鰤651話からのらくがき。
よくわからん神(の遣い)に神剣は利きそう。
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文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
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※前回650話の感想で誤認を記述した部分がありました。
京楽さんと七緒ちゃんが逃げ込んだのは、瓦礫の下の空間ではなく、
瓦礫に映るリジェさんの影に"影鬼”で逃げ込んでいました。読解力なくてすみません。
私ってばてっきり リジェさんの影を瓦礫の汚れかなにかだと思い込んでいました。
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気を取り直して651話。
いきなり回想シーンです。
眠る美少年・・だっだれやこの人。ページが間に入ったとき ちょっと、いえ、かなり釘付けになりました。
久保先生の絵だというのは理解できたんですけど、
脳があまりの眼からの幸せ情報にショートして、しばらく思考がとまってしまいました。
イケメンキャラ見ても、あ〜男前やなぁとか美形やなぁとは思いこそすれ、時間停止させられるまではいかんのですが
この眠っている横顔はやばすぎる。
で、やっと我に返ってページを『読む』に至ってこの横顔美少年が「春水」という名前で呼ばれて起こされている、
つまり京楽さんの若かりし頃というのを理解して、
いっきに京楽さんへの好感度がほぼ垂直断崖にはねあがっております。
そしてこの若かりし京楽さんを起こして「おはよう ねえさん」と言われる・・・
なにこれご褒美やないですか。そんなイイコトをなさっている大人びた女性・・
ああ、この方が七緒ちゃんのお母さんなのね。すごく似てる。説明なしでもわかるよ。
「おはよう ねえさん」のねえさんの漢字は、"義姉さん”。
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回想はここまで。
たった2ページの回想ですが、この2ページを今回最後まで読んだあと再読すると、
なんとも言葉でない部分で多くを語る2ページだったかと思いました。
そしてリジェさん。
隠れている(瓦礫の下じゃなくて瓦礫に映っているリジェさんの影の中に)京楽さんと七緒ちゃんを探し中。
リジェ「・・・消えた」「どこに隠れた?」
でもって顔がデカくなってルンバというかUFO(空飛ぶ円盤)みたいなりました。
で、目も増えるのかなとおもったら、目は二つっきりです。
まぁここで目が増えたらさぞら怖ろしかろうと思います。円盤にびっしり目とかな。きもいで。
そのかわり二つしかない目は四方八方に目線を配りながら円盤の表面を滑るように動きます。
これで索敵の範囲や効率が高まるのかどうかはわかりませんけど
リジェさんがこれでいいと思ってるのならそれでいいじゃないか。
リジェ「なあんだ そこか」
"影”を見つけます。
でもこれ、見つけたというよりも、
おや?ここに影(自分の影)があるぞ→京楽春水は影鬼を使う→影に逃げ込める→→じゃ、ここに居るんじゃね?
という思考による探索であって、
こんなエクストリームグルグル目玉動かししなくても、
こんな影見つけられたのではなかろうかとか思ったら敗けです。
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リジェ「成程 "影鬼”というのはこんなにも長く影の中に留まれるものなのか」
拡げていた顔を畳みます。畳んでる途中の顔がシワッシワで変顔です。
でも溶け系キャラで居そうなのよね。アモルファスハムスター系。そんなジャンルがあるのかは知りませんが。
リジェ「それじゃあ」
指先から光の球を生み出します。さすが神の使いです。こんなにさりげなく光の球を作り出せるなんて。
パアッと光を増して球はリジェさんの下で輝きます。
リジェ「こうして 地面から光を消したらどうなるのかなァ?」
えっ?神の使いのくせにそんなことも知らないの?いや、私もどうなるのかよく知らないですけどね。
というか、影をなくして出口を無くしてやろうという魂胆か。
考えることがセコいな。人のこと散々肚黒とか言ってたリジェさんですけど、よっぽどご自身のほうが根性悪そうですわこのやりかた。あとこの物言いてか語尾もなァ。
しかし、光の球によってたしかに地面から光は消えましたが
