E【不転太殺陵】
黒々とした墨がもう蛇ののたうつが如くです。
そして黒々とした中で和尚、筆で丸を描いてそれを杯にします。
それと同時に
「宵闇ィよ 常闇ィよt ちょっと顔見せ呑んでいけ〜 呑めば命も飛んで行く〜
死出の道にも 花がァ 咲くゥ〜」
とか歌いながら呑み、舞っております。
なんだこれは?これも裏破道とかでしょうか。その詠唱?
せっかくなので全部書いておきます。
「肴はどこじゃ 真黒に染めて 八ツに裂いて 真黒な炎で 真黒に炙って ぺろりと喰らおう」
「喰ろうて 残った 真白な骨で 墓標を立てて 弔うてやろう」
「おんしが二度と 生まれて来ぬよう わしらの贄に ならぬよう」
「不転太殺陵」
そして和尚のうしろにお墓と庵?のシルエットがどーんと。
「百年後の尸魂界から夜を百夜奪って拵えた おんしを弔う墓標の群れじゃ」
百年後の尸魂界に迷惑がかかる技ですな。
しかし、鰤の戦いがターン制になったといわれるようになったのは
こういうひとつひとつの技が仰々しくなったせいじゃないかなと思うのです。
で、その仰々しさを説明する必要がでてきて、だらだらしゃべるlことに。
今回もまぁそういう感じで
「おんしの纏う黒までも吸い上げ おんしの血も肉も骨も何もかも 黒く潰して無に還る」
「転生しらも許さぬ 真黒な地獄に堕ちるがよい」
ちなみに「真黒」は「まくろ」 「真白」は「ましろ」とルビが入っています。
言い切ってドヤ顔和尚。
しかし、次の瞬間!!!!!
とても驚いている和尚。
なんでこんな驚いてるのかというと、多分
なにも起こらなかったからなんじゃないかな?
|
|
F【陛下無双】
「全て見えていると言った筈だ」
平然と、いや、悠然と、いや、不敵に和尚の目の前に"存在する”陛下。
こんなはずでは。弔えないことに驚愕の和尚。
「わが力の前に"理解”と"対策”の介在する余地はない」
「私が目にしたものは全て 私の前に無力」
いや、味方になるとか言うてましたやん。無力じゃ味方になってもなぁ・・。
「―まだ私を 名も無き者だと思っているか」
「我が名はユーハバッハ」
「お前の全てを奪う者だ」
ほんと陛下マジどや顔。
でもって、目がなぁ。
蓮コラみたいできもちわるいのですよ・・。
しかも、この目、なんか途中で何度かキュルキュルと瞳孔部分が動いてるんですが
なんかねぇ。
キョロキョロしてんじゃない!とか思うの。
開眼した陛下ですが
この定まらない目線のせいで一気に小物っぽく。
でも、『全知全能』です。
まずはなんなく和尚を・・これ?なに?
斬ってないですね。和尚がはじけた感じ。
なんかいやな技だな・・。
こんなモヤモヤで年越しです。
|