@【想定の範囲内とかいうやつか】
「一護 私はお前を思い通りにしようなどと ただの一度も思った事は無い」
とかいう陛下。
「わかるか」わからんわ。
「そんな事を 思う必要など無いからだ」
「お前の意志は全て 私の意志と繋がっている」
ここで「どういう(意味だ)」と相槌をうつベリたんに
このセリフを言うのを待っていた!!!と言わんばかりの得意げな表情で
「お前は私の為に戦ってきたと言っているのだ」
そんなルンルン気分というのがピッタリの陛下の表情とはうらはらに
かたまってるベリたん。というか、思考停止してるような。
もしかして、わかって(理解して)ない?
いや、理解はしてるんだろうけど納得はしていない感じ?
なんでしょうけど、これ、見方かえて
ベリたんが陛下の言葉をなにひとつ理解してない風に解釈しつつ
漫画を読み進めてもそう違和感を覚えないです。
いちおう陛下の言葉に煽られて反応はするんですが
陛下の言葉の全てに反応してるわけじゃなく、
なにか逆鱗ワードみたいなのがあってそれを陛下が言うとスイッチが入る感じ。
そのひとつが「お前は滅却師の血が流れてる」。
kれがやはり一番ベリたんはお気に召さないよう。
かえせば、陛下がいかに陛下にとって心地よい言葉でベリたんを煽ろうともそれは無駄という。
まぁそこで喋ってうぬぼれてろと考えながら読むと精神的にも楽です。
しかし、ベリたんてば同じようなことを藍染さまにも言われてたですよな・・。
その死神の力を得て強くなりっての・・。
というか、浦原さんにも騙されたような状態でルキアちゃん奪還に行ったし
藍染さまにもなんかいろいろ見透かされて「想定内だよ」とかいわれ、
そして吟醸さんにも利用されて、ほんとベリたんてばお気の毒。
話戻ります。
"滅却師の血”というワードがほぼタブーになってるベリたん、陛下に斬りかかりつつ
「・・・滅却師の血なんか関係無え 俺はあんたを止めるって言ったろ」
ここでまた陛下ったら煽る煽る。
「何故 "止める”などと言う?」「私はお前の"仇(かたき)”ではないのか」
「母を殺した男に対して そこで"殺す”と言えぬのが お前の弱さよ」
陛下それを言ったらあかんです。
ベリたん臨界越えそう。てかそうなると白崎さん出てくるかなとか思ったりもしてる私です。
ていうかね、ベリたんて今まで明確な殺意でもって
相手に向き合うということがほぼ無かったと思うのですが、
そういう闘争本能とか殺戮本能とかいうこのコアの部分は白崎さんが持っててくれてるから
だからベリたんはここまで甘っちょろくてもやれてきたし、
その甘さがあるから私はベリたん(と白崎さん)が好きなんですね。
しかし、お母さんのことを出すとか、もう知らないよ。
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A【石田!!!!】
そこに横槍ならぬ横矢急襲。夜一さんの肩に命中します。
滅却師の矢。放ったのは・・・
一同(ベリたん 織姫ちゃん 岩鷲くん チャドくん 夜一さん)が驚く中
あらわれたのは・・。
石田くんです。
「ブン殴って連れ戻す(587話)」
とか威勢良く言ってたですが、
さすがに本人目の当たりにすると何のまねだといいながら動揺しまくりのベリたんですね。
とても、ブン殴れるような状況じゃないです。
そしてうろたえている間に、怪我をしたせいで夜一さんの霊力がよわまったのか
ミミハギ様にかろうじて繋げてもらってる状態のまま
霊王を固定しようとしてた術が弱まり消し飛びます。
上から布がかぶされてるんですけど、それが千切れてしまい
またミミハギ様だけで霊王さんの真っ二つになった姿を
ミミハギさまだけで繋ぎとめている状態に戻りました。
刺さった矢をぬいて再び術式をしようとする夜一さん。
そして石田くんに気を取られてj陛下への攻撃の手がとまるベリたん。
そのスキをついて陛下は霊王に近づきます。
気がついたベリたんがまた陛下を追うにも遅かったようです。
陛下、掌から気合玉を出して陛下に近づこうとするベリたんを退けます。
そして霊王さんに手を伸ばし、
張り付いているミミハギさまを手でひっぺがそうとします。
素手で。
そこにマラーボールが陛下に!
これにあたると当たったところ中心に容易に取れない色液体がつきます。
端って逃げてつかまえられない容疑者などにあてると、その場では捉えられずとも
その色に染まった人間を周囲で探せばいいわけで、
こまかい特徴を覚えずとも「変な絵の具ついてる人」だけの情報でもいけるので
探しやすいです。目立ちますし。
・・とかうそついてごめんなさい。
ボールはボールでも多分なかに塗料は入ってないと思います。
いや入っててもおもしろいですけどね。
b−−ルは陛下のあたると破裂しました。しかしダメージはなさそうです。
投げたのは夜一さん。
「食ろうた(命中した)な」
「一の玉を受けた体は・・・ニの玉で微塵に溶けて失せる!」
ん?ニ撃必殺か?それってなんて砕蜂ちゃん。
てか、夜一さんがそんなワザつかうとか砕蜂ちゃんきっとうれしい。
ニの玉を投げようとする夜一さん。
「パルンカジャス」と部下の名を呼ぶ陛下。
あれ?部下さんたちどこにいたの?やはり陛下の影の中?
と思わざるをえないフッロワークの軽さで音もなく夜一さんの背後にたつ
ペルニダ・パルンカジャスちゃん。聖文字は「C」で、「強制執行」でしたね。
多分テレキネシスみたいなワザかと思うのですが、
夜一さんの左腕が「雑巾のように」「しぼられて」しまいます。
うめき声ひとつあげない夜一さんなのな。
そればかりか「何じゃ・・この力は・・・!?」と、
うけたダメージをある程度分析しようとしている模様。
しかしそのスキにまた陛下の気合玉です。
夜一さん、霊王宮の足場のないところまで吹っ飛ばされます。
織姫ちゃんが夜一さん!て呼んでるんで、三天結盾してくれると信じております。
そして陛下の手はまた霊王を蹂躙にかかります。
そこをベリたんが阻止しようとするのですが、
それを石田くんの矢がこれまた阻止。陛下を斬ろうと振り上げた刀ですが
それで石田くんの矢を払うことに。
どんどん出来るスキに「よくやった雨竜」とほめてつかわして
そしてミミハギさまを引きちぎりだした陛下。
ほんとうれしそうだな。
そしてミミハギさまの力によって止まっていた霊王の死は動き出し
そして世界の崩壊もまた・・。
「陛下の邪魔をするな 黒崎」
と石田くん、ようやく喋りましたが、冷たい言葉。
それに「・・・何の真似だって訊いてんだよ・・・石田!!!!」とめっちゃ怒ってるベリたん。
で来週!ほんとなんのまねなんだろう。
「滅却師の真似」とか笑えないギャグかましきたら泣く。
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