リジェさんの顔がな。懐中電灯の光を下からあててコワイ顔作った経験はみなさんあるかと思いますが
まさにそんな感じ。
下から光があたって、リジェさんの嘴の上とかデコの上部に影が出来ています。けっこう怖い顔です。
そしてその影から。
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七緒ちゃんが出てきました。
"影”の中は繋がってるんだ。
実をいうと、リジェさんが影を消したときに、仮面ライダー龍騎を思い出してました。
仮面ライダー龍騎のライダーさんたちは、鏡の中の世界「ミラーワールド」の中で戦いますが
ミラーワールドに入った鏡と同じ鏡からでないとこちらの世界に戻れないという縛りがあります。
作中でも、入った鏡を破壊されて出られなくなってしまったインペラーという仮面ライダーがいました。わりと自業自得でしたがかわいそうでした。
でもって話戻りますが、七緒ちゃんが出てきたときのリジェさんのポカーン顔がカワイイと思いました。
もう一周まわっときます。カワイイと言おう。
そしてここからまた回想。
といってもほんの先ほどの話。
京楽さんと七緒ちゃんの影の中での会話。
これが長い。
申し訳ないけど、ここからしばし、会話の羅列メインとさせていただきます。またに感想入るカンジ。
でもって、回想とリアルタイムがコロコロかわってます。
漫画で見るとスンナリ読めるのですが、こうして文章に起こすとなんか見づらい。
というので、回想の文字色を青色にしています。すこしは見やすくなりますように。
七「『狂骨』・・・?」
七「ど・・・ どういう事ですか?」
七「花天狂骨が『花天』と『狂骨』に分かれている事は知っていましたけど・・・」
七「『狂骨』が・・・ 私の斬魄刀・・・?」
京「そうだ・・・ って 言い切っちゃうと少し違うんだけどね」
京「でも、お花は七緒ちゃんの斬魄刀を隠すためにお狂を産んだ」
ここで大方の方が気になると思うんですけど・・・誰が産ませたんだろう・・・。まさか単性?じゃないよね。
でもって先週 お花ちゃんが居ない、七緒ちゃんに見えてないだけか卍解を解いたか
といってたんですけど、京楽さんの後ろに座る姿がさらに後ろからのショットで見えましたでござる。
京「七緒ちゃんのお母さんの願いでね」
七「・・・・・・」「・・・それは・・・どうしてですか・・・」
京「―・・・」「伊勢家の家は女系でね 記録にある限り女しか生まれていない」
京「だからよそから婿をとるんだけど」「伊勢家に入った男は皆 伊勢の呪いで早世すると言われていた」
京「呪いだなんてバカバカしいと思う人も居るけど 彼女はそうは思わなかった」
京「その言い伝えを断ち切りたくて 伊勢の血筋を絶やす覚悟で外へ嫁いだ」
呪いありーの、男死にーの、呪い断ち切りたいーの、トツギーノ(バカリズムさんネタ)だったんですな。
京「だけど結局は」「彼女の夫もほどなくして死んだ」
京「彼女はボクの兄貴の奥さんだったんだ」
つまり、京楽さんと七緒ちゃんは叔父さんと姪っ子の関係なのね。
先週チラと親子かも・・と思ってたけど違ってなんか安心しました。
京「ボクと兄貴とは馬が合わなかったんだけど」
京「彼女が来てから雰囲気が変わってね」
京「兄貴の家は随分と居心地がよくなったんだ」
京「ボクはしょっちゅう遊びに行っては縁側で昼寝なんかしてた」
これが冒頭のシーンなんですね。こんな小舅ならカワイイでしょうな。
京「だけど 兄貴は死んだ」
[家の者が死ぬと嫁に来ていた者が縁を切られて元の家に帰されるなんてことは貴族の家ではよくあることで 彼女は伊勢の家へと帰された]
[そう 覚悟を決めて家を捨てた筈の彼女は 結局家から逃れられなかったんだ]
七緒母「―・・・やはり 伊勢家の女は伊勢の家からも伊勢の呪いからも逃れられない・・・」
七緒母「それはもしかしたら―」
七緒母「この剣のせいなのかも知れません・・・」 布袋に仕舞われた剣を見ています。
京「彼女は 生まれてくる自分の娘を 呪いから外そうと必死だった」
京「ボクはその剣を預かって」
京「"かくれんぼ”好きのお花にかくしてもらったんだ」
ここでお狂ちゃんが剣を取り出します。が、これまたエキセントリックな。
これは影鬼の黒色強化版かしらね。黒いとこ=影というカンジで。
説明むづいんで絵で描いときます。憶測(違うと思うけど)もコミで。
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そういえばネットホラーで有名な「コトリバコ」
この箱は女性を殺すんですよね。その逆のパターンがこの剣なのかな?
