鰤605話からのらくがき。

ヒゲvsヒゲ

@  A



@【瓦礫の街を】
ヴァンデンライヒの様相となった上に
とにかくしっちゃかめっちゃかになって
とてもこれがかつての尸魂界、瀞霊廷とは思えない中を
足取りだけは軽く京楽さんが行きます。
静かです。
リルトットちゃんとかバズ兄はどうなってしまったんでしょうかと思いを馳せますが、
この静かさが答えなのかな・・と思ったり。
そしてこの街は戻るのか?
戻るとしても、もとあった瀞霊廷の状態に戻るのか
戻ったとしても壊れてるのではないかという危惧を
ひとりごちて・・いたわけでもなさそうで
ちゃんと聞き手が居りました。
浮竹さん。
先ほどの京楽さんの憂いに対して
「そうかな 壊れていたらまた直せばいいじゃないか」と
前向きなことを言うのですが、
その目は京楽さん以上に憂いを秘めているような。
もともと憂いを帯びた目の方ですけどね。
しかし浮竹さんは今までなにをしてたのでしょうか。
陛下たちが霊王宮に行ったのは知ってるみたいです。
というか、あんだけ派手に行ったんだからみんな見てるか。
「気付いていたかい」じゃねーよ京楽さん。
まぁ、陛下の侵入を許してしまったのはべつに京楽さんたちのせいじゃないと思う。
それに、それを見越しての手は打ってたみたい。
ぬかりない。
この浮竹さん、柔和で病弱という印象ですが、
そもそも代行証にいろいろ仕掛けたりとなかなかの策士。
今回も、なんかしてた。
「神掛」という仕掛け?
名前しかわかりませんが、
「『神掛』は成功したみたいだ」という浮き竹さんの影が
なんだか禍々しいものに。
それを見て「それなら多少の無理もききそうだね」と京楽さんは言うのですが
それに対して
「医者のような口をきく」
と、病弱な浮竹さんらしい返事。
でも、なんだろう。
この仕掛けは浮竹さんのなにかを犠牲にしてるような気もする。

そして京楽さんは別のところに。
そこは四十六室。

なんの用だろう。
もしかして藍染さんに会いに?
B【霊王宮】

場面かわって霊王宮。
大きな筆で床にラインを引くまなこ和尚。
「こっから!」
でもって10歩くらい?奥に走ってまた一本。
「ここまで! の間に
おんしを倒す」 にかっ←いい笑顔
それを見て陛下
「少し長いな」
「その三歩手前でお前は死ぬぞ 兵主部一兵衛」
それを聞きながら「封」と書いた大きな丸を描く和尚。
「じゃから 軽々しく名を呼ぶなというのに」
と言うや否や、大きな掌が陛下を襲います。
これにはさすがの陛下もびびったよう。
受ける、防ぐが出来ないままどーん。
かなりふっとばされています。
その速さにわざわざついてきて技の説明をしてくれる和尚。
「千里通天掌 突いたものを千里の先まで問答無用に吹き飛ばす」
技がばれたら反撃されるのが鰤ですが、
陛下の様子が変よ!
和尚「じゃから言うたろう 喉が潰れても知らんぞと」
ああ!先週のヒキで言ってましたね。
まさか本当に潰れるとは。陛下、声出ません。
声が出ないということは、技の名前とか言えないわけで困るようです。
なすすべなく、ただ吹っ飛ばされてる途中の陛下に
追い討ちのようにもう一発千里通天掌どーん。
「あと千里戻って反省してこい」ですから、陛下掌で逝く行く二千里の旅となる予定。
まぁ、予定は未定。
陛下も伊達に1000年生きてないわけで、
自分で自分の潰れて使えなくなった喉を抉り出してしまいます。
おどろきのシーンですが、
ああ、この人はこういう人なんだと思い知らされました。
部下も使えねばばんばん切って捨てますが、自分の体でも同じこと。
いや、自分の体ですらこういうことができるから、部下も切れるんだなと。
使えなくなった(御せない)部分を切って落とすのは兄様もやっていましたが、
兄さまはその辛さを知ってるから、ほかの人にはしない。
でも、陛下は、それが自分に対してもできるからほかの人にもできる。
ベクトルが違うんですね。

そしてほかの人間にやったのと同じように、
喉のない自分のその「欠けた部分」に自分の能力を分け与えて埋めるのです。
「『私』は『私』に 『声』を与える!!!」

陛下の声、爆誕!
そしてすかさず大聖弓(ザンクト・ボーゲン)を
飛ばされる自分を迎え撃つカタチにして出し、その矢で
陛下自身を打ち抜きます。
それで千里通天掌で飛ばされているスピードを殺した上戻ってくると、
もう捨て身というか、おそろしい子!
ほんと部下を大事にしない人は自分も大事にしないのなと。
でも、こういうの好きでな。
陛下への好感度があがってる自分がいます。

いや、ベリたんを応援したいんだけど、陛下、いいぞと。

大聖弓はいちどきに沢山の矢を放てるようで、陛下を突き戻した矢以外の
あまたの流矢がまなこ和尚を襲います。
まぁ、そんなので倒せるわけないんですけどね。
でも、多少は傷をつけたみたい・・ってこれ
まなこ和尚の背中がちょっと切れて血が流れてるんですけど
矢で、どうやったらこう傷つくの?背中から切られてでないとこうはならないのでは?
と疑問に思うまもなく、
まなこ和尚、本気モード。
白目です。こわいです。「殺すか」とか言ってます。
次週です。というか今週土曜日発売です。

  



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