鰤655話からのらくがき。 
ミラクルのコレジャナイ感。
瓢丸(ひさごまる)の
いろんな意味での上位互換かもしれないですが。
あと、ダーティブーツな。




文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。


先週のラストでボッコボコにされてたMの人(ジェラルド氏)です。
今週いきなりボコられたとこが治ってピンシャンしてるとかいう奇跡はありませんでした。
ノされた状態のまま喋るジェラルド氏。

先週の最後の台詞とつながっているようです。
抜いときますね(青文字)。

ジェ「・・・勝てる訳が無い・・・」「そう思うか・・・?」

ジェ「ならば」「我が貴様等に勝てば」

ジェ「それは"奇跡”と」「言うことだ」 ジェラルドさん不敵の笑い・・・

先週↑
今週↓

ジェ「"奇跡”とは」「どういう時に起こるものか解るか?」

ジェ「何でもない時に"奇跡”が起きても 人はそれを"奇跡”だとは認識しない」
   「ああ 運がよかったな 不思議な事もあるもんだ そんな風に思うだけだ」

恋次「・・・・・・・」「何を言ってやがんだ・・・?」

ああ、恋次くん。ちょっと形勢優位だからって舐めプしてたらアカンと思うの。
そうやってドヤってたら覚悟整えたベリたんにばっさりやられたじゃないですか。

ジェ「流石は護廷十三隊隊長格・・・」「よくぞここまで我を傷めつけた」

このジェラルド氏って、尊大なジソンシーンなわりに嫌いになれないのは、相手をちゃんと認める言葉をサラっというとこね。
石田くんに対しても最初は胡散臭げでしたが、
石田くんがしっかりとした働きを見せると(本心は知りませんが)認めて受け入れてるのな。豪快ですな。
外国では当たり前なのかな?

その話内容になにやら感じ取った風の白哉兄様。

ジェ「"奇跡”とは」「危機に瀕して起きてこそ"奇跡”!」 関係ないですけど 奇跡 の左右に " ” うつのメンドクサイです。

ジェラルド氏が知らないとソンする"奇跡”のちょっといい話みたいなの喋ってますけど、そんなん知るかといわんばかりに
白哉兄様の千本桜がジェラルド氏の顔面を猛攻。

恋次「隊長ッ!?」

恋次くんも引くくらいの空気よめなさ冷徹さ。

白哉「止め(とどめ)を差す」

千本桜を操るその手つきさえかっこいいですけど、
その差し出された手に
名詞とか持たせたくなりました。
←あっ。名刺 逆ですわ。スミマセン。

さすがの強面ジェラルド氏も、一点集中の千本桜の前にはヘルメットと血飛沫を残して散るのみ。
いや、強面ってそういう意味(強靭な顔面)じゃないですけどね。コワモテ。

雛森「・・・こ・・・」「ここまでしなくてもよかったんじゃ・・・」



雛森ちゃん、お人が善過ぎる。だから藍染さまに前から(直接)後ろから(間接的に)二度も刺されなきゃいかんかってん。
そんなこと敵の攻撃で右肺が完全になくなってしまったイヅルさんの前で言えるの?

平子「アホ」「あいつは奥の手を隠しとったんや」
   「しかもあの口ぶりやと 俺らの手の内を見尽くした後でこの形勢を一発でひっくり返せるくらいのヤツをな」

平子「ここまでやらんとどうなってたか解れへんで」

さすが平子隊長。読みも正しいし、寡黙な白哉兄様のフォローも忘れません。
でないと、戦術的に正しいことをしてたとしても、白哉兄様がキングオブ冷血に見えますもん。

平子「せやろ」「朽木隊長」

平子隊長の熱い(?)後押しをうけて、無言の兄様 またさらに死体にムチってか死体に垂直直下に千本桜。
兄様、これ、平子隊長がフォローしてくれたからやったでしょ。完全に最後のは調子にのってやったな兄様。

