鰤657話からのらくがき。 
四楓院二十三代当主はアホの子でした。





文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
文中の斜め文字は、漫画内では傍点を打たれている言葉です。


今週の冒頭は、先週のラスト
夜一さんの瞬鬨が炸裂してアスキンさんに直撃したシーンのすこし前から。

まわりの雷さまの背後にある太鼓のような形のは
魄睡からバックロードした霊圧が放電してるという説明しか思いつかない夜一さんの瞬鬨。
アスキンさん、その放電の一筋は躱したものの、

サイドの髪の毛先が逆立ち色がかわったネコミミ?夜一さんの狂嬉の笑みとともに放たれる電撃をもろにくらってしまうアスキンさん。
 夜一「瞬鬨・雷神戦形!!!」

その威力は凄まじく、周囲一帯の建物も壊してしまいます。
その破壊の中に織姫ちゃん。
霊子中毒で立てない上に、足場が崩れて大ピンチ。
でも、夜一さんがそんな織姫ちゃんの体にロープをかけてひっぱりあげます(お姫さま抱っこ)。
そして崩れる心配のないところに織姫ちゃんを座らせ

夜一「一先ず自分を治せ」
夜一落ち着いたら一護と茶渡を治しておぬしらは先に行け」

織姫「よ…」「夜一さんは…?」 目の下クマーで苦しそう。そして不安そう。

ベリたんもさくっと倒れちゃって、今、織姫ちゃんの中の強さ順位って

夜一さん>>>>ベリたん>>>>チャドくん 

くらいになってんじゃないだろうか。
ここでトップランカーの夜一さん抜きで先に行くのはあまりにも不安。頼みの黒崎くんがマッギョにされてたしなぁ。わかるよ織姫ちゃん。

夜一「案ずるな」「奴の死体を確認したら儂も行く」

夜一さんは勘も鋭いのよ。

だから後ろから駆け寄る足音にもとっくに気がついてるし
それが誰のかもわかってるのさ。

夕四郎「ねえさまー!!!」



夜一さん、抱きついてくる夕四郎くんのほうを見ることなく躱します。
しかし夕四郎くんもめげません。
抱きつけなかった一回目の猛攻のその勢いをころさず
壁を蹴って同じ勢いで再び夜一さんに飛びついていきます。
なにこれワンコや。じゃれたいワンコや。
そのワンコを空中で止めるべく手を出す夜一さん。
しかし、その手をすり抜けて夜一さんの背後を取って着地する夕四郎くん。
抱きつこうとしてきます。

夕四郎「つかまえたっ!」

しかし、夜一さんののけぞり後頭部ヘッドアタックを脳天に食らって撃沈。

夕四郎「…ま… …参りました…」

夜一「何しに来たんじゃ夕四郎! おぬしは喜助達とおった筈じゃろう!」

夕四郎「はいっ!」

元気っこやな…。でもって懲りてないな…。

夕四郎「ですがあちらには隊長格が大勢おられます!」
夕四郎「僕としてはねえさまをお助けするべきと考えはるばるやって参りました!!」

溌剌と答える夕四郎くん。
なんか固まってる夜一さん。

夜一「…ほう…? "助ける”?」「おぬしが?儂を?」
先ほどとは違うどす黒い霊圧が夜一さんから放電されているようです。修羅のごときシルエット。
夜一さんにとっては、まだまだの弟。その弟に"助ける”などと上からのものいいが夜一さんの逆鱗に触れたようです。

