鰤653話からのらくがき。
トロンペーテ!なんかかっこいいな。
パンタロンをパンタローニって言うみたいで。
文
章
■
絵
文章の間の絵の元の一枚絵(らくがき)、一番下に。
最後の絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章のシーンにあわせて描いたものから抜粋して挟んでいます。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
いきなり
回想
です。
回想シーンは青で表記しています。
男性「え?」
男性「一本でいいのか?」「どうして?」
簪を一本持って男性が驚いた表情で庭先に立っています。死覇装姿なので死神なのでしょう。
そしてその庭につながる縁側を挟んでの和室で女性が簪を挿しています。
思うに、二本の簪を男性は差し出したのですが、
女性は一本しか受け取らなかったのでしょう。
それで先の「一本でいいのか?」になるわけですね。
女性「・・・もう一本は貴男が持っていて下さい」
女性「虚討伐で貴男が傍に居ない時も 同じ物を持っている事が」「私の励みになります」
女性は七緒ちゃんママです。画像描いたんですが、顔の角度、もうちょっと上向きじゃったわ・・・。
そんな女性をぽーっと頬を赤らめて見つめてしまう男性。
七緒ママが"貴男”と慕うところをみると、七緒ママの旦那さま。つまり七緒ちゃんパパ。
でもって京楽さんのお兄さんということに。
ちなみに京楽さんの名前って「京楽 次郎 総蔵佐 春水」ですけど、
この"次郎”の部分が、このお兄さんでは"一郎”とか"太郎”とかになるんでしょうな多分。
でもって先週(
652話
)の回想シーンで、床に伏して京楽さんに簪を一本渡してた男性はやはりこの人だったんですね。
お兄さんが持っているもう一本の簪を受け取ってましたね。
先週画像→
そしてそんな夫婦のほのぼのシーンの様子をちょっとゲスな顔で見ている京楽少年。
ゲスですわ。
そこを兄貴の予備動作つきの頭突きでいなされるのズ。
兄貴「何だその顔は!」
京楽少年「いてえ」
兄貴「お前は帰って勉強でもしてろ馬鹿者!」
いきなり頭突きしておいて叱咤。かなり荒っぽい兄貴だとは思いますが
京楽少年「・・・兄貴」「やっぱり丸くなったよ」
これでも丸くなったんですって!
でも、多分京楽少年の言ってるのは、こういう"兄弟らしいこと”をしてくることのない兄貴だったんじゃないかなと。
兄貴「・・・そんなつもりは無いな」
兄貴「もし」「俺が丸くなったように見えているとしたら」
兄貴「
あれ
の優しさが」「そう見せてくれているんだろう」
部屋の奥へさがる七緒ママの後姿。
兄貴はほんとうは絶対に丸くなっているはず。
だけど、その変化を認めたくなくて、そんなことをいう。ツンデレ。
でも、そんな言葉の端々にも奥さんへの愛情がびっしばしですわ。
それを解ってるような目で見守っている京楽少年。
七緒ママの髪と、兄貴の手に"一対の”簪。
そしてそれは今、再び二本揃って京楽さんの髪に。
(簪二つ 影一つ)
場面はすこし前の七緒ちゃん。
リジェさんに八鏡剣で斬りかかったまではよかったのですが、
そこで油断しきっていたハズのリジェさんに防がれて
腕一本を斬りおとすのみで
反対に反撃をくらうことに。
リジェ 「神の遣いに 二度目の油断はない!!」
かざした指先に高濃度の霊子(多分:光とありますが)を丸く溜めて弾けさせ
霊子の雨あられを降らせる攻撃(『神の裁き』)をしてくるリジェさん
というとこで七緒ちゃんの背後に数多の回想を経て
京楽(七緒ちゃん ボクの肩を軽くしてくれ)
京楽(ボクに)
京楽(ボクに君を 守らせてくれ)
と決意?した京楽さんが寄りそう・・・というシーンで先週のラストだったんですが、
今週はそのシーンを七緒ちゃん目線から。
霊子の雨あられの中、バランスを崩して地面に落ちて転がる七緒ちゃん。
起き上がりますが
手がブルってうまく剣を持ち直せません。
七緒(知らなかった・・・)
七緒(剣をとって戦うことが・・・)
七緒(こんなに怖いなんて)
先週の回想では七緒ちゃんは斬魄刀をモノにできなかったんでしたっけね。
でも鬼道の才能があったので、
本当は鬼道衆に入ろうとて配属願いを出したのに
なぜか配属されたのは八番隊という。
これはもう京楽さんの陰謀であることは疑う余地なしでしょう。手元に置きたかったんでしょうね。
刀で戦ったことのない七緒ちゃんが、こんな重たい刀を振り回すだけでも大変なのに
七緒(斬られてる―・・・)
七緒(今の弾けた光で斬れたのかも知れない・・・)
斬られた動揺とか、地面に落ちたダメージとか、重たい八鏡剣を振り回したことで
いっきに息があがります。
それにしてもリジェさん。
腕のとこ、ボディにくっついてなかったんだ。
参考フーパ(ポケモン)→
七緒(痛い・・・)
七緒「斬られるって)(こんなに痛かったんだ)
七緒(痛い)(怖い)
