鰤642話からのらくがき。
喜びも悲しみもみんな夢の中
(浜口庫之助)
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絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
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@【(回想)ネム⇔眠七號】
今回の642話は回想シーンから始まります。
回想に出てきたのは阿近さん。その阿近さんにネムちゃん、いや『眠七號』が"相談”?しているところ。
なんでも名前を呼んでくれないとか。
七號「はい 最近ではつねに"ネム”とお呼びになります」
阿近「いいじゃねえか そのネムってのがお前の名前だろ」
ちょ、阿近さん、そんなめんどくさそうに・・・。
名前は大事なのよ。こう、もっと「涅隊長は名前の長いの嫌いなんだよ。だからすぐ略すんだ」くらい言ってくれたらもしかして七號も納得したかも。
いやでも・・・
七號「いいえ 私の名前は 眠七號です」
納得しそうにないな・・・。だって大好きな名前だものね(640話冒頭参照)。
今回はこのネム・・いえ七號の不器用で頑固な一面が見れた回だと思います。いいかえれば一途で真面目な。
A【(現在)技術開発局】
なんだかんだとてんやわんや中の技術開発局。
ええと、いつぶりでしたっけ?
隊長各位(と仮面の軍勢とかあと滅却師造反組とか)が霊力集結して霊王宮へのゲートを造った場所は「十二番隊隊舎」ということで
つまり技術開発局ですよね。そうそう、門作る時浦原さん、なんかキーボード叩いてたん(627話)はここの設備のんやね。ごめん。混乱してます。
あのとき、陛下が奪った霊王宮をリフォームするわってなって、瀞霊廷を覆っていた滅却師の街並みを剥がして霊王宮にもってちゃったんだよね。
そのときに瀞霊廷いろいろダメージくらったようで、この技術開発局も例外ではなく。
かろうじて門を完成させて隊長たちを送り出すことは出来たけど、設備としてはダウンしてしまいました。
今、局員総出で復旧中の様子
しかしごちゃごちゃしてる中で作業してると、
仕舞っていたお宝までまた出てくるとかいう事態にも。(この女性局員さん、久南って呼ばれてるけど ましろちゃんと関係アリ?)
今回のお宝はなんと偶然にも!あの眠七號にまつわる一連の実験、
被造魂魄計画"眠”という名前だそうですが、その実験によって生み出された魂の・・残骸?
阿近さんは初期遺財という言い方しつつ、死体であるといいかえております。
死体といっても、なんか糸くずのようなものが保存液の中に浮かんでいるだけですが、
これがどうも眠壱號のようで、続く弐號参號も同じように糸くず。
育たなかったそうで。
四號で脳髄を作ることが出来たそうです。
そこに局員のひとりがたどたどしく「ボ・・・ボクのアタマ治したの・・・四號の技術・・・」
とかほざいてますが、マユリ様のことだからなぁ・・・
『改造す』と書いて『なおす』というひとだからなぁ・・。
←ネタです。
話は被造魂魄計画"眠”の遺財に戻りますが、
五號は胎児にまでなったそうで、
脳髄が出来た四號もですが、これは遺財に入ってないんかな・・。
入っててもさすがに絵にするのがグロか。
ちなみにその胎児にまで成長した五號の技術で疋殺地蔵が改造されたそうで。
だから赤ちゃんの姿なのね(改造される前ってどんなんだったんかなぁと思ったりも)。
そして続く六號はというと、二歳くらいまでは大きくなったのですが、
被造魂魄細胞の寿命らしく、細胞が分裂しなくなって死んだ・・・とかサラっと言ってますけど、
細胞が寿命迎えると普通は再生するんですが、それもしなくなったという解釈でOK?