兄様「行くぞ」

その背中には同僚に後押しされて仕事をやりきった男の充実感があふれています。

しかし最後の垂直千本桜、これには平子隊長もちょっと引いてます。
平子「・・・念には念をやな・・・」
   「おー怖」


関係ないけど、大阪の年配〜年寄りの人がよくいう「おーこわ」ってすっごいキライだわ。
上の平子さんとは用法が違います。
たいてい、向こうの不注意で自転車同士ぶつかりそうになったりとか、そういうとき。
こっちが怖いわ。
文句を言っても「おーこわ」。
全部こっちが悪い、自分は悪くないみたいな言い方で卑怯だと思う。
そんな外のことが脅威でしかないんやったら外出てくるな。と思う。思うのよ。

しかし、ジェラルド氏の遺体(の一部;グロではない)。
このコマ、ページの一番下に枠を抜いて配置されてますけど、久保先生はこの位置での捨てゴマがすごく上手いです。
23巻のグリさま現世に降り立つのあたりの連ページ一番下の捨てゴマは映画みたいでぐっときます。

この捨てコマが意味あるものになってあとで生きてくるわけですが、
今回は早めにその答えが出てきました。

遺体を背に次に向かう一行。

の、背後に大きな・・・脅威の影。ん?足?

てか、ちょっと本誌そのものの写真をのせて申し訳ないんですが、→
これ、足の裏が上にむいてますよね。

しかし、この足のシルエットのコマの直後に
(間にルキアちゃん中心に振り向くみなさんのコマが挟まってますが)
ズンって死神さんたちを踏み潰さん勢いで
足の裏を下にした大きな一歩が繰り出されてるんですけど、
まだ立ち上がってもない気がするし、
死神のみなさんは
あやうく踏み潰されずにすんだんですけど、
びっくりしてて

恋次(多分)「何だ!?」「足かこりゃ・・・!?」

とか言ってるんで、まずは足だけが見えたってことでしょう。

さっきのさかさまの足から即座にこの一踏み。
こりゃ一体どういう体勢で?

多分、こんな・・・?
ブリッジですね!


それはいいとして、
足?の襲撃にビックリしている一同にさらなる脅威の影が。

"それ”は周囲のものを圧し上げ潰しながら大きくなります。

恋次くん、目の前で起こってることに理解が及んでないような表情。

ていうか、こういうの前も恋次くん見たよね。虚圏でさ。10が0になる破面で。


今週のジャンプって、斉木楠雄のΨ難と磯部磯兵衛物語でも巨大化なものが出てくる話でして
そこに鰤も参加することに。
斉木くんは最初3メートルくらいから始まって最終的に今44メートル。つまり4400センチです。
磯兵衛のは書いてないですけど磯兵衛くんが頭部に乗っててイイカンジなので20メートル?つまり2000センチくらいです。

ジェラルド氏は何センチあるのか解りませんが、
デカさを現す迫力は鰤がダントツでしたわ。

あっジェラルド氏って書いちゃった。
さっき千本桜で死体にムチうたれたジェラルド氏です。たしかに死んだはずなのに・・・

恋次「・・・ど・・・」「どうなってんだ・・・!?」

ほんとにどうなってんでしょう。

戦隊シリーズで怪獣が一度爆破されたあと巨大化する、あのカラクリかもしれません。東映さんにきくべき。

見た目はそうかわってないです。ヘルメットがなくなって、頭にツタみたいなのを巻いています。
男前さんじゃないでしょうか。目が死んで(ますけど(瞳がない)。
目のとこに「3」みたいなマーク。両目なんで線対称に。
服は着てません。あいかわらずです。