京楽さんがもし直接持ってたら(家に安置するとか)、京楽さんも死んでたかもしれないですね。くわばらくわばら。
そして場面はリジェさんの嘴の影から七緒ちゃんが飛び出してきたところに。
リジェ「こんな・・・」「小さな影からも出て来れるのか!」驚愕の驚きでしょうな。
思わず嘴の影を押さえたのは、そこから七緒ちゃんに続いて享楽さんが出てくるとでも?
思ってたんでしょうな。
またまた場面は回想。京楽さんと七緒ちゃん。
七(わかっています)
七「隊長が」「この剣を私に渡したくないということ」
七「それは」「私のためですか」
まあ、母が子の幸せを思って願ったことだから七緒ちゃんのためではあるのでしょう。
京楽さんは釈然としない顔してますけど、それは七緒ちゃんの問いに対してでしょうか?
それとも母の願いそのものを釈然としないまま受け入れたか。
七「母上が自分の意思で呪いを捨てると決めたように」
七「私の自分の意思で呪いを受けると決めたのです」
京楽さんがね。"そういうと思ったよ”って目してるのなぁ。
七「・・・それに」
七「もし呪いを受けても私がただ―」
七「・・・いえ」
七「私がお慕いする人はきっと」「呪いなんてバカバカしいと」
七「そう言って笑う人のような気がします」
七緒ちゃん綺麗な顔してるなぁ。優しい。
そしてこの"バカバカしい”ね。
久保先生なら"馬鹿馬鹿しい”と漢字で書きそうなものをカタカナなの。
でも今回、同じ表記でこの"バカバカしい”を言った人が居たよね。
>京「呪いだなんてバカバカしいと思う人も居るけど 彼女はそうは思わなかった」
とか、まぁ偶偶でしょうけどね。
ちょっとフラグなのかなと思ってみたり。
叔姪婚はアリだから。
まぁそんな妄想はおいといて、
七緒ちゃんの静かな微笑みに意思の硬さを感じ取ったのでしょうか。
京「・・・わかったよ」「渡そう」
京「その剣ならきっと―」
そしてまたリジェさんのところ。
リジェ「・・・おや?」「よく見れば 出てきたのは副官だけか」
リジェ「副官1人で」「僕と戦おうというのか?」
そうですよ。
そしてまた回想。
[伊勢の家は神官の家系だ]
[祭事を司り 個人の斬魄刀を持たず]
[家長は一本の斬魄刀を代々継承する]
[それは祭事に用いる刃の無い剣で その剣で人を斬る事はできない]
[神と対峙し 神の力をその身に受け 八方へ振りまく力があるとされている]
京「名を」
京「『神剣・八鏡剣(はっきょうけん)』」
そして布袋を払って出てきた刀身。
たしかにこれでは人は斬れませんね。
でも、神・・神の使いなら斬れるかもしれません。
片方に鏡が4つ。きっと反対側にも同じようについているのでしょう。
この鏡で神の力を八方に振りまくわけですな。
七緒ちゃん凛々しいです。645話で足手まといてきなことを言ってすみませんでした。
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ところで伊勢家が祀って来た神って誰なんでしょうね。
仮面の軍勢のハッチさんがバラガン閣下と戦ったとき、「尸魂界には死神のほか"神”はない」と言ってた((はず)ですが
この場合の神はそういう存在ではなく、自然の摂理的なものを神と呼んでるような、そんな気もします。気がするだけです。
待て次号。次号は土曜日発売だ。
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