再生しないといえば被曝して細胞が再生(細胞分裂)されなくなって
肌とか筋肉とか全部死んでんだけど脳と神経(ターンオーバーしないんで)は生きてるんで
なんかもうすごいエグい死に方なさった東海村臨界事故の作業員さんのお話がありますが、
あの状態を想像してしまいました、
そんな死に方じゃあないですよね。
それにしても、細胞の寿命とそれに挑む科学者(マッドですが)、
iPS細胞とかご覧になったら喜ばれるでしょうか。それともフフンと鼻で笑うでしょうか。
そして生まれた七號ちゃん。
六號の寿命もこえてスクスク大きくなったようで、マユリ様の喜び様は半端じゃなかったなぁなんて言ってる阿近さんもなんか父親顔。
その、世間一般とは根本も考えもやり方も違うのでしょうが、
それでもきっとマユリ様をはじめ局員の愛情を一身にうけて育ったのではないかと思うのです。思うのです。
それゆえに、あの七號の一途なまでの妄信といってもいい絶対的信頼があるのではと考えます。
ちょっと行き過ぎた感もありますが。素直ないい子じゃないですか。
石田くんごと斬ったりとかね。ありましたけどね。あれも信頼あってのことだとむりやり解釈しておこう。
B【(瀞霊廷:現在〜七號の記憶・回想)今、助けに行きます】
そして今、スクスク育ってほんとに育っちゃって、とくにおっぱいとかな。
強靭な肉体とはこのことを言うのでしょうね。
助走なしの屈伸で(この姿がまた見ごたえあるんですわ。エロい意味ではなく)、空を裂いて跳ぶ七號ちゃん。
その七號ちゃんの脳裏にはまた別の記憶。
しかし、マユリ様が眠七號と呼んでくれないことを気にしてる部分は同じなので、先ほどの回想と同じ日の記憶かもしれません。
てか、最初に申し忘れましたが、この幼女七號がものすごくかわいいでありますよ。このときは前髪パッツンじゃないのな。
マユリ様のことはすきなんだけど、近寄り難いのか、それともただ単にマユリ様が忙しいのでそばに居られないのか
でも阿近さんには少々気軽に話しかけられるようです。先ほどは"相談”だったものが質問に。
七號「なぜ マユリ様は私を眠七號と呼ぶのをおやめになったのでしょう?」
阿近「なんでマユリ様じゃなくて俺に訊くんだよ」
七號「マユリ様にお訊きしても答えて頂けないと思いますので」
阿近「その辺のことを察してんなら俺に訊いてもわかんねえってことも察しろよ!」
七號ちゃんにとってはマユリ様が全てだからこうなるんでしょうな。
マユリ様に訊いても答えてもらえない←察せる
他の人に訊いても答えてもらえない←察せない
この差は、「関心の度合い」なんじゃないかな。
阿近さんが話しかけやすい人物とはいえ、マユリ様以外の誰かにすぎなくて
それでも、マユリ様の近くにいつもいて物知りそうだからという理由で質問してみたのかと。
そのあたりは阿近さんも十分わかってるとは思うのですが、阿近さんてツッコミの人ですんでなぁ。
ついつい、こういう七號ちゃんの真っ直ぐさに軽くジョブをかまして、
マユリ様しか見ない七號ちゃんの視野をほかにも向けさせていた可能性もまた。
ある意味、阿近さんも涅親子の家族みたいなものですな。
すこし距離を置いた。俊の離れたお兄さん?いや、叔父さんあたりのポジ?(←あくまで七號ちゃんのです)
そんな"叔父さん”だからこそ、見えてるものもあるようで、深くため息をはきつつ
阿近「・・・何つーかな 恥かしいんだと思うぜ」
七號「恥かしい・・・? マユリ様にそのような感情がおありになるとは思えません」
阿近「お前時々凄えこと言うな」 私も思います。よく見てるよね。見つめすぎて見えてない部分もあるかもですけど。
そして阿近さんは、マユリ様の夢を語ります。
つまり、無から新たな魂を作る 被造死神は全死神の夢。だが起きてるときに見る夢など馬鹿げている。よってこの計画は"眠計画”と名づけると。
もう、いろいろツッコミどころはありますが、マユリ様の皮肉もあるということですんでここは流しましょう。それに眠計画ってネーミング自体は素敵ですしね。
そういったマユリ様のことを話したあと「こっからは俺の憶測」と但し書きをつけて続ける阿近さん。
阿近「被造死神は"全死神”ではなく"涅隊長”の夢だ」
ですよね。死を司る死神が命を作り出すことに執着してどうするのかと。そして、この主語のでかさ。「皆言ってるよ!」に近いあれですかね。
それとも、マユリ様の常識は世間の常識的な?
まぁそこは置いといて、つまり、眠計画はマユリ様の夢。
しかも、それは"起きているとき”に見る。
毎日毎日段々成長していってる"夢”。
自分の夢の具現化でもある眠七號。その夢にまさに夢中だなんて、言えやしないんでしょうね。
そこまで阿近さんは見抜いてる。そして見抜いているからこそマユリ様の下で働けるのかも。
けっこういろいろバレバレの人ですが、けして認めようとはしなくてかえって不機嫌になるマユリ様。世間ではこういう人をツンデレとかいうんでしょう。
そして、自分がそんな起きて見ている夢に夢中だなんて、日々聡くなるその夢に気付かれたくないので、だからネムなんてそっけない名前。
いや、十分かわいい名前なのですが、マユリ様からしたらポチ程度にそっけなくてシンプルなものにしたんでしょう。
七號「・・・私が無恥なままだったら マユリ様は今も私を七號と呼んで下さったでしょうか」
あくまで七號と呼んでほしいのね。大好きな名前だものね。
しかし、『マユリ様に本名で呼んでほしい』という小さな願いは、
阿近「そりゃ無理だ」「お前は隊長の最高傑作だ」「進化しないなんて事は ありえねえ」
マユリ様の夢に添いつづける限りは無理なのだと。
C【(現在)使命】
そんな記憶を振り払うように自身の体をバネに空を切り裂いて跳ぶ七號ちゃん。
ペルニダ(コピー)ちゃんにロックオンされたマユリ様を奪取、その勢いでペルニダ(コピー)ちゃんの掌を粉砕。
そしてそのまま空を飛んでるよねこれ。
マ「(驚き)ネム・・・!お前っ・・・!? お前なぜこんな力を―!?」
七號「マユリ様が与えてくださった力です マユリ様が与えて下さった死神としての肉体 その能力を組織崩壊の0.8%手前まで引き出しました」
?
火事場の馬鹿力的な?
しかもこの状態であと400秒もつらしい。
そんな命令をした覚えはないとマユリ様(やや怒)。
しかし、いつもならそこで出てくる『申し訳ありません』が出ない!!!
七號「命令はありません 使命です」「私の使命はマユリ様をお護りすること」
マ「違う!お前の使命は成長だ!」←ああ。言っちゃった。
七號「その成長を マユリ様をお護りする事でお見せできると考えます」
この会話中、ネム・・いえ七號の表情が綺麗でね。おこ気味のマユリ様とは正反対にCOOLです。
そしてマユリさまをペルニダ神経に侵されていない建物の屋上に投げ(投げてた)、マユリ様は猫のように着地。
てか、マユリ様、先週麻酔を散布して自分でもちょっと吸っちゃってる状態で大丈夫なん?
マ「チィ・・・口が達者になったものだヨ」
マ「・・・・・・」「・・・私が ネムに戦いを預ける日が来るとはネ・・・」
マ「屈辱だヨ」
その表情、憮然というべきなのでしょうが、それは大切なものを取り上げられたときのような。
D【眠七號 行きます!!!
急ぎ戻ってもう一体のペルニダコピー)ちゃんに相対する七號ちゃん。
というか素手ですか。斬魄刀もなし?
しかし生半可な武器以上に怖ろしいものを・・・。
七號「魂魄切削」「6%」
七號「私の魂魄の6%を削り 直接打ち込んで破壊します」
まさに命を削った攻撃。攻撃の見た目はNARUTOの螺旋丸みたいなんです。でも片手ね。
&目も写輪眼みたいになってますよ!
でもこれ、ペルニダちゃんの神経に触ったら情報吸い取られるんじゃあ・・と心配する前に
『義魂重輪銃(ぎこんじゅうりんじゅう)』
サクーっと七號ちゃん、見開きページでペルニダ(コピー)ちゃんの目玉にギュドン。
で次週だ!というか今週土曜日発売だ!
願わくば、マユリ様の夢が醒めませぬように・・・
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