鰤614話からのらくがき。



@
A
B
C
D
絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。


@【尸魂界】
先週の終わりのとこから場面かわってこちらは十二番隊隊舎。
606話で隊舎入りしていた仮面の軍勢さんたちが出てきました。
「準備はええか 死神どもォ!」と威勢良く叫ぶひよりちゃんが持ってるのは
つぎはぎだらけの大きな・・急須?
ぽんこつのヤカンというか。
ぼろぼろの水差しか。
メカメカしい魔法のランプといえなくもない。
しかし、ハッチさんだのラブさんだの力持ちそうなメンツもいるのに、なんでかひよりちゃんだけ働いてるのは
ひよりちゃんがやらせろ言うたんでしょうか。
この急須振り回す以外に今のところは仕事はないのかもしれない。

しかし、「死神どもォ!」の中に平子さんが。
ひさびさに平子さんとひよりちゃんたちの再会です。
当然というべきか、舌戦の繰り出しあいで再会の感動なんかあらしません。
ただただ笑わせていただきました。お話が重たくなる中での貴重なお笑いシーン。
今回はひよりちゃんのハゲ→オカッパの二段攻撃になぜか砕蜂ちゃんがまきこまれ?

A【液体】
まぁ、再会のご挨拶もそこまでにして、
さきほどの魔法の急須みたいなのから液体を死神さんたちの足元に注ぎ始めるひよりちゃん。
液体に見えるのに濡れている感覚がない(ルキアちゃん談)ものらしく
589話で夜一さんがマントのしたに隠し持っていたものと同じです。

↓589話の感想の抜粋↓
マントの下に瓶を沢山仕込んでるようですが、
瓶の中の液体はエネルギーだそうで、
メンドクサイんで説明軽めですが
滅却師たちが
尸魂界と現世の境界を歪ませていたエネルギーだそう。
平子さんがひよりちゃんに頼んでたのはこの調査らしいです
545話)。

とりあえず夜一さんには緊急で少量用意して、
ひよりちゃんたちに残った大部分を更に精製してもらってたそうな。
で、この液体は霊王宮に向かう移動エネルギーの元になるらしいですが、
先行の夜一さん、これを使ったんでしょうか?
使ったような描写なかったですが、
持っているだけとか浸かっているだけで
なにか作用があるのかもしれません。
 

B【死覇装】

そしてひよりちゃんたちに死神の衣装=死覇装に着替えて死神側に参加してくださいとか
サラっという浦原さんですが、
あの、浦原さんご自身も出来たら・・
あの、その、しっ死覇装に・・お着替えあそばしてはくださらんのでしょうか。
というか、着替えてほしい(願望)。
ひよりちゃんだってしぶしぶ着替えてんだからさ・・。

C【それぞれ思うこと背負うこと】
ここで剣ちゃん、いい質問です。
「で、どうすんだこれで?
霊圧込めたら全員で上にスッ飛んでくのか?」
それはそれで楽しそうですけど、そうじゃないみたい。
「これから作るのは『門』です
ここと霊王宮を直接繋ぐ『門』を創ります」
隊長格の膨大な霊圧だからこそ出来る匠の技。
私の心ははすでに浦原さんの鬼道詠唱を期待しております。
和尚の裏鬼道の宵闇ィよ常闇ィよにはがっかりさせられてますんで
かっこいいのをお願いします。

しかし、この方法、ベリたんが障壁を破っている今だからできる方法だそうで
行きは良い良い帰りは・・帰れないかもしれないらしい・・
そういうと砕蜂ちゃんが「なんで今更言う」と声をあらげます。
まぁ砕蜂ちゃんは浦原さんにはそもそも冷たいですけどね。
スイマセン・・怒らないでくださいよ という浦原さんですが
「言えば我らが怯むやも知れぬと思った 
貴様のその侮りに腹を立てているのだ」
しごく、ごもっともです。
そもそも浦原さんはそういうとこがあって、
ルキアちゃん奪還のときもいろいろベリたんに伏せたまま送り出してますよね。
これもまた全部言えばベリたんが怖気づくと思ったからだそうですが、
まぁ設定の後付を全部浦原さんに背負わせてるんだから
しょうがないといえばしょうがない。
私は浦原さんを好きな理由のひとつに、
BLEACHという作品に出来たひずみを
一身に引き受けてくれてる部分もあったりします。

ともあれ、みんな帰れないとわかってても、行きます。
護廷への思いとか、それから戦えればそれでいいという気持ちの人も。




D【止めに来た】
ついに陛下とベリたん対峙しますが、ベリたんも和尚に言われたこと通りに「倒しに来た」のではなく「止めに来た」と。
そしてそれも陛下にはお視通しのことだったようで・・。
しかし、陛下ったら直接言われないまでも織姫ちゃんに「あの人の眼、キモイ」って絶対思われてるよね。
でもってベリたんも「うわきめぇ。ないわ」って思ってるはず。
そんな空気を察したのか
「この眼は全てを見通す眼 真の滅却師たる者の証!(だからキモくないもん!)」
って陛下言ってますけど、もうどこ視て喋ってんだかわからんしやっぱりきもい。
そんな眼で、ベリたんが現れることも視えていたし、
そして、現れたベリたんんが既に手遅れであることも・・
といって、深々と剣のささった霊王を示す陛下。

しかし、霊王、がちで四肢欠損でした。これはけっこう読者としてはしんどいです。
もうちょっとマイルドなデザインはなかったものか。

この霊王に駆け寄り刺さった剣(←陛下の)を抜くベリたんですが、
抜いた瞬間、剣を持つ手を中心に、動血装の文様が。
「何だ・・どうなってる!?」
「剣が―」
どうやらベリたんの意思以外のところで剣が動いてる様子。
そのまま霊王を袈裟懸けにぶった斬ってしまって、ベリたんもでしょうが読んでるほうも茫然と驚愕。

それも陛下お見通しだったようで
「そうだ 視えていたぞ 一護」
「お前の中の滅却師の血は 決して 霊王の存在を許さない」

「さあ 一護よ 共に視よう 尸魂界の終焉を」

って、「視よう」って漢字見てベリたんも同じ眼にするのかって主ってしまいましたが・・。

剣が刺さったのみならず袈裟懸けにまっぷたつにされたら、さすがの霊王も楔としての役目を全うできないようで・・。

ラストのコマ、どこかの壁に皹が。世界はこのまま崩れてしまうのでしょうか。

それにしてもベリたんのこの千年血戦篇訣別譚の戦績って、星十字騎士団の女の子達を圧倒はしたものの、誰も倒してないし
ここにきてこれです。
こんな不憫な主人公、さすがにかわいそうすぎます。

もはや涙なしでは見れない。来週も展開が非常に気になります。



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