@【あれから5年】
ユーハバッハ絶対殺すマンになると決意してから5年たちました。
バズ兄もハッシュさんも背がのびてすらっとしています。
少年まっさかりです。
その気になれば腐る妄想も捗るというものでしょうが、
あまりに出来すぎた(見た目も境遇も)ふたりなので、むしろ私はそれだけでおなかいっぱい。
それにしてもハッシュさん(お話の中ではユーゴーと呼ばれてます)
滅却師の才能がからきし・・というか皆無だそうで
それって「僕のヒーローアカデミア」「ブラッククローバー」の主人公的な。
持ってるのが当たり前の世界で持ってない。とても珍しいことらしい。
よりによって一緒に強くなろうとしてる相棒が
こんな宝くじに当たる以上に希な境遇に恵まれ?てたとかバズ兄さんもツイてないですが
ですがバズ兄さん、
持たないからこそ人一倍頑張ってるハッシュさんを切り捨てることは出来ないんですね。
そして今週のこの扉絵、ふたりの横顔。美しいですね。
そういえば先週、バズ兄とハッシュさんのガチンコ勝負で
ハッシュさん滅却師の弓矢を出してないなって書いたんですが
バズ兄程度に弓矢など出せぬじゃなくて、最初っから出せぬなのね。
A【星十字騎士団】
そしてある日のこと、
森に潜んでいた二人のところからもそれは見えたようで
大きな旗をかかげて『ユーハバッハの憲兵隊の人』が大声をはりあげてなにやら告知する模様。
そのうちの二人(てか最初はこの二人だけかと思ってたんですが)
この二人も57巻(507話)で山爺に復活させられてましたよね。
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とくにアルゴラさんは額にキズがあるの同じなので間違いないかと。
いやちょっとまて。
黒髪さんがヒューベルトさんで
額キズさんがアルゴラさんだとなんの疑いもなく書いたですけど
よくよく考えたらどっちがどっちかまだわからないや。
まあ、どっちかがどっちかでしょう。
彼等はこういいます。
・ユーハバッハ(様)は新たな戦闘部隊の設立を宣言
・名を『星十字騎士団(シュテルンリッター)』 ?( +・`ー・´)ドヤァ
・これで尸魂界に攻め入ります。
・尸魂界はいづれ我々(滅却師)の脅威になる!だからそうなる前に叩きます
・だからどしどし応募してね!
そんなお知らせでした。
それを聞いたハズ兄、悪イイ顔してやがります。
つまり、新しい舞台の団員・・じゃない新しい部隊の隊員募集の今こそが
ユーハバッハの懐に飛び込むチャンスなんでありますね。
飛び込んでどうするかというと、殺すわけですが。
B【腕を見せりゃいいんだろ】
もういても立っても居られないようで
憲兵の馬の前に立ちはだかって自己アピールタイムです。
まあ自己アピールタイムといっても
自己紹介と騎士団に入りたい旨の意思表示だけですが。
しかもそれをめっちゃ見下してる風の黒髪憲兵さん。
まわりの町の人も「あのバカなんなの?」みたいにヒソヒソですし。
というかバズ兄は領主の倅だったのか。
先週は家が燃えた描写だけだったので、
まあバズ兄ん家ってばでかい家だな〜とは思ってたですがまさか領主だとは。
だから先週ではてっきり陛下は無差別に火を放って
それでバズ兄の家族が巻き込まれたのかと思ってたのですが、
もしやすると陛下は狙ったかもしれませんね。邪魔な領主を。
そらバズ兄がそう思ってたらユーハバッハ絶対殺すマンになりますわ。
そんな思惑を抱いて兵士に志願するバズ兄
(となりゆきで同行させられてるハッシュさん←オドオド)ですが、
憲兵さんは見下しからの華麗なる踵返しでそのまま行ってしまおうとします。
これにはバズ兄も焦ります。
入隊希望って言ってんだろが!と食い下がりますが
試験は後日なんでせいぜい頑張ってね★ま、凡骨には無理っしょ
的なことを言われてしまいます。
それにしてもハッシュさんは終始オドオドしていますな。
今のハッシュさんからはそんな気配微塵も感じられませんが。
でもって、凡骨扱いされて黙ってるバズ兄じゃありません。
だって自分のこと天才だと思ってるんですもの。
そんな凡骨いわれたままで試験の日まで待ってられないのもありましょうし。
去り行く憲兵さんのお馬さんの前に滅却師の矢をブスーッッ!
