鰤639話からのらくがき。
ぺぺそぎ地蔵?。
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絵はあいてるとこに好きなもの描いてった感じなのでストーリー順ではありません。
文章内のセリフ抜粋の際にはキャラの敬称は略させてもらう場合があります。
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@【エキセントリックな戦いであります】
前回、右手にペルニダ神経をくらいつつも、
支配される前にセルフ手術をほどこし右手の筋肉血管神経の配置を入れ替えて免れるマユリ様
というところでおわりでした。
今週もまた常軌を逸し続ける戦いがまた繰り広げられます。
しかしながらも施術に不満のある様子のマユリ様。
久しく片腕手術はしていなかったので勘が鈍っていると自己分析。そして無様だと。
その「無様」のワードになぜかくいついてるペルニダちゃん。
なんか会話変だなと思うんですけど、
これ、あれだな。ペルニダちゃん(今週からペルニダちゃんと呼びます)のコンプレックスじゃない?
「ブサイク」とか「無様」とか言われ続けてた過去があるとか。
だから、マユリ様の「無様」にまずはピピっと反応。
そしてきちんと「それは私じゃなくて貴方のことですね?
ぼくじゃなくて今焦ってるキミのことですね?」
って確認とってんじゃ?と思ったりもします。そう考えるとこの会話もそう突飛なものじゃない。
んですけど、まあどっちもエキセントリックですんでね。
私等がすんなり納得できるような会話をするかどうか。
「無様」が自分のことじゃないとわかってなんか安心してるっぽいペルニダちゃん、
今度は余裕綽綽に、マユリ様のことを焦っていると指摘。
その指摘に不敵に{そう見えるかネ?」と笑み返すマユリ様ではありますが、
余裕のあるペルニダちゃんは意に介さず「モウ少シ アセル?」と
前回マユリ様に千切られた小指をけしかけます。
小指は見ている間に小指以外の部分を生え揃わせて
もうひとつの「左手(お目目つき)」になってマユリ様に襲い掛かります。
この小指だった左手の走りっぷりは中井拓志先生のレフトハンド(ホラー小説です)まんまですね。
パクってるというわけじゃなく、
「手」というものが単体で移動するにはこれが一番早いんじゃなかろうかと思います。
ジャンピングも素晴らしい。生えたばかりの指がここまでやりおるとは。
しかし、ジャンプの加速が仇になったかマユリ様の投げた爆弾?に全力で飛びこむ形になりました。
爆ぜて倒れる元小指の左手。
しかもこの左手にももうすっかり発声器官があるらしく「ギャー」「ギャアアアー」叫んでいます。
マ「もげた指はまた別の左手になるのか バラして持ち帰るという訳にはいかん様だネ」
ヤレヤレ風のマユリ様ですが、
そんなマユリ様の目の前で、今度は自ら中指をもいでみせるペルニダちゃん。
ペ「モウ少シ アセル?」
もげた小指が別の左手になる=戦力が増す ということをペルニダちゃんが自分で予めしっていたのか
それとも、今学習したのかは知りませんが、
中指をもぎとったペルニダちゃんの単眼がなんとも勝ち誇っております。
しかし、その目に中指をもいだ傷から流れ出た血が入ってしまいます。
ずばり、今週の萌えどころってここでした。
萌えつつ笑ってしまっておなかいたい。
「アッ 目ニ血ガッ」「イタイ イタタ」
なにしてんのペルニダちゃん。
そんなかわいいペルニダちゃんは無視で過去に得た知識を披露するマユリ様。
若い頃目にした書物には「霊王の右手は"静止” 左手は"前進”を司る」とあったそう。
知識でしかなかったそれを今、体験できるとは僥倖である、素晴らしい戦いだよ
というマユリ様の目がそんなにうれしそうじゃないのと対照的に
呑気そうなペルニダちゃんの瞳孔がふたつある単眼、
そして、さきほどもいだ中指が早くも左手どころか、
小指だった左手(爆発してましたが軽傷だった?)もすっかり左手じゃなく左腕に成長。
ペルニダちゃんを合わせて3本の左腕がうごめいています。
恐竜のブラキオサウルスの首みたいです。どっちにしろシュールです。
しかし本当にシュールなのはここからです。
A【卍解】
疋殺地蔵を構えてマユリ様、やおら卍解をする模様。
見ていた(居たのね)弓親さん(と一角さん)が慌て始めます。(それにしてもハナタロくんはドコ?)
弓親さんはマユリ様の卍解が「巨体にて圧殺」と「猛毒にて広範囲の敵を毒殺」出来ることを知っていて
このままだと折りたたまれた上に麻痺させられて倒れている更木隊長も毒殺されてしまうと案じて
更木隊長をつれて逃げようとします。
ところが、マユリ様これにも不敵な笑み。
マ「毒殺だって?そんな勿体無い事するものかネ」
ボゴォと煙?を吐く疋殺地蔵。
マ「今 私の得た情報で 漸く 臨月だよ」
臨月とはこれまたザエルアポロさんやなと思いつつ次のページの見開きで絶句しました。
煙の中から出てきた、マユリ様の卍解と思しきその姿・・。
なんやこれ。
巨大ペペ様やないか。
まあ、ペペ様は限度を越えたデブで
こちらは丸々と太った赤ちゃんという違いはあるにはあるのですが
お肌が黒いのでちょっとデブ・・じゃなくダブりますね。
てか、マユリ様の卍解「金色疋殺地蔵」って赤ちゃんの顔した芋虫みたいなんですやん。
これ、いちおう人のカタチですやん。
と思ったら名前も違う。
いや、金色疋殺地蔵は同じなんですけど、そのあとに「魔胎伏印症体」とつきます。
「体」がつくということは、これは形状の違いということで?
