鰤607話からのらくがき。

和尚のほうが悪っぽい。

@ A
B



@【陛下。】
なんだろう。ここ数話で陛下が好きかもしれない。
だから、実はまなこ和尚オンリーのセンターカラーでちょっとがっかりしてた。
迫力ある絵だとは思いますけどね。
というか、せっかくカラーなんだからベリたんとかひさびさにねぇ。見たいものだわとか思うわ。

ひきつづき、ヒゲとヒゲの暑苦しい熱い戦い。

先週のヒキで、まなこ和尚の「筆」によって力を半分にされた陛下。
得意顔の和尚に「気分はどうか」と問われて
「悪いわけはなかろう」と余裕綽々の様子。
というのも、陛下にしてみれば、力を半分にされたところで、その失った半分ですら
再び「自分に与えることができる」わけで、なんてことはないということ。
605話でも自分に声を与えていましたね。そして
この世界の全ては私が奪い去る為にあるのだ
なんて名言も出ちゃいました。
それよりも、和尚こそ陛下の力にビビって
半分にするとかいうセコい技かましてやんのやーいやーいヘタレー。
というわけですな。
それを「人の優しさのわからんやつじゃ」と打ち消す和尚。
「おんしの面目の為に わざわざ力を半分に殺いでやったというのに」
「全力のおんしが叩き潰されたら 滅却師共への面目が立つまい!」
言っちゃってくれますな。
しかし、和尚、まるっこいスタイルに飄々とした面持ちで、
どっちかというとひょうきんの属性だと思うのですが、
目がガチでこわい。正直、鰤をしらない人が今始めてページあけたら
どっちが敵ははすぐにはわからんのではないかと。

↑のようなことをふたり棒立ちで喋ってるわけじゃなくて
攻め合い防ぎあい応酬です。
防ぐというか、攻撃は最大の防御とはいったもので
相手の攻撃をまっこうで受けて、そして気合で跳ね除けたり。
陛下の新技は
「外殻静血装(プルート・ヴェーネ・アンハーベン)」
体に変な模様をうかべて攻撃から身を守る技(513話でベリたんがやってる)
の出張版みたいなんです。防御壁を体外にまで拡張するそうな。
これがなんかかっこいいの。
ドームみたいなバリア?の表面に、静血装の模様がうかんでさ。
それに対抗して、和尚の新技が
「裏破道 三の道(ドウ) 鉄風殺」
いやもう、破道ってまだ全部出てるわけじゃないのに
裏が早々に出てきましたですよ。でも、裏というとほんとの奥義っぽいですね。
それにふさわしく・・
なんじゃこら?
竜?にしてはほっぺたが金魚の水泡眼(すいほうがん)みたいなイメージが出てきて
陛下に逼ります。
ひとめでこの技の強さがわかります。
まぁ、陛下、平気そうにしてるのですが、少しばかり虚があったもようで
和尚に左手で首をつかまれます。このまま首をへしおるつもりでしょうか。
しかしそれが陛下にはチャンスだったようで、
「私に触れたな?」
言うや否や、陛下を掴んでいる和尚の左腕の表面を静血装の模様が這い上がっていきます。
「外殻静血装は私の体に触れる全てを侵食して静血装に拡大する
私に触れればお前の体までもな!」
陛下、いいドヤ顔だ。
そうしてる間にも静血装の模様はまなこ和尚の左の頬あたりまで。
「左半身を貰うぞ 兵主部一兵衛!!」
静血装の模様は和尚の目玉にも。
しかし、これ、「貰う」って、もらったあとの和尚はどういう感じなんでしょうかね。
やはり、左半身もってかれたので右半身だけという感じ?
でもそんな心配ゴム用・・ご無用で
「こんなもんで 左半身やれるかい」
そして・・・

A「ぬん!」
と左手を活きませるといか、
腕に力をいれたら血管がむきっと浮いてくるああいう感じ。
そういうやりかたで、這い上がってくる静血装の模様をぶち切ってしまいます。
左腕のみで。
これには陛下も驚愕の驚き(←わざとです)を隠せません。
というか、和尚の腕に浮き上がった血管ムキムキが陛下の顔にも。
なんか、ポンプで押し返したみたい。
たしかになにかで静血装を押し戻して、
そのなにかの押しそのものが反対に陛下を侵食したようで
陛下から血?がぶわー。
文字にしてしまうとつまらんわ。今回、かなりコマがつまってていいバトルなのに。
そしてふたたび距離をとったふたり、
和尚はもう引導をわたすつもりなのか
「全くおんしは 霊王宮には立ち入るは 霊王の眷属たる零番隊の体にも立ち入るわ
人間風情が 不届きも大概にせい」
といいながら、筆をまわします。
美羽さんがブログの感想で書いてらしたんですが、
このシーン、袖で和尚の顔が見えなくてハゲ頭だけがみえるもんだから
山爺みたい。

それを見つめる陛下は先ほどの出血がまだ堪えているよう。
ここはチャンスでしょう。
一気に始解して畳みかけましょうかといわんばかりに
「黒めよ」という解号、
そして、兵主部一兵衛氏の始解、「一文字」が披露されます。
筆の毛の部分が刀になっています。不思議なかたち。
なんとなく薙刀のようです。

なにを黒めてくれるんでしょうか。まて次号なのです。

B【フラグじゃね?】
しかし、この和尚の始解の見開き、かなりこわいのと同時に
これ、山爺の卍解「残火の太刀"北”天地灰尽」のとき
まったく同じ見開きじゃなかったかしら?(記憶違いならすみません)
しかも、山爺はこの卍解披露あと、やられてしまって・・。
和尚もそうなるんじゃないかなとか心配。
フラグとしては十分すぎるフラグかも・・。




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