@【おちょうしにのりすぎかと】
和尚、先週に引き続き絶好調です。
墨汁コントでもここまでやらんわというくらいに
ユーハバッハさん(だったもの)に墨汁かけるかける。
というか、これ、もうほかのものにもめっちゃかかってますよね。
いろんなものが、名を失っているかもしれません。
関係ないけど、キラキラネームをつけられて困っている子は
和尚に名前を消してもらって、
そして素敵な名前を新たに書いてもらえたら幸せになれるかもしれません。
ほんと関係ない話だな。
しかし、そうなのです。
和尚、黒く塗ったものの名前を奪うと同時に
名前を与えることもできることが判明。
その名も『"真打”しら筆一文字』。
この"真打”ですが、いわゆる卍解ということになるそうな。
おばあちゃんが昔スパゲテーといってたアレが今はパスタと言われてるようなああいう感じ?
インスタントコーヒーっていわないんですよね。今はソリュブルコーヒーでしたっけ?そういう風な?
いや、ちょっと違うかもしれない。
「世に"卍解”というもんが生まれるより昔 最初に生まれた"進化した斬魄刀”じゃ」
という話なのですが、捉え方によっては卍解とはまた違う進化の仕方をしたのかも。
ここらへんが意外に伏線になるやも。その、ベリたんが"真打”修得するとかね。
そこらへんはまた話が進むと判明することでしょう。
今はとにかく和尚の斬魄刀が活躍中。
「しら筆一文字」
"しら”は"白”のことでしょう。
さきほどまで陛下を羽子板ギャグコントみたいに黒く塗り倒していた黒い穂先が白くなっています
そして筆のさきっちょからなんか白い汁迸らせてますけど、ぜんぜんエロくないのでご安心ください。。
「この刀は一文字で塗り潰されたものに 新たな名を刻み込むことが出来る」
と白い穂先を滑らせて名もなき陛下に与えられた名前は・・
・・というところで、私、「今年の漢字」を拝見するかのごとくワクワクしてたんですよ。
絶対漢字だとは確信していました。
リアルに2014年の今年の漢字は「税」でしたけどね。
和尚セレクト今年のユーハバッハだったものに与えちゃう漢字は
「黒蟻」
うわあ!二文字ですね!!
今年の漢字って一文字じゃないですか。
というか「しら筆一文字」って、ひと文字のことじゃなかったんか。
まぁ、それはおいといて、黒蟻と名づけられたユーハバッハさんだったもの。
当然、力もそうなってしまっているようです。
「おんしの力は今 地面を這う黒蟻に等しい 脆く儚い命となった」
といわれても、ずっと「・・・・・・」と絶句状態。
頭脳も蟻並なのでしょうか?
蟻さんもかしこいそうですけど。
忙しそうにしてる蟻さんですが、数のうち、あるいは時間のうち何割かは遊んでるそうですね。かわいい。
「・・・ここまで・・・」
絶句状態だった陛下が口をひらきます。
しかし、意味が通る言葉には程遠い。
それに意味をつける和尚
「そう "ここまで”じゃ」
「"ここまで”力の差があったか」
「そして おんしの力も"ここまで”」
このときの和尚ったら、もう悪い顔ですよ。
見た目は寿ぎの恵比寿さんのようで、年賀状の図案にもイイカンジなのに、
こんな悪い顔されたらなぁ。そんな顔で
「今迄殺した死神達の命を抱いて 黒蟻の如くに 踏み潰されて死ぬがよい」
とか、怖いってば。
そして千里通天掌(605話にて説明アリ)の足バージョンみたいなのでどん。
大きな足で陛下を踏み潰さん勢いです。
そして留めに「虫けら共の王よ・・・さらば」と千里通天掌の両手で陛下を挟みこんでばちん。
文字通り虫けらの扱い。
しかし、ほんとこの和尚、悪いってか、ペラペラペラペラしゃべってるのもなんだかなぁ。
見方強いのは頼もしいけど、こんだけ長いターン(3話は使ってますよね)だと
同号掲載の「磯部磯兵衛物語」百十四話より
って感じです。
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A【イケメンだからといって】
そしてそんな陛下のピンチがわかるのか
(虫けらだけに虫のしらせか)
見返り美人のポーズで陛下を思うハッシュヴァルドさん。
あいかわらずイケメンです。
私の筆ではそのイケメンっぷりを100%お伝えできないのが残念です。
描いててつくづくほんとイケメン。
久保先生のキャラの中で男女含めても一番の美しさではないかと思います。
しかし、イケメンだから好きというのとは違うのよ!違うんだから!
でもって、石田くんは?
B【ここまでとは】
和尚の「ばちん」の手から零れ落ちる陛下。
それを背中でみやる和尚。
きっと勝ちの目を確信しているのでしょうか。振り向きもしません。
「・・・・ここまでとは・・・」
ひとりごちる黒い人影は無念そう・・・
だと思ったけど気のせいだったぜ!
次のページで黒い陛下逆さ状態でなんかテンション高ぇ。
「我が目の閉じた状態で よもやここまで見えているとは」
と叫んで、目玉がなんか変。
崩玉融合のときの藍染さまの目がこんな動きしたことがあったなぁ。
そして、振り向きもしなかった和尚の後ろに光の柱(多分)が立ち上がります。
さすがにこれには和尚も振り向かざるを得なく、振り向いたと同時に
光の剣が和尚の胸を貫きました。ヒゲごとです。
しかし己が胸を貫く光の剣を掴み、抜かせません。
抜かせたら二撃目が来るからだと思います。
そんな和尚の前の黒い影、黒蟻の文字がぼろぼろと剥離していきます。
信じられないものを見たといわんばかりの和尚。
「莫迦な・・・文字が・・・」と動揺を隠せません。
C【だから石田くんはどこやねん】
ここでハッシュヴァルドさんが陛下の能力を独白しています。
きっと、陛下とバランスを取っている(565話)なので
陛下になにが起きているのかは、わかるのかもしれません。
しかし 一人です。
どうやらハッシュさんは"産褥(600話)”の中にまだ居るようですが、
ほかの人が見当たりません。一人です。
「・・・陛下の御力は
これから起こることの全てを見通し知ることの出来る力」
「そして陛下が知られた力で 陛下を倒すことはできない」
ハッシュさんのセリフと、
こっちの陛下側にある和尚のシーンが重なってかっこいいです。
「その文字は"A”」
「御力の名は」
「全知全能(The Almighty)」
というところで陛下、あらためてドヤーッ。かっこいいドヤーッですよ。
そこで来週。
陛下、最初はたしかに強そうだけどラスボス感はないなぁと思ってたのですが、
ここにきてラスボスらしい風格がでてきたように感じます。
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