しかしその前に「症」ってつくのが悪趣味ですな。これはなんというか病気にわざと罹らせた感がして厭らしい。
その前の「伏印」というのも、このまるまるとした黒い赤ちゃんのでっぷりとしたお腹に描いてる「伏」の字のことでしょうが
その伏の印のとこにメスの痕みたいなのが痛々しいです。
一角・弓親「なんだありゃあ・・・!?」
無理ないですわ。ほんともうなんだありゃですわ。シュールですわ。ものごっつい。
でもって、そんな「なんだありゃ」を言われ慣れてるっぽいマユリ様、「改造卍解だ」と
訥訥と解説タイム。
マ「"魔胎伏印症体”は私が"金色疋殺地蔵”を改造して造った 金色疋殺地蔵の異形態」
マ「その能力は 戦闘中に私が送り込んだ情報を元に 新たな疋殺地蔵を産み落とす事」
そんな解説を、聞いてるのか?(゚_。)?(。_゚)?な目してるペルニダちゃん。これはアホの子の目ですわ。
マ「意味が解らんかネ」 うん、わかってないと思うよ!
マ「見れば解る」 いや、見ても解るのかしら?
だってペルニダちゃんだよ?
自傷したあげく目に血がはいって痛がるイタイ子だよ。
B【うげえええええ】
しかし、もっと痛そうな子がここに。イタイ子じゃなくて痛そうな子ですけど。
魔胎伏印症体(いちおう「オギャアア」とか泣く)のでっぷりとしたお腹にある一筋の傷痕。痛々しいですがさらにそこが裂けて血がぷつりと。
これは苦手系ですわ。傷口に塩を塗るという言葉がありますが、
それよりも傷痕を左右に引っ張るという言葉があればそのほうが精神的にダメージあります。
てか、こういう裂ける系に弱いんで自分の肌もこわくてひっぱれない。リンパマッサージとか無理(ヾノ・ω・`)ムリムリですわ。
ですんでこのコマきつすぎるわ。こんなコマは先ほどの目に血が入っていたいお〜のペルニダちゃんの萌えコマで相殺ですわ。
そんな裂け目をさらに押し広げ(ここらへん鳥肌たてながら打ってます)
ようやく金色疋殺地蔵爆誕です。あいかわらずキモかわいいつぶらなお眼目。
そして「アィィィィ」と気合の咆哮かと思いきやえらいことになってました。
マ「この疋殺地蔵は神経は体表にある」
とかいう解説を背にいきなりドタンとこける疋殺地蔵。
とたんにまた「ギイイアアアア」。うん。痛いわな。体表に神経があったら・・。
マ「だから空気に触れても地面に触れても激痛が走るわけだが・・・ まァそれは置いといてだ」
置いといてやるなよ。なんか対処してあげようよ。
空気に触れるだけって、もう生きてるだけで激痛じゃないですか。リンパマッサージムリムリムリとかいうレベルじゃないですやん。
でもって、やっぱり聞いてないわペルニダちゃん。
神経を伸ばして疋殺地蔵にもぐりこませようとしてます。
ですが、
マ「重要なのは その体表の神経が 七万の層に分かれているという事」
七万も!
てか、そんな分厚い神経層って、もはや神経のカタマリで、しかもそれがタマネギ状になってるという理解でよろしか?
マ「つまり君らがこいつに神経を打ち込んでも 表面一枚折り畳んで 終わり」
そういう間にも疋殺地蔵の体表がめくれて折り畳まれています。
これが"素晴らしい戦い”で得た情報でできた金色疋殺地蔵というわけなんね。
体表を畳まれてさらに痛くされておこなのか、それとも痛すぎてそういうの関係なしに目標を除外するために動いてる動かされてるのかは知りませんが
いきなりペルニダちゃんを、食べた━━━━━━━━!!!!
いやもうめっちゃ食べてます。もぎゅもぎゅ言うてます。
ペルニダちゃん、左手はあっても打つ手なし!
マ「どうした 抵抗しても構わんのだヨ」
マ「全身呑み込まれる前に 神経を七万回打ち込めるのならネ」
ああ、疋殺地蔵に呑み込まれてるペルニダちゃんの目、泣いてますやん。
しかしこの顔には萌えないな。
そしてマユリ様のイイ顔のアップ、ばくんと呑み込まれて嚥下されちゃったみたいなペルニダちゃん
(このあと、疋殺地蔵は解剖されてお腹の中のペルニダちゃんのデータとか取られるんだろうなぁ)
で、マユリ様の勝利確定!!!!
と思いきや、物陰からなにやら意味深で心配げな眼差しを送ってるネムちゃんで次回へ!
次回カラーなんですけど、どの場面からになるんだろ。
いちおう場面が変わるとかあっていいキリのいいとこなんですが。
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