七緒(足が)(動かない)
立っている状況を、我を忘れてへたりこんでしまいそう。
そんな中、指先が伸びてきて、
七緒ちゃんの手を握っている八鏡剣の柄ごと包みます。大きな手です。
そこで我に返る七緒ちゃん。
背後に京楽隊長。
七緒(隊長―)
そしていい調子に『神の裁き』第二波を飛ばしているリジェさん。
うっかり素敵な光を飛ばすのに夢中で、罪深きものをちょっとスルーしてた模様。
リジェ「・・・ン」
ふと見れば、副官だけだった死神の背後に肚黒い隊長が居るではありませんか。
リジェ「出て来たか」
しかし、隊長は副官の後ろに立ったまま。
リジェ「全く・・・」「部下の後ろに隠れて出るなんて・・・」
リジェ「悪い隊長だ」
リジェさんが手で笛をふくジェスチャーをすると
あら不思議(棒)、リジェさんの頭上にリジェさんの身長(首含む)の二倍近い大きさのベルが現れます。
リジェ「『神の喇叭(トロンペーテ)』を」「聴いて死ね」
とか言ったわりには、すぐには音が出ない模様。
やはり大掛かりな仕掛けには準備が必要です。
出てきたベルは周りの霊子を吸収してより大きくなって行ってるようです。
なにか怖ろしげな大きさになりそうな。
それを目の当たりにしている七緒ちゃん、京楽さん。
ひるむどころか、
京楽さん「いくよ」「七緒ちゃん」
つまり、ここが先週のラストになるわけですね。
これから二人の"共同作業”が始まるわけです。
しかし、いくよといわれてもどうしていいのかわからないといわんばかりの七緒ちゃん。
返事がありません。
京楽「大丈夫」「僕が後ろで支えるから」
このとき、京楽さん、いつもの「ボク」じゃなくて「僕」なんですね。
深い意味とかあるのかしら?
あったらなんか嬉しいし
でも誤植だったとしても、やっぱボクなのねと安心する。
そして七緒ちゃん。そんな頼りがいのある言葉を背に。
七緒(ああ)
七緒(隊長の優しさが)(流れ込んでくるようだ)
七緒(隊長を支えるつもりで戻ってきたのに)
七緒(結局)(支えられてるのは私だ)
でも、七緒ちゃんが戻ってきてくれたから、京楽さんもここまで戦えたんだと思うよ。ちゃんと支えてるよ。
七緒(自分で立つこともできない私を)(隊長はいつも支えてくれる)
ここのシーンの画像は懐かしい、ルキアちゃん奪還の際の激おこ山じいの霊圧にあてられて気を失いそうになる七緒ちゃんを庇ってたシーンですね。
そして意を決す七緒ちゃん。
きりりと良い顔になりました。
そしてリジェさんの準備の整った模様。
結局リジェさんの診療の五倍くらいの直径に成長したトロンペーテ(神の喇叭)。
さあ、どんな死の音色を聴かせてくれるんでしょう・・。
と、すごいワクワクしたら
神の喇叭「プアッ」
とか鳴ったんですけど、
音は。
この音はなんていうか、駆動音?
音で死ぬんかと思ったんですけど、これ物理ですやん。
なんかもうすごいがっかりしたわ・・。
でも、予想の斜め下をいってくれるのがわたしたちのリジェさんなんだよ。なっ!
とはいえ、神の喇叭の物理破壊作用はすさまじく、
霊王宮(今は滅却師の街並み風にリニューアルされました)
の5枝に分かれた部分の一本くらいは余裕でぶっ壊しそうな勢いです(多分)
さすがの八鏡剣と京楽隊長の支えがあったとしても、これはヤバいではないかと心配になります。
が、
その瞬間、リジェさんの左肩がさくっと斬れました。
聖なるひよこ顔も四割ほどが失われています。
「リジェ饅頭食べる?」「食べる食べる!でも大きいよねリジェ饅」「じゃあ、半分?」「半分よりちょい少なめ」
という感じで包丁で切った感じです。
リジェ「・・・ン?」
残った六割の顔でアタマで考えます。
見ると神の喇叭で死んだはずの罪深い者どもはまだ生きています。
神の喇叭は彼等のいるところには届いていません。
というか、なにかに神の喇叭は弾かれたような。
一筋だけ攻撃を免れて崩れずにいる足場。
そこに未だ立っている死神。
八鏡剣の鏡の面をむけて構える七緒ちゃん。凛々しいであります。
立っている相手と、失われた自分の体。
なにが起こったのかわからないと言った風に自分の無くした部分を触るリジェさん。
そして
リジェ「・・・ああ そうか」
と、理解が至ったところでもう体にはヒビが入りはじめています。
リジェ「神の力を 弾くと」「言っていたんだったな」
リジェ「ふふ」「神の力を弾く などと」「全く・・・」
どんどんヒビはひろがってエレキングとかジャミラみたいになってますリジェさん。
リジェ「罪深いな」
そしてパンと音をたてて弾けました。
みあげる京楽さんと七緒ちゃん。みようによっちゃ「たーまやー」です。
もうこれ、また再収束してリベンジマッチとかないですよね?
でもってこのあと京楽さん、ちゃんと元気で七緒ちゃんとウッキウキランラン手を取り合って
みんなのとこに戻ってくださいよ。ほんと。
まて次週。
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