夕四郎「はいっ!」
しかし、そんな地雷を踏んだなんて露とも思ってないムジャキング、いや、無邪気の国の王子様、夕四郎くん。

さらに怖い顔の夜一さん「夕四郎…」「少し見ぬ間に随分と強くなった様じゃのう…」

夕四郎「はいっ!!」目がウルってる。

そして少し間をおいて、感極まったかのごとく…いや、堰を切ったごとくに感涙を迸らせる夕四郎くん。

  夕四郎「わかって頂けてうれしいです!! 夕四郎は…」「夕四郎は強くなりばしたっ!!!」

夜一(そうじゃった…)(此奴は阿呆過ぎて皮肉がまるで通じんのじゃった…) のれんに腕押していうやつよね。違うか。

ヤレヤレの夜一さんと、ありがとうございます ねえさまとまだ感激してる夕四郎くん。

しかし、そんなほのぼの姉弟の再会シーンも
まだ舞う砂埃の中を歩いてきた人物によって終了となります。

アスキン「オーケーオーケー」
アスキン「泣けるハナシはそこまでだ」

すこし驚いた風だったものの、平然としている夜一さん。

夜一「話をよく聞いとらんかった様じゃな」「子供が泣いとるからといって泣ける話とは限らんぞ」

アスキン「そうなのか」「じゃあ泣けもしねえ話はそこまでだ」

※このアスキンさんは下の絵ではかなり面長に描いちゃって違う雰囲気になってたんですが
カットした際に縦方向にすこし圧縮したら、ちょっと雰囲気でてきました。

顔が煤だらけってことよりも、髪型の乱れが気になる様子のアスキンさん。


と、そこにベリたんが立ち上がります。
夜一「!」
織姫ちゃんが回復させたとかではなさそうで、自力で回復したようです。

夜一「立てるまでに回復したか 流石に早いの」「話は聞いとったじゃろう 先に行け すぐに追いつく」

一護「…わかった」「…気をつけろよ夜一さん」


ベリたん、それはもう"おまいう”ですよ。うん。でも、夜一さんを案じてるんだよね。

夜一「誰に言うとるんじゃ」「儂が敗ける訳が無かろう」

不敵な笑み。この人が味方でよかったよ。


そして先に行くベリたんたち。チャドくんも回復してるようです。

アスキン「あ~あ…」
アスキン「通しちまったよ…」「後で陛下に怒られるなこりゃ…」

しかし、アスキンさん、服ぼろぼろやないですか。
左脇と、左肘はこれ完全にお肌露出してますね。
髪型は気になってもそこは気にならないのかな。
まぁ、髪は手ぐしで直せるけど、服は直せんので最初からあきらめてるのかも知れないけど。

夜一「案ずるな、怒られはせん」「ユーハバッハもおぬしも儂等が倒す」

アスキン「さっきのライジング何とかってやつでか?」「それはそれで困るんだよなァ…」

ラ イ ジ ン グ wwwwww

夕四郎「"雷神戦形”だ!」「ねえさまを馬鹿にするなら僕が相手になるぞ!」

夕四郎くん、そこ怒るとこなんだ。
この子やっぱズレてるね。かわいいからいいけど。

ライニングでもかっこええと思うけどなぁ。まぁ、正直ちょっと笑いましたけどねライジング。

アスキン「お やるのかい嬢ちゃん」「言っとくがそっちが素手でもこっちは弓使うぜ」

夕四郎「…ぼ…」
アスキン「?」

夕四郎「僕は男だッ!!」
アスキン「そうなのか」「そりゃすまねェ…」

そこは謝るんだ。さっきのライジングは謝らなくても。

アスキン「なッ」

謝ってンのに顔面ヒットされました。やばい。鼻折れてんじゃ?というくらいのメリこみ。

鼻血を出しつつのけぞるアスキンさんをさらに夕四郎くんの顔面ラッシュ。
ちょっと顔面狙いすぎじゃないですか?ほかも殴ろうよ。

アスキン「まっ…待った…」「何だよメチャクチャ強えェじゃ…」

夕四郎「当たり前だ!!!」
夕四郎「四楓院家二十三代当主・四楓院夕四郎咲宗!」「滅却師如きに敗ける由も無し!!」

なんか、すごい立派な名前だな。でもアホの子なんだな。夜一さん、姉さんとしては心配なのかな…。

夕四郎「瞬鬨!!!」

言うや否や夕四郎くんが羽織ってたボレロ?をはずします。肩があらわに。
そうそう、瞬鬨は背中の着衣はふっとぶんですよね。

夕四郎「爆炎無双!!!!」

この街災難やな。さっきは放電、今はきのこ雲。
まぁ人住んでないですけどね。陛下が無茶なリフォームしたから。

爆炎の中、アスキンさんのシルエット。オーバーキルすぎるやろこれ。

夜一「全く 無茶をしおって…」「儂が奴を傷めつけておらねばどうなっておったか…」

どうなってたんでしょうね。まさか夕四郎くん返り討ちに?

夕四郎「ご… ごめんなさいねえさま…」曇る表情。

夜一「じゃがまあ… 教えたばかりの瞬鬨を」「あそこまで習得してきた事は褒めてやっても良いぞ」

なかなかこの姉さまはデレるのが下手なようですね。目がキョドってます。

先ほどの曇った顔が褒めてもらえてぱっと明るくなる夕四郎くん。


しかし。

アスキン「ゲエッ」「教えたばっかであんな強えェのかよ?」

夜一・夕四郎「 !! 」

ほとんどケシズミみたいな状態なのになぁアスキンさん。

アスキン「オイオイ 何だよそのカオ 聞いてたろ」「俺は"指定した物質を大量に取り込む事で” "その致死量を操作する”」


アスキン「死ぬほど霊圧をブチ込んでくれてありがとうよ もうあんたらの霊圧で」「俺は殺せねえ」

やっぱり髪型直してる!!!

でもって吟醸さんに似てるなぁとか思いつつ。

先週は"霊子”の致死量を操ってたんですよね。
で、今週は"霊圧”。

ちょっとおさらいしてから次回(658話)。(くえすちょん(http://question.mb2.jp/)さまより抜粋:編集)

※霊力は体内にある霊的な力。
※霊圧は体外に放出した霊的な力。
※藍染さまのように霊力が凄まじく大量の霊圧が常に体外に出ている場合も。
※霊子はそれらの素、と考えるといいようです。
※静霊廷・尸魂界の建造物は全て霊子で出来ているらしいので、それらを吸収?できる滅却師は力が使い放題の様ですね。
※この霊子の中毒になったら、たしかにそりゃヤバイ。
※でもって、次は霊圧を致死量するつもりなのかなアスキンさん。こわいわ~。

しかし、いろいろ"ぶち込む”ことで敵の形勢有利になるのってどっかで見たな。
そうか、白哉兄様のジェラルドさんへのしつこすぎる千本桜やな。






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