ああ、やっちゃった・・やらかした・・って顔のハッシュさんが可愛いなたまんないぜ。
その反対に自信まんまんのバズ兄。
この場で憲兵さんに勝負を持ちかけます。
俺が勝ったら憲兵さんのその椅子(地位)を俺にくれと。
じゃあ負けたらバズ兄は憲兵さんになにを上げるんだろう?とか思ったですが
負けることを想定してないバズ兄なのかもしれない。
しかもその勝負に憲兵さんも乗るし。まあ、憲兵さんが勝てば(バズ兄が負ければ)
バズ兄の命を貰うんだろうな。しかも猿よばわりだし。
猿でも結構!
とにかく俺が勝つからな!のバズ兄といい勝負なんじゃないでしょうか。頭の中が。
お互いけっこうこれノリノリで初撃一閃・・・
というとこで、なにかすごい力がバズ兄を上から押しつぶします。
いきなりうつ伏せに倒れてなにが起こったかわからないバズ兄。
その背後に・・・
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"弓矢とは違う不思議な力を使って北の領地を牛耳るばけもの”が。
ユーハバッハ・・陛下ですね。
先ほどバズ兄を上から押さえつけたのは、陛下の霊圧。
霊圧(物理)によって霊力の弱いものは地に押さえつけられている状態で
まさにひれ伏して頭もあげられない様子。
そんな中、軽やかな動きで陛下の前に膝をついて
凡骨の町人(猿)と私闘をしようとしたことを詫びてる憲兵さんはさすがだわ。
頭の中はバズ兄と同じ勝負でも、やはり力は違ってたかも。
しかし、この当時の陛下、やっぱり心に余裕があるのか、
憲兵の私闘もスルーしてくれています。
まあ、陛下は今絶賛捜し物拾い中ですんでね。
小さいことには目を瞑ってくれてるのかも。
なにを捜してるかって"私の右腕となる者”をですね。
ここらへんに落ちてるそうな。
それを聞いたバズ兄、ここだ!ここにいるぞと心の中でお返事します。心の中で。
この俺がお前の右腕になってやるから、だからお前は俺に殺されろというわけですな。
さっきから腕を見せるだの右腕になるだの腕腕アピールのバス兄さんです。
しかしそんなよこしまなテレパシーが陛下に届くわけはなく
(というかそんな下心見透かされたらこの場で殺されてるしな)
押しつぶされるような霊圧の中でも上半身を引き起こしたバズ兄のみたものは・・
ハッシュさん。
ハッシュさんてば皆が霊圧で動けない中で普通に立ってるって
それだけでもはや特別な存在。
そりゃ陛下がウェルターズオリジナルをあげたくなるのもわからないでもない
そのハッシュさんの前に立ち(乗馬で)、
お前だ、名前も知ってる ユーグラムハッシュヴァルド 私の半身ですし
とか運命の出会い見せ付けられてバズ兄ポカーン。
でもそれ以上にポカーンとしてるのはハッシュさんです。
もうこれ
「北の領地を牛耳るばけものに半身よばわりされてるんだが」とか
「才能なしのNEETが陛下の半身にジョブチェンジしたけど詰みそう」
とかいうタイトルでラノベ書けそうないきおい。
多分ハーレム系。でみんながハッシュさんをNTRしてくる。
そんな気がして来週。
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