156代目トップ。
15(イチゴ)と6(セスタ)でグリベリ絵とか言っていたんですが
ジャンプ本誌(2008年9号)でのキャラ人気投票で恋次くんが10位以内から洩れたのが
やはり寂しくて。
さみしいのはmmさまも同じで、本誌トップ5のメンツのイラストとこの↑イラストで
SS書いてくださいました。
恋次くんが居ない寂しさが慰められてます。
ビバ二次創作!


白 と 黒




「じゃあ撮りますよ!」


カメラを構えた檜佐木さんの声を合図に、人気投票上位の5人の撮影が始まった。
現世で発売されてる冊子だけじゃなく、瀞霊廷通信にもこの内容が掲載される事になり、
わざわざ檜佐木さんが取材兼ねて撮影しにきた訳だ。

揃いのオフホワイトのスーツをまとった5人が、横一列に並ぶ。


檜佐木さんからの頼みでアシスタントを引き受けた俺だったけど、
やっぱりライトを浴びたアイツを遠目で見るのは切ない。
着ている黒いTシャツが、自分の心の色みたいで嫌んなる。


「今度は自分らしいポーズで構えてみて下さ〜い」
不慣れなカメラマンのお願いの声に、笑う奴も呆れる奴もいる。
チラッと横目でアイツを見れば、視線はカメラじゃなく俺に向かっていた。
そんな切ない目して見んなよ。


アイツの唇がそっと開いて動いた。

「れ・ん・じ」

言葉は聞こえないけれど、俺の耳にはしっかりと声が届く。
胸がキュッと締め付けられる。
側にいられる事を、当たり前に感じちゃいけねぇな。


いつまでも、こんな不甲斐ないツラしてる訳にはいかねぇ。
いつもの俺らしく、この場を賑やかにしていこう。

バンダナを巻いた頭を右手でポンポンと叩き、自分に喝を入れる。
閉じた瞼を開いたら、腹から声出して言ってやろう。

「一護っ!お子ちゃまなくせにシケたツラして、背伸びなんかすんなよっ!」って。




笑えてる…よな?俺。






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