@【左目 足首】 「どうした 使える鍵はまだ2本あるんだろう?」
そういいながら近づいてくる藍染さま。
しかし、「まだ2本ある」と言うとおり3本のみ使用を許された鍵のうち、
使ったのはまだ1本のみでそれで口の封印を解いたきり。
にもかかわらず、左目だけながら目を開けて、そして歩いている藍染さま。
しかし、それを見た京楽さん、なにか腑に落ちたよう。
残りの2本を「迷わず」"左目”と"足首”の封印を解く鍵穴に刺しました。
目の前の"藍染惣右介”はその左目も足首もとっくに解放されているというのに・・。
ここで二通りの解釈。
・まずは藍染さまは催眠の幻術かなにかで「鍵を3本使ったあと」の自分の姿を見せ、
この通りにしろという暗黙のメッセージを送ったかなにかかなという解釈。
・あとは、実際に藍染さまはなんからの方法で左目と足首は自力で解放できていて、
そこに3本の鍵を(使う権利を)携えて京楽さんがやってきたわけです。そして口を解放。
そうなると口と左目と足首がこの時点で自由でして、あと残り2本別の場所に使えば
藍染さまの体の自由度はかなりあがるはずです。いうなれば5箇所解放できる寸法。しめしめ。
しかし、京楽さんは「解かれていても封印は封印」とばかりに
自由になってるはずの左目と足首の解放に使っちゃいます。
結局解放されたのはやっぱり三箇所。
だから藍染さまは少々の落胆と皮肉をこめて
「成程 君は相変わらずの様だ」と言ったんじゃないかな・・。
そして出たいかい?出したいのかい?
尸魂界の空気吸いたいかい?
ユーハバッハに潰される尸魂界の空気だと?とかいう大人の会話が始まって
(お互い素直になれないクセモノなんでここのとこの会話だるいわ)
結局出たいのか出たくないのかハッキリせんままに場面は霊王宮に。
まぁ京楽さんも藍染さまの封印を解くにあたって、無間の鍵を自らの心臓に埋め込む
(藍染さまが京楽さんを殺してしまえば無間の鍵は永遠に失われて
藍染さまはずっと出れないという保険ですな)
という覚悟を見せてみたり(見せられた藍染さまヤレヤレしてましたけどね。
京楽さんにじゃなくそこまでさせる四十六室に対してのようですが)
それにしてもひさびさの藍染さま、なんだか顔が幼くなった感じがします。
久保先生の絵柄の推移といえばそれまでなんですけど、
ひきこもったりして世間と隔絶されると、顔が幼くなるという話を聞いたことがあって
いうなれば藍染さま、最強の引きこもりをしてたわけで、だからちょっと幼くなったのかなって。
しかし、藍染さまを拘束しているアイテム、霊圧を消すのではなく
霊圧を藍染さまの近くにとどめて置くことしか出来ないらしく。
あまり藍染さまに近づくと強い霊圧で指が吹っ飛ぶようです。
うかつな無間のスタッフさんがうっかり藍染さまに近づいて指ふっとんでいました。
労災はおりるのかとかそういうことばっか考えてしまうぜ。
あと、地下深くの藍染さまを外に出すには、イスに座ってイスごと上にいくらしいんですけど
京楽さんはどうするんだろう。まさかこのイス二人乗りか?はたまた藍染さまの膝の上か?
というか、イスに座って上昇する藍染さんの勇姿が目にみえるようです。
|
■ |
A【解せぬということは視えなかったんだな】
場面かわって霊王宮。
真っ二つになったt霊王の体をミミハギさまというサージカルテープで
ひとつに繋ぎとめている状態。
それを見て「・・・よもや貴様自身に妨げられるとは思わなかった・・・」:という陛下。
「解せぬ・・・千切れた腕には最早霊王の意志は宿っておらぬと言う事か・・・」
いや解せぬのは我々ですわ。
なんすか?霊王自身はやはり消える、消えたいのが意志というわけなの?
それをかつて千切れ落ちた右腕が戻ってきて霊王を「生かそう」「残そう」としているのが
陛下には予想外・・視えてなかった事象のようです。
しかし、だからといって霊王が滅しかかってるのにはかわりなし。
その右腕ごと消し飛ばせばよい、と、右手を構える陛下。
なんだろう陛下。剣じゃなくて手をかまえて、掌からビームでもだすんか陛下。
出ませんでしたけどね。
ベリたんが止めたから!なんかぼわっとは出たけどベリたんが止めたから。
その隙をついて夜一さん、楓の紋(四楓院の紋かな?)のお札を飛ばして
霊王に術式を仕掛ける模様。
夜一「この得体の知れぬ黒いものは其奴が言うには霊王の腕!」
「此奴が霊王の死体にしがみつく事でどうやら尸魂界は安定した ならば」
「この姿のまま新しい霊王として留め置く!」
紋は固定の術式のためのものなのでしょう。
しかし、まっぷたつの体を単眼の腕がかろうじて繋ぎとめ、
そして上から布がかぶされてるんですけど、
なんかおかっばヘアの単眼っ子に見えなくもない新霊王。しかもゼンマイで動きそう。
気になるのは、浮竹さんの力が尽きてもこの状態を保てるのかどうか。
ていうか、「死体」なんだ。
死体でも楔として据え置く歪さよ。やはり尸魂界はすこしおかしい。
陛下もおかしいですけどね。
B【宣戦布告の月牙天衝】
夜一さんの術式は着々と進んでいるようですが、
陛下はベリたんに止められたのが腑に落ちない様子。
というか、これも視えてたんちゃうの?
「霊王を斬ったのはお前だ」
「お前の中の滅却師の血は霊王の存在を許せぬ筈だ」
いや、大丈夫だと思うわ。
滅却師にとって毒であるはずの虚の力も許容して持ってるベリたんですもの。
それに許す許さないと、陛下を止める止めないの問題は別の次元の話なのねん。
だから止めるんです。
全部護るためにベリたんは来たわけですから。
まぁ、霊王斬っちゃったのはちょっと計算外でしたけどね。
陛下「全て護るか 傲慢だな 自分以外にはそれが出来ぬと思っているのか!」
べり「俺以外の誰かにできたとしても 俺がやらずに逃げていい理由にはならねえんだよ!」
・・ああ、ベリたんが主人公らしいこと言ってる。うんうん。そうだね。頑張れベリたん。
しかし、なぜここで月牙天衝を撃った?
どこに撃ったん?少なくとも陛下にはまったく効いてない。
つまりこれは宣戦布告の月牙天衝なのでしょうか。
「ユーハバッハ ・・・俺があんたの血を引いてることは聞いた」
「それが何だ」
「そんな事で 俺はあんたの思い通りにはならねえ」
まぁ霊王斬っちゃいましたけどね。あれはあれね。もう忘れてあげなきゃ・・。
陛下「・・・思い通りにはならぬか」
「笑わせる」←多分ここで陛下(霊王斬ったくせに斬ったくせに)とか思ってるんだろうな。
「・・・思い通りになるかどうかは・・・」
「私のこの眼が決めることだ」
だからその眼、こわいんですってばよ。
|