@【SNIPE】
って、「BLEACH」というタイトルに決まる前のタイトルだった記憶が・・
(前に鰤休載中のときのおさらいページみたいなのでジャンプで見た)。
先週のラストで、頭をリジェ氏(X)のライフルで撃たれた千手丸さん。
やられてしまったのは仕方がないとしても
生きてて欲しいと思ったのもむなしく、
千手丸姐さん、ガクン ゴトンと倒れて、血だまりが出来て・・
というきっついシーンではじまってしまいました鰤600話。
その上、
ジェラルド氏(M)が、「そんな所で殺す奴があるか!」とおこ。
「陛下の通り道だろう さっさと片付けろ」だって。
なんだか汚いモノ扱いで、おこられて困ったリジェ氏はペルニダ氏(C)に泣きついて
ペルニダ氏の強制執行という名の、多分サイコキネシスみたいな技で
倒れた体もくしゃくしゃまるめてポイ。
ここまでショックすぎました。土曜日の朝に読むものじゃないと思います。
その様子を見て「あっけないものだな こんなものが零番隊か」とジェラルド氏。
それに大して、「今まであったかい?僕らの前で あっけなくなかった奴なんて」
と諦観にもとれるセリフ。先週のラストといい、
リジェ氏は中二心をくすぐる言葉をあやつりますな。
そして陛下の通り道を血で汚してしまったことへの挽回か、
周りの霊王宮の浮遊する建物をすべて撃ち抜いて撃破させます。
煙をあげて落ちる霊王宮を背に
「これで邪魔なものはすべて落ちた」と陛下に恭しく道を案内するリジェ氏。
それを陛下は黙って見ているのですが・・進む気配ない。
なんかあるのかなと思ったら・・
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A【今こそ世界丸見えの「だがそのとき!」のナレーションをこのシーンに贈りたい】
あったみたい。
風になびくように空が割れるという表現でいいと思います。
のれんのようとでもいいますか。
これも、千手丸さんの織り上げた作品なのでしょうか。
銀幕に投影された映画のように、でも、映写機はなく。
織り上げられた空に落ちてくる霊王宮の建造物は撃ち抜かれ煙を立て
今まさに落ちてはいるのですが
それは千手丸姐さんの手になる「模様の動く織物」という作品なのでしょう。
つまり、ここは千手丸姐さんの織り上げた「偽りの霊王宮」
はためいたスキマから千手丸姐さんの姿が。生きてらっしゃる。
先に撃たれて丸められたのは、それもきっと偽りの霊王宮の中の偽りの千手丸さん。
これは、うれしかったです。
実を申せば姐さんがやられてしまったことで、
零番隊がなすすべもなく
一方的にかませにされてしまうのだろうなという予想に結びついてしまい、
そんなぁ零番隊って強いはずじゃなかったの?
という失望といいますか、落胆してたのであります。
それが、いい意味で裏切られてわくわくしました。
そして、ここからが零番隊のターンです。
千手丸姐「ここは そちたちを迎え入れる偽りの霊王宮」
「本物の霊王宮は」
「向こうで和尚が隠しておる」
アゴで「向こう」を差すあたり、なんかもうニクイね。
そして「向こう」の空、結界?がはがれたのか、
丸に隠という分かりやすいマークが現れてそして崩れていきました。
その向こうには本物の霊王宮。ちゃんと浮遊する建造物も健在です。
その真ん中に和尚。「なんじゃなんじゃもうバラしたか」
ほんと鰤のキャラって技とか仕掛けとかバラすの好きねぇ。
和尚の姿を目にしてリジェ氏、ライフルを構えるのですが、
それより先に和尚、余裕で
「という事は」「間に合ったんじゃな」
なにが間に合ったのかというと・・。
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