鰤640話からのらくがき。
いきなりヒミツの開示展開
・・・になりそうな。
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絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
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@【マユリさま勝利の喜笑】
・・・っとその前にカラー見開き(ジャンプ表紙はベリたんと石田くん、巻頭カラー見開きは星十字騎士団のみんな)の前の
カラーのコマ。
実験室のようなところ?で目覚めるネムちゃん(の回想)。
目が覚めたかネ お早う ×××(←噴出しが見切れて見れない) と声をかける指先の主は語尾からしてマユリ様。
その×××はネムちゃんに呼びかけた「本名」のような?そしてネムちゃんはその名前が好きだったと独白。
なんでかって、これとっぱなから今週の話のラストのネタバレしますが
多分ですけど、世界でただひとつの「自分だけの名前」だったからじゃないかなと。たとえ数字だとしても。
先週のラストの悩ましげな表情からのこの回想。なんかもういろいろフラグかもなぁ。
そして霊王宮での戦いの場面に戻ります。
先週、いきなりペルニダちゃんをむしゃむしゃして完食した疋殺地蔵タン。
そこからの今週アタマのマユリ様勝利の絶笑タイム。「フハハハハハハ」「ハハハハハハハ」と2コマ続きますが
しかしピタリと笑いを止め、疋殺地蔵タンのお腹の具合を労うマユリ様なのでありました。
マ「丸呑みだから多少時間はかかりそうだが」
飲み込んだとはいえ消化しきっちゃわないと心配なのか
ていうか、サンプルとか持ち帰りたかったのでは?いいのかしら?
いやいや、サンプルとしてたとえ少量でも組織を残してたらそこから再生しそうでやっかいかもですね。
もう消化しちゃったほうがいいのかもしれません。
マ「しかし 最後の情報で咄嗟に歯の無い個体として産ませて正解だったネ」
マ「噛み切って腹の中で増えられたら疋殺地蔵といえど保つまい」
ちょっと疋殺地蔵タンのお腹の中でぎゅうぎゅうのたくさんのペルニダちゃんを想像してしまいました。けっこうグロいですな。今でも三本入ってますし。
しかし、実際はもっとグロいぜ。
完食したものの、なんか具合の悪そうな疋殺地蔵タン。食あたりかもしれません。丸呑みですし。
異変はマユリ様も驚きを隠せないレベルで、そうこう見ているうちにいきなり疋殺地蔵タンのアタマにツノ?ケモミミ?が。
じゃなくて、中からの圧によって輪郭をゆがめられている感じの突起が。
疋殺地蔵タンの中から圧をかけられるのは先ほど呑み込まれたペルニダちゃんしかいないでしょうな。
全身にそれが広がりますが、これ、三本の左腕が指でもって中からつんつんしてるんでしょうな。
いや、つんつんてレベルじゃなくて、疋殺地蔵タン、いきなり顔から破裂です。
そこからドパアとあふれ出る液体はこれは疋殺地蔵タンの体液かなんかでしょうか。
多分消化液であろうと思います。さすがのマユリ様もこの液体に触れぬようにジャンプしております。
と、そこで決壊し体液を氾濫させてカオス状態の疋殺地蔵タンのほうからマユリ様を狙って矢?が放たれます。
寸でのところでのけぞって躱すマユリ様。
躱された矢は遠くの建物にあたって爆発が起こっております。当たればヤバかったね!
そして響き渡る笑い声「「フ・・・フハハハハハッ」
ペルニダちゃんです。目をグルングルンさせて「似テル?君ノマネ」
似てません。活字でも似てないってわかるわ。てか笑いが短いねん。なにか?息が続かんのか?
てかそもそも、そもそも、そもそもキミはどこから発声してんのん?
いやいやそれよりなんですのん。弓矢!