ジェ「我が名は!!」「ジェラルド・ヴァルキリ―ィイ!!!」 

声もでかいんでしょうな。その音?だけでも死神さんたちのとこに衝撃が及んでいるみたいです。

ジェ「聖文字(シュリフト)は"M”」

ジェ「"奇跡(ザ・ミラクル)”ジェラルド!」 マゾヒストじゃなかったのな。
   「我が力は "傷を負ったもの”を "神の尺度(サイズ)”へと"交換”する!!」

ダメージを受ければ受けるほど、ダメージが深ければ深いほどでかくなるという解釈でよろしいか。
ちょっと残念な気もする。
ダメージを受けることが条件なのは察してたんですけど
ただダメージ分強くなる・・・のかと思ってました。でかくなるだけでしたら
ペルニダちゃんもリスクなしでやってましたけどどうなん?
しかもダメージを受ける(斬りおとされる)とそこから増えるという技も併せ持っていたし神経も通せたし。
いやでも、まだ大きくなれるだけとは決まったわけじゃないしな。

ジェ「今一度言う 流石は護廷十三隊隊長格・・・」「よくぞあそこまで我を傷めつけた・・・」

ジェ「"交換”で ここまで巨大になれたのは・・・」 おもむろにそこらへんの建物の塔部分をもいでます。

ジェ「初めてだ!!!」 (塔を)投げた。

塔、死神の皆さんの立ってるとこにブッ刺さります。
足場が崩れて雛森ちゃんが霊王宮から落ちそうに。平子隊長がすかさず手を引いて引っ張ります。
八番隊もですが、女性副隊長の隊長は副隊長に優しいでありますな。

しかし、その平子隊長の背後からジェラルド氏が。掌でバーン。

恋次「雛森!!」
ルキア「平子隊長!!」

呼びかけも空しくかなりやばいです。安否がわからん感じです。

兄様は建物の屋上に立ち千本桜で応戦しますが、先ほどはカタチも残らないくらいに粉砕できた相手の体ですが
巨大化するだけで難なく弾かれてしまいました。
そして左手の盾で建物ごと兄様を吹き飛ばしてしまいました。
下の全部一枚に描いた絵でわかるかと思いますが
上半分までしか実は描いてなくて
下半分はパソで描いたです。
手ぶれ補正?なにそれ美味しいの?のPhotoShopのほうで。

恋次「隊長!!」
ルキア「兄様!!!」

為す術もなく叫ぶしかない二人。
そんな二人にも巨大ジェラルド氏、容赦なく息を吹きかけ・・・

ええっ?息て?息で倒せるの?

ああ、倒れてるわ。口臭か?違うよな。風圧ですよな。

ジェ「ウハハハハハハハハハ!!! 無力!! 無力!!!」「無力とは恐ろしいのう!!」

ジェ「だが嘆くな 貴様等が幾ら嘆いたところで」「"奇跡”は起こらぬ!!!」

恋次くん、ルキアちゃんまで倒れている瓦礫の地面と、
それを見下ろすジェラルド氏の凶悪なシルエットで(なぜシルエットにしたし:悪者感がはんぱない)を見上げる構図のコマで次週

でも、まあ、
今週の戦犯は兄様ですな。知らなかったこととはいえ、
ダメージ=デカさ になるんでしたら
今回のジェラルド氏の大きさの半分は千本桜でできてるんだと思います。遺体損壊でしたもんな。

ていうか、遺体をあんだけズタボロにんされてまで生きてること自体、素晴らしい能力だと思うんですけど、ジェラルド氏的にはそれはどうでもいいことなのね。


でもさあ。
ジェラルド氏、そこまで大きくなったらヒザに来るよ。
体重だって、身長が二倍だから体重も二倍ってわけじゃないしさ。さっき調べたら身長二倍で体重は八倍になるそうです。ニ倍の三乗ですな。
このジェラルドさん、多分これ20メートルくらいあって、ジェラルド氏の元の身長が2メートルなら、つまり10倍で、体重は10の三乗ですんで、1000倍?で、よろしいか?
100キロだとして(鰤の人はみんな軽め)も100トン。

それが、薄っすい薄っすい霊王宮の地面に立ってるんですけど、
絶対こうなる。
←ジャンプ02号 麻生周一先生 斉木楠雄のΨ難 第176χ Ψ大級の謎を追え!(前編)より
と思います。
いや、なればいい。
まあ、進撃の巨人の巨人たちはすっごい軽いらしいですけど。






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