「そんなビックリすんなよ」「"念のため” さ」
アスキン「”領域(ベライヒ)” を区切った」

区切ったら、どうなるんでしょう。

アスキン「俺はキツい言葉を遣うのが好きじゃなくてね」「キツイ言葉を遣う奴ってのは余裕が無く見えるだろ?」
      「余裕のある男でいたいもんでね」

あと藍染さま曰く、弱く見えるそうでもありますし。あれは『強い言葉』か。
しかし、アスキンさんはいろいろとこだわりのある人のようで好感持てます。実際いたらウザそうですけど。

アスキン「その俺が言うぜ]
アスキン「この"猛毒領域(ギフトベライヒ)” からは」「絶対脱出不可能だ

あっ。外と中を区切って出られなくするわけね。
毒入りボールの中にぶちこんで出られなくする。なかなかえげつない。

浦原「…そんなにアタシ達を逃がしたくないっスか」
アスキン「当たり前だろ 何の確認だよ」「俺達敵同士だぜ」
浦原「いえね こう言っちゃ何ですが アナタは」「忠誠心で動いてる様には見えなかったもんで…」
アスキン「失礼なこと言うね」「忠誠心ならポメラニアンの倍ほどもあるつもりだぜ」

アスキンさんこそポメラニアンに失礼なこと言うね!!!!
しかし、たしかに霊王を吸収して目が一杯になった陛下を露骨にキモがってたりしたし、絶対陛下!という訳じゃなさそうでしたもんね。

アスキン「だが見立ては間違ってねェ 確かにそれが全てじゃ無ェ」
アスキン「俺は陛下に興味があるのさ」
アスキン「興味があるなんて言うと上からに聞こえるか?」「モチロンそんなつもりじゃ無ェ」
アスキン「現世 虚圏 尸魂界」
アスキン「世界を3つも潰してその後に何かを創ろうとしてる」「そんな人が 陛下の他に居るか?」
アスキン「例えばここで陛下を逃して」「その次に誰かそんな奴が出てきてくれると思うか?」
アスキン「浦原喜助 あんたは物知りだ」「この世の全てを見てきたってカオしてる」
アスキン「そのあんたが思わねえのか?」
アスキン「3つの世界を潰した後に 陛下が何を創るのか」「それを見たいと思わねえのか?」(←なぜ下線引いたかはあとで書きます)

現世・虚圏・尸魂界。久保先生地獄の設定忘れてませんか?いくら映画が黒歴史だからといって(私はあの映画好きでしたけど。唯一DVD買った)。

次の瞬間、浦原さんの刀が一閃します。毒で弱ってる人とは思えない。
躱すアスキンさん。
アスキン「まだそんなスピードで動けんのかよ」「このギフトベライヒの中で大したもんだ」

関係ないけど、漫画だと縦書きなんでそうはなりせんが、ここで横書きに打ってるとベライヒの「イヒ」が漢字の「化」に見えるのね。
ベラ化。悪くないなと思っています。

浦原「…思わないっスね」

アスキン「さっきの返事かよ そりゃ残念だな」「アンタはてっきりコッチ側だと思ってたんだが」
好奇心があるという点では確かに。
浦原「涅隊長ならあるいは」「新しい何かを見たいと言ったかも知れません」
アスキン「涅マユリか」

ご存知なのね。滅却師たちのダーテンの共有は並々ならぬものがありますね。それを見越してる浦原さんなのではありましょうが。
というか涅隊長どうしてんのかしら。ネムちゃんの大脳かかえて眠りに入ったようですが…。

浦原「だけどそれでも ユーハバッハの創ったものを見たい訳じゃないんス」
浦原「誰も見たことのないものを創るなら自分の手で」「それが科学者ってもんス」
浦原さんイイ顔してます。

そして浦原さんのその返事を聞いた瞬間のアスキンさんもイイ顔。すごい嬉しそうなんですけどどうしてや。

というか、この左の浦原さん、左向いてますけど、このコマの2ページ前にアスキンさんの左向きの顔のコマがあるのです。
(↑で下線引いてる箇所がありますが、そこのとこです)
それが多分、対のコマなんじゃないかなと思ってます。
本当はその対で描きたかったんですけど、イイ顔のアスキンさんが捨てがたくてね。

とりあえず「対」と思われるコマ。ご参考までに写真。
それにしても浦原さんて
目的主義で、新しいものとかを作るのは
その到達への手段でしかないと考えてるタイプかなと思ってたんで
今回のこの「誰も見たことのないものを創るなら自分の手で」
というのは意外に思いました。
いや、その結構浦原さんて俗なのねと。
だからといって、がっかりしたとかはないでありますよ。
おっ?と思っただけ。

アスキン「…成程ね」「嫌いじゃねェぜその答え」
アスキン「それでも俺は」「陛下の方を見たいけどな!」

右手の腕輪に手を伸ばすアスキンさん。

アスキン「"猛毒の指輪(ギフトリング)” 」

そしてアスキンさんは右手を上にかざすと腕輪が大きくなります。あれ?腕輪?技の名前は"指輪”ですが?
腕輪だと思ってたの、実は指輪だったとか?

ともあれどんどん大きくなる輪っか。直径10メートルくらい。

それを浦原さんめがけて飛ばします
構える浦原さん。

しかし、輪は浦原さんに届くまえに消えてしまいます。

浦原(消えた…!?)

目を見張る浦原さん。
次の瞬間、小さくなった輪がその見張った目に刺さります。右目。ええと、眼球に輪のピアスをしたらこんな感じ?

というか、指輪だわ。たしかに、このサイズは指輪だね。

しかし目はいかんでしょ。目はやめて。
吟醸さんもベリたんの目を斬ったことありますけど、ほんと目はカンベンして。

右目から血が噴き出る浦原さん。痛そうとかいうレベルちゃう。
 「ぐ…ッ」

アスキン「"猛毒の指輪(ギフトリング)”はとんでもなく強くて 『致死量』 がロクに効かないヤバい奴に使うんだ」「効果は」

アスキン 「致死量」の能力を一点に集中させて」「ピアッシングした敵の "部位” をピンポイントで  "即死” させる」

このコマいいな。
先週、アスキンさんのこのゴーグル割れるとか言ってたんですけど、こういうデザインで魅せてこられるといいなと思ったりするものです。

アスキン「アンタが強すぎるから悪いんだぜ 致死量を下げてもダメ 手段を全部消してもダメ」
      「それなら 五臓六腑 軒並み潰して 死んで貰うしか手が無ェんだ」

こういう人いますよね。なんでも人のせいにする。私にここまでさせる貴方が悪いのよと。ちょっと病んでる人に多い。

ため息(?)をつく浦原さん「…仕方無いっスね」

浦原「 卍解 」
浦原「『観音開紅姫改メ(かんのんびらきべにひめあらため)”』」


浦原さん卍解来た!
てか、後ろの女性が紅姫っスか。
ヤバイ。エロそう。
たしかにこれは、チャドくんを鍛えたりできる卍解じゃなさそう。
その卍解の性質以前に青少年健全育成法とやらのほうで。

とはいえ、紅姫、関節が人間とは違うかたちですね。関節人形かな?

涅隊長の金色疋殺地蔵に雰囲気(だけ)が似てるかも。
あちらは涅隊長の研究の成果を注ぎ込んだ斬魄刀なので、そもそもが違うのですけど…。
って、なんかこの紅姫も人形っぽい=義骸?浦原さんがなんか弄ってるかも。
いや、逆に考えたほうがいいかも。つまり紅姫で得た知識を義骸技術に応用してるかもですね。

しかし浦原さん。
←この絵だともうちっこすぎてわからなくなってますが、
なんか目がね(無事なほうの左目)。怯えてるというかそういう目に見える。

たまに浦原さんてそういう目するんでありますね。
過去編のときに、霊圧遮断の外套を羽織って藍染さまたちに奇襲をかけたときの目が
これまた怯えてるっぽくてかなり印象に残っています。
ビックリしてるんじゃなくて怯えてる感じですね。
考えすぎかな…。

仕方なく卍解したとはいえ、卍解したらしばらくは浦原さんのターンですね。待ちます次回


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