弓矢構えてますよペルニダちゃん。
いわば片手で。しかも小指と中指のないグワシみたいな状態で。
最初見て「器用か!」と思いましたですよ。あとおままごとしてるのを見てしまったような微笑ましさも。
ペ「君 忘レテル」
ペ「ペルニダ 滅却師」
これにはマユリ様、目を見開いて解せぬ顔。しかしそれも
ペ「弓矢デ 敵 殺セル」
しかしそれもすぐにムリヤリですけど納得しましたよ顔。なんというか幻滅顔に近い。
マ「・・・イヤイヤ・・・ "忘レテル”も何も 霊王の左腕が自らを"滅却師”だ等と」
マ「恥知らずな事を吐くとは 思いもしなかっただけだヨ!」
A【進化する左腕】
この"恥知らず”がペルニダちゃんの顔面に朱を注いだのか
ペ「何ガ 恥知ラズ?」と人間でいうところの肩をいかららせモードで
いかったついでに千切れた小指と中指も復活と来ました。さくっと再生ですわな。
たしかに千切れた指先からクローンが出来てるのに、
千切られた傷から再生が出来ないのは厳しい話。唐突に綾辻行人先生の「再生」って短編を思い出したり。
しかし、驚くのはそこじゃない。
指を全てそろえたペルニダちゃん、なぜかいきなり
ペ?「滅却師を名乗ることが 恥知らずとかどういう事だ」
ペ?「余は もとより滅却師である」
なんかいきなり日本語流暢になってますけど。
てか"余”ってなんやねん。余って!そこは朕でしょう
マユリ様もペルニダちゃんのいきなりの口調の変化に固まっておりまする。
しかし、流暢もほんの一瞬。次のコマではまたいつものカタコト口調。
ペ「君ハホントニズット 滅却師ノワルクチバカリデ嫌ニナルネッ」
なんですのこの語尾の「ネッ」ってば。かわいいやないけッ!
そして固まってたマユリ様の思考が動き出します。
マ(何だ今のは 一瞬喋り方が変わった)
マ(確かに奴の語彙自体も 戦闘開始から少しづつ増えている様だ)←たしかに。最初はフーッとか言ってたもんな。猫みたいだったもんな。
マ(霊王としての記憶を取り戻しつつあるのか それとも)
マ」(何らかの方法で 進化し始めている―・・・?)
それもまた、マユリ様の興味の対象なのでしょうか・・・。獲物を狙う狡猾な動物のようなマユリ様の目つき。
計るマユリ様と、動くペルニダちゃん。
攻撃を仕掛けるペルニダちゃんですが、生え揃った指先すべてにちっさい弓矢を装填・・
あほか。これなんやねん。可愛すぎるやろ。
そして手首をこうクイっと。スナップで発射なんですね。あっこれはミラクルンルンですなぁ(遠い目)。
マユリ様に迫る5本の矢。躱せない本数ではないようですが、
迫りくる矢にペルニダちゃんの神経が仕込まれているのを発見、と同時にその神経に左腕を捕らわれます。
躊躇なく自分の左腕を爆発?で弾きおとしてペルニダ神経が体に侵入してくるのを逃れますが、
腕と一緒に落ちた矢は、なんと地面に這わされたこれまたペルニダ神経によって保持、そして湾曲、方向転換をされて
またマユリ様(しかも絶賛落下中で方向転換などできません)に迫ります。
パトリオットのように自力追撃は出来ませんが、保持されて再発射も可能なあたりパトリオットよりも延々と追尾されてタチが悪いかも。
このような状況にあっても冷静に分析、そして予想とはさすがなのです。
マ(くそッ 此は当たるネ)
あくまで状況から導かれる結果。そこに希望的観測とかいう無粋なものは入る余地もありません。
B【ネムちゃん】
しかし、助っ人の入る余地はありました。それがマユリ様にとっては邪魔なものだとしても。
ネムちゃんがすかさず矢とマユリ様の間に割って入り、右手にて矢を掴みます。
矢には当然ペルニダ神経が仕込まれているのでネムちゃんの右手に神経が潜り込むのですが
ネムちゃんもまたマユリ様と同様に躊躇なく右腕を短刀で斬り捨ててしまいます。が、そこでバランスを崩して地面に倒れこみそうに・・。
地面にはペルニダ神経が張り巡らされ、獲物が落ちてくるのを待ち構えています。
ネムちゃんが盾になったことで隙を得てで立て直したマユリ様、
残っている右手でネムちゃんの髪を乱暴に掴んでその場から退避、神経の通っていない地面にネムちゃんを降ろす・・というか叩きつけるというか・・。
自身も負傷しているせいでネムちゃんの扱いが乱暴になってるわけじゃないんだろうな。
これが常態のネムちゃんの扱い方なんだろうな・・。
マ「馬鹿が! 命令も無いのに何故出てきた! あのまま地面に落ちれば肉団子になるところだヨ!」
さすがに"筋張って味も素気も無い 一山幾らの肉団子”ではないようです。
ネ「"盾”が必要な戦いだと判断しました」
マ「自らの判断で加勢して良い等と教えた憶えは無いが」
そういう人なんだな。自分の命の与奪も自分の判断の結果でしかないんだろう。純粋に原因があって結果がある。それだけのシンプルな考え。
だから、こういうイレギュラーなことにはいらだちしか感じないのかもしれない。それが自分にとってプラスの結果になろうとも。
その、運良く助かったとか、助けてもらえたとか、そういうのは予定にに限りは邪魔でしかない。
ネ「・・・・はい 教えられてはいません」
マ「・・・・私が教えてもいない事を 勝手に学んだとでも言うのかネ・・・」
プログラム(教育)されてない行動を起こすのは故障とでもいわんばかり。
ネ「・・・・わかりません」
ネムちゃんはきっとこれは"体が勝手に動いた”系の出来事だろうなと思います。
故障でもなんでもない、"心”がなせることなんだと思うんだけどな。
でも、本当はマユリ様もわかってるんじゃないかなと思う。
プログラムの果てに発生する予測不可能な行動の原理となるものを。
マ「・・・ネム」 「いや」
マ「眠(ネムリ七號」
おそらくその名前は、冒頭カラーのコマで呼ばれていた名前。
はっとした表情のネムちゃん。なにかを堪えているようにも。
マ「黒崎一護の一団が現れてからというもの 夥しい程の戦いを経て」
マ「私はお前に多くの事を教え過ぎた」
マ「"次のお前”を"今のお前”と同じに育てるのに どれ程の負担が私にかかるか お前に解るのかね」
これは、あれでしょうか。
お前の代わりはあるのだから・・という意味じゃないですよね。
てか、次のお前というのは眠八號になるわけで?いやいや、その前に眠壱號から眠六號までいたわけですよね?
どうなっちゃったんだろうな・・死んじゃったんだろうな・・。
考えるとネムちゃん(七號)のアイデンティティが揺らぎそうなので考えるのやめといて、
先のマユリ様のセリフ。
これはお前が死んでも変わりがいる(育てるの大変だけど)
という意味じゃなく、
お前は今迄の最高傑作だから死ぬな
という深読みをしてOK?
C【愛情とは叩きつけるもの】
ある種のデレというか。
いやもう全然デレてませんけどね。オコですよおこ。
ネ「・・・・わかりません」
マ「わからんなら 自分の判断でなど動くな!」
マ「お前に自らの判断で死ぬ自由など無い!」「お前が死ぬのは」「私が"死ね”と命じた時だ!」
いやでももうこれ、完全に愛ですやん。つまりは死ぬなお前は生きよってことでしょう。
その愛が"作品”に対するものだとしても、
ネムちゃんはそれしか知らないから。
マ「わかったら立て!」
ネ「―はい わかりました マユリ様」
てらいも気遣いも照れもいたわりもないむき出しの愛情を叩きつけられてますな。見ててひりひりするわ。
わかりましたって言ってるときのネムちゃんがなぁ。綺麗な顔してんのなぁ。
これ、次週もうちょっと掘り下げてくれるんですよね?マユリ様とネムちゃんのヒミツ・・。
楽しみにしてます。
ペルニダちゃんもがんばれい。
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