鰤541話からのらくがき。


【THE BLADE AND ME 2】

このサブタイはコミックス8巻66話のサブタイと同じ。
8巻は表紙、斬月のおっさんが逆さになってるあれで、
ここをご覧になってる方ならもう多くは申し上げなくても
お分かりいただけているものと思います。

どこをどう描いていいのかもわかりませんでした。

ベリたんの泣きそうな驚きの顔と(背景の横になった空が綺麗)、
さっきまで晴れていたのに次の瞬間土砂降りになるベリたんの精神世界と
あと、
涙し崩れていく斬月(のふりをしていた千年前のユーハバッハ)のおっさんと。

【斬魄刀のふりをして】
ベリたんの中に内在し、死神の血を引くベリたんをけして「死神」にはさせないでいようというのが
この千年前の滅却師の思惑。
ベリたんが死神になってもなお斬魄刀のフリをしてその核となり
そうしていくちに、死神として強くなっていくベリたんに添って副うようになっていった・・・
という「斬月」のおっさんに
「逆ストックホルム症候群」
という言葉もよぎり、あと、ちょっと違うのですが
俺の思っていることを言い当てたらお前を食べないでいてやろう
といったライオンの話を思い出しもしました。
あれ?太らせて食べようとか思って育てているうちに情が移ったライオンだっけ?
なんだろう。宮西さんの「おまえうまそうだな」とか。これもいろいろ違うのに。

どういう形であれ、「護りたかった」んでしょうね。
死神になったら怪我をしたりするし死ぬかもしれない。
そんなことも含めていろいろから。


【ユーハバッハ≒「斬月」のおっさん】
斬月だったおっさん・・かな。
どっちでもいいけど。

HeLa細胞ってあるじゃないですか。
詳しいことはぐぐっていただいたらいいんですが、
ある女性(HeLaの名前はこの女性から:頭文字的な)
から採取されたガン細胞のことで、
ガン細胞なもんだから簡単にいうと増える一方で死なない。
きっと今もどっかの培養液、シャーレの中で増えてるはずですが、
当の女性はとっくにお亡くなりになっています。
そんな女性はもうとっくに居ないです。


でも、それなのにその女性の細胞は(ガン化してるけど)今も生きてて
増えていってる。これからも増えます。ガンガン増えます。ガンだけに。
今現在、細胞レベルでいうと彼女は生きているの?死ンでいるの?
というロジック。
もはや染色体そのものからしてその女性とは似ても似つかない
様相を呈しているにもかかわらずです。
元の女性の細胞≒HeLa細胞ということですね。


これと同じようなことが千年前、ユーハバッハさんに起こったらとか考えました。
(ユーハバッハさんがガンになったかどうかは知らんですよ。
HeLa細胞の話はたとえ話のひとつとして書かせていただきました)
そう、斬月のおっさんはだから
ユーハバッハさんであってユーハバッハさんではない。
違う理に支配されるものに成り果てることも。
千年という時間がそれをまた十分に可能にするのではないかと。

しかしガン細胞の話を持ち出すまでもなく
進化の話をしてもよかったですね。まぁ千年じゃ進化のスパンには短いですが。


【俺はまだ・・・・・・】
「聞きたいことがあるんだ」
か?
「納得してねぇ!」
か?
違う気がする。

「ありがとうってちゃんと言ってねぇ」
なんじゃないかなとか。
甘いかな。




そして斬月さんが消えていったあとに
炎?に包まれた刀が。

これが本当の「斬月」。





炎に包まれている→この新しい斬月は炎属性(山じいの刀と同じ属性)?
ただ演出で神々しさを出すためにメラメラしている?
のかわかりませんが・・

次週